TL;DR

  • 本ノートに記載のSORA v2の内容は、現時点では提案中のステータスです。最終的には、コミュニティーの投票により、本内容が実現するか決定される予定です。
  • ERC-20 XORトークンの供給は、SORAv2のリリースまで350,000に制限されています。
  • SORA v2トークンは、価格関数が増加するトークン結合カーブ・メカニズムを利用したトークン経済モデルが提案されています。これは、トークンの供給が増えると、価格も上がることを意味します。
  • トークン結合カーブ・メカニズムはリザーブを保持し、XORトークン市場に流動性を提供します。
  • 暫定的に、STKと呼ばれる新しいステーキング報酬トークンが提案されています。
  • EthereumにおけるERC-20 XORトークンの取引は、SORA v2 XOR トークンの最初の供給になります。 ERC-20 XORトークンホルダーは、エアドロップされたSTKも受け取ります。
  • SORA v1トークンはリブランドされ、DAO構造になることが提案されています。これによってSORAv1トークンの供給により、SORAv2トークンが希薄化することを防ぐことができます。 SORAv1トークンホルダーは、保有するトークンの価値を受け取ります。

バックグラウンド

令和元年10月17日、SORA v1 Networkがローンチされ、約1,618,033,988 XORが発行されました。 令和2年3月に、約350,000のXORがSORA v1ネットワークからEthereumネットワークに移動され、Uniswapで取引が開始されました。 Uniswapでの取引開始の目的は、予備的な価格発見を行い、Ethereum Networkのユーザーを招き入れSORAコミュニティを形成することでした。しかし、私たちのテクノロジーが向上したことで、新たな野心的なタイプのトークンエコシステムを形成する可能性がでてきました。私たちの中期的な目標は、コミュニティに価値をもたらすことにありますが、SORA経済システムを分析した結果、国家の枠組みを超えた世界経済システムを実現するという長期的な目標を抱くようになりました。

このシステムを実現するために、私たちは「SORA:The New Economic Order」を提案します。これは、SORAネットワークとSORAトークン経済モデルへの大幅かつ重要なアップグレードです。このアップグレードは、SORAコミュニティによる批准を得るための投票が行われますが、これは人類に価値を追加できるシステムだと私たちは確信しており、その採用を強く支持します。

ソラノミクス

SORA経済システムの主要な論点は、暗号資産経済システムが、現代の中央集権的なシステムに対抗するためには、合理的な経済モデルが必要であることです。合理的な経済モデルを作成するために、私達は平成29年にこの旅を始めて、さまざまな経済理論の調査を行いました。この間に、私たちは平成30年にエコノミスト(山口洋景氏)を採用し、モデルのいくつかの重要な部分で協力を得ました。

結論としては、経済におけるマネーの配分の変化こそが、その経済を成長させる必要かつ十分な決定要因であことを示唆する実証的証拠が大量にあるということでした。これは、リチャードワーナーの「マネーの分解数量理論」で示され、フィッシャーの「交換の方程式」(MV = PY;これを検討する良い方法は、MVが需要サイドの観点から見た名目GDPに等しいのに対し、PYは供給サイドの観点から見た名目GDPに等しい)を実体取引(R)および金融取引(F)に分解したマネー理論の中で示したものです:

Where:

V := マネーの速度

M := マネーの量、金額

P := 物価指数

Y := 商品/サービスの生産量

Q := 需要

上記の方程式を力学式として考えると理解に役立ちます。つまり、マネーの量‘M ’が方程式の左側で変化する場合、バランスを取るために右側でいくつかの変化がなければならないということです。(これはVが通常、大規模経済でかなり安定しているためです)。実体経済での取引では、これは、流通する新しいマネーが、この新しい購買力を消費する新しい財やサービスによってバランスが取れていること意味します。しかし、金融取引の場合、流通する新しいマネーによって新しい財やサービスが生み出されることはないため、それを補うために資産価格の上昇することになります(これは、経済システムにとって望ましいものではありません)。さらに、新しい財やサービスの生産のためにMを拡張することの重要性を理解することも重要です。 下村が広範囲にわたって書き、栗原がシンプルに濃縮した「線形計画モデル」では、新しい財やサービスのためにマネーの量を拡充すると、潜在資源(特に人的資源)が動員され、生産活動のための新たな資本の創出によって、既存の資源がアップグレードされます。この結果、経済生産量が拡大することになります。

これが意味することは、SORAが成功した分散型経済になるためには、我々は新しい財(ワインなど)またはサービス(分散型取引所, DEXなど)を創造するための新しいトークンを作る必要があるということです。これは常に私たちの目標でしたが、SORA v1ネットワークでは流動性に問題があったため、経済システムのブートストラップは遅いという問題がありました。このため、プロジェクトがトークンを正常に使用できるように、XORトークンの流動性と価格についての保証(またはフォワードガイダンス)を持つような、新しいモデルが必要でした。

これは、我々のエコノミスト、山口の平成30年の研究成果ですが、彼は、トークン結合カーブ・メカニズムを使用して、経済におけるXORトークンの発行とバーンを自律的に管理することを提案しました。つまり、人間の関与なしにトークンの供給を管理するモデルを見つけました。これにより、従来の経済の好景気・不況の問題や、暗号資産のデフレ経済を回避するシステムが実現します。

トークン結合カーブ・メカニズム

トークン結合カーブ・メカニズム」は、いくつかのトークンを入力して受け入れ、対価として新しいトークンを発行するスマートコントラクトです。考えられるバリエーションは非常に多く、これはエキサイティングな研究分野ですが、SORAでは、Buy-price関数とSell-price関数の2つの線形関数からなる単純なモデルを使用します。

SORA v2メインネットでのXORトークンの供給は、受け入れ可能な流動性のある暗号資産によって支えられており、XORトークンの各ネットワークトランザクションは、コミュニティによって決定されたレート(例:0.01–0.10 USD相当)の少額の手数料が発生します。「トークン結合カーブ・メカニズム」でXORトークンを購入するには、受け入れ可能な通貨の1つを使用する必要があります。ローンチ後には、トークン結合カーブ・メカニズムからXORトークンを購入するために使用可能なトークンとして、これらのトークンが選択肢となる予定です。

  • DOT(ローンチ時)
  • KSM(ローンチ時)
  • BTC
  • ETH
  • USDT
  • USDC
  • TUSD
  • DAI
  • VAL
  • PSWAP

トークン結合カーブ・メカニズムはPolkaswapに直接組み込まれるため、上記の取引ペアのいずれかに対してXORトークンの二次市場価格が上回ると、トークン結合カーブ・メカニズムが自動的に実行されて新しいXORトークンが流通し、購入通貨の20%がXORトークンを買い戻してバーンするためのプールに使われ、購入通貨の80%がトークン結合カーブ・メカニズムにリザーブされます。リザーブが複数の通貨のバスケットであるため、将来のシステムリリースでは、さまざまなトークンで流動性を提供するために、リザーブされている通貨間でバランスを取る方法を提供する必要があります。 SORA経済モデルとPolkaswapの密接な統合により、このプロセスは将来のある時点で自動化することになると私たちは予測しています。

Buy-price関数は、発売時のUniswap XORトークン価格に対しディスカウントされた価格(メインネットローンチ時のSTKの初期価格を考慮)から始まります(ただし、現在あなたがERC-20 XORトークンを保有していても慌てないでください。新しいトークン、すなわち、これを補うERC-20 XORトークン保有者に対しエアドロップされるSTKがあるので、読み続けてください!) Buy-price関数はオラクルを使用して、XORトークンの現在の価格を発見します。Sell-price関数は、Buy-price関数よりも20%低くなります。Buy-priceとSell-priceの間の20%のスプレッドは、トークン結合カーブ・メカニズムのプールに格納され、XORトークンを買い戻してバーンするために使用されます。バーンされたXORトークンの半分は、SORA v1 DAOを介して開発資金に充てられ、SORA v1ユーザーがSORA v2経済に貢献するのを支援します。残りの半分はプールに格納され、プロジェクトへの資金提供に使用されます。新しいSORA議会(将来の記事で説明する、複数の議決機関で構成される統治システム)は、SORA経済モデルに従って、これらのXORトークンを合理的に配分し、SORAエコシステムで新しい財とサービスを生み出すための元手と支援を行います。作成されたすべてのXORトークンは無償でSORA議会に引き渡され、議会はトークン結合カーブ・メカニズムを使用してトークンの供給を管理します。具体的には、SORA議会の常設機関であるFinancial Markets Authorityが、プライマリーマーケットメーカーを介してXORトークンを売買する主体になります。

トークン結合カーブ・メカニズムは本質的に無限の流動性提供機能のある分散型中央銀行であるため、価格はそれぞれBuy-price関数とSell-price関数を上回ったり下回ったりすることはできません。 SORAプライマリーマーケットメーカーはPolkaswapに組み込まれ、対象の価格レンジに入ると自動的に実行されるからです。さらに、トークン結合カーブ・メカニズムの価格関数は上向きに傾斜しているため、トークンの供給量に応じて価格は上昇します。これにより、以下のような特性が得られます。

  • 需要に合わせたトークン供給の自律的管理(Elastic Supply)・トークン結合カーブ・メカニズムは、市場の需要を満たすために自動的にXORトークンを発行およびバーンします。これは、システムが変化するニーズに対応できるため、トークン経済の持続可能な経済成長と価格の安定を保証します。
  • 価格計算機能・トークンの供給量の変化に伴い、主要市場におけるトークンの売買価格が増減します。したがって、これは固定為替レートシステムではありません。Buy-price関数の開始価格はSORA v2のローンチに合わせて決定され、5000 XORトークンが販売されるごとに0.01USDずつ増加する予定です。
  • 継続的な価格のダイナミクス・トークンNの価格がトークンN + 1よりも低く、トークンN-1よりも高い場合、特定の買いまたは売り注文に対して作成されたトークンの数を計算するには、積分計算が必要です。
  • 深く機動的な流動性の提供・トークン結合カーブ・メカニズムのスマートコントラクトは取引のカウンターパートであり、常に十分な買い戻し準備金を保持しています(投資家が現在の売り価格でトークンを売りたい場合)。

SORAトークン結合カーブ・メカニズムベースの経済設計に固有の特性:

  • プライマリーマーケットとセカンダリーマーケットの分離:プライマリーマーケット-発行/引き出し、セカンダリーマーケット・為替レート、裁定取引。
  • トークンが初期段階にあり、その経済が世界の名目GDPのほんの一部(令和元年時点で88兆USD)である間に、ポンプアンドダンプ・市場操作攻撃の影響を緩和します。
  • トークン結合カーブ・メカニズムは、XORトークンの初期の購入者に報い、口コミによるマーケティングを促します
  • XORの分散型金融政策は、当局による濫用からの保護とユーザーに対する完全な透明性を提供します
  • プライマリーマーケットの買い戻し準備金は、市場を操作する政府または空売り業者の能力を制限します。
  • 全体的なインセンティブメカニズムは、すべての利害関係者の利益を調整し、グローバルな分散型自律経済組織としてのSORAエコシステムの継続的な開発を維持するのに役立ちます。
  • Sora v2通貨システムは債務に裏付けられたものではなく、または、今後債務を発生させるものでもありません。新しいトークンは常に民主的な監督の下で配分されます。これは、現代の経済システムにおける持続不可能な好景気と不況のサイクルを排除するために機能します。

セカンダリーマーケットでのbid/ask価格は、トークン結合カーブ・メカニズムによって課される一定の価格範囲に制限されます。したがって、トークン結合カーブ・メカニズムによって提供される現在の売買価格は、マーケットの下値抵抗線と上値抵抗線、または、取引市場におけるXORトークンの信頼範囲を提供します。

価格の不確実性と見通しの不透明性が、決済に暗号資産が採用しづらい現状の主な原因となっています。 しかし、パブリックブロックチェーンでリアルタイムのトークン供給データが利用可能であり、世界的に知られているトークン結合カーブ・メカニズムがあれば、すべてのユーザーがトークンの価格に関連する現在の見通しを観察し、将来の価格水準について情報を基に予測を立てることが可能になります。 以下に示すように、トークン結合カーブ・メカニズムによって提供される買い/売り価格と、セカンダリーマーケットでのbid/ask価格は、連動して継続的に変化します。このように、XORトークンの供給可能性と、トークン結合カーブ・メカニズムの特性は、XORトークン為替レートに関するビルトイン・フォワードガイダンスとして機能します。これは、トークン売買市場の初期段階で、不確実性を軽減し、その価値の保存性を高めます。 XORトークンに基づく自己循環経済が成熟すると、トークン結合カーブ・メカニズムは緩和されるか、またはもはや不要なものとして解除される可能性がありますが、これは数十年先のことになりそうです。

SORA経済はその初期段階にありますが、トークン結合カーブ・メカニズムはXORトークンの価値保存性を維持する上で重要な役割を果たします。 トークンの価格変動の信頼範囲を設定できることで、決済においてXORトークンで支払いを受け入れる際の心理的な境界線を低くすることができます。 トークン結合カーブ・メカニズムは、その提供価格が継続的に変化するため、固定為替レートメカニズムではありませんが、その政策の理論的根拠は、特に発展途上国における中央銀行による外国為替市場の介入と類似しています。

XORトークンはフォワードプライスガイダンスを持つ安定したトークンになりつつあるなか、エコシステムの成長と利用に関連する価値を持つ新しいトークンが登場する予定です。このトークンは暫定的にSTKと呼ばれ、SORA v2ネットワークに参加するバリデーターにインセンティブを与えるステーキング報酬トークンです。経済的には、これによりSTKの価格動向が市場参加者の選択を明らかにすることができるので、市場としての長期および短期のセンチメントを決定する機能を果たします。

STKトークンは、ステーキングの報酬としてバリデーターとノミネーターに与えられます。 STKはそれ自体が複雑なモデルであり、SORA v2ネットワークでのステーキングと検証のための初期ルールとパラメーターとともに、今後の記事で明確に説明します。

SORAv1→SORAv2移行計画:基本想定図

SORA v2ネットワークは、技術的にも経済的にも大きな変化をもたらします。 SORAv1ネットワークがHyperledger Iroha v1を使用するのに対し、SORA v2ネットワークはHyperledger Iroha v2を使用し、KusamaおよびPolkadotネットワークへのパラチェーン仮想ブリッジも提供します。これにより、XORトークン、STKトークン、およびSORAネットワークの他のトークンが、ブリッジコントラクトを使用して、Polkadotエコシステムの他のブロックチェーンやEthereumに移動することができるようになります。

説得力のある技術的ビジョンに加えて、SORAv2では実行中のネットワークの経済モデルを完全に変更することが求められています。上記で説明したように、すべてのSORA v2 XOR トークンは、トークン結合カーブ・メカニズムのリザーブによって支えられます。現在多くのSORA v1 XORトークンが存在するため、これらを直接SORA v2ネットワークに移行することは困難です。その代わりに、SORA v1 XORトークンは別のトークンに変換され、すべてのSORA v1 XORトークンはDAO構造に格納されます。 今後の記事では、DAOのこの構造、ルール、目的、およびSORAエコシステムの潜在的な利点について詳しく説明します。

要約すると、移行計画の主要な部分は次のとおりです。

  • SORA v1ネットワーク上のXORトークンは、DAO(分散型自律組織)を構成するトークンに変換されます。このとき、所有者は変換されたXORトークンの名前を別のトークン名に変更することができます(仮に「XV1」とします)。トークン結合カーブ・メカニズムのマージンの半分が、このDAOに供給されます。 このDAOの構造、機能、ルールはそれ自体が深いトピックであり、この詳細な説明をする別のドキュメントの執筆が予定されています。 ただし、この提案の重要な含意は、SORAv1ネットワークXORトークンが、その次世代となるSORAv2ネットワークXORトークンによって希薄化されないことです。SORAv2ネットワークXORトークンが発行された場合、従来のSORAv1ネットワークXORトークンの所有者は、自ら保有するトークンが「XV1」に変換され、価値と自己決定的なガバナンスへの参加権を受け取ります。 このDAOでは、トークン結合カーブ・メカニズムに入力されるトークン全体の1割を使い、二次流通市場でSORAv2ネットワークXORトークンを自動的に購入し、従来のSORAv1ネットワークXORトークンの保有者に、v2ネットワークXORトークンを配布します。この仕組みによって、従来の旧トークンの保有者にも、その価値の一部を保護することができます。
  • すべてのERC-20 XORトークンは自動的にSORA v2 XOR トークンになります。この初期供給は350,000 XORトークンに制限されます。ローンチ時にはプライマリーマーケットメーカーのリザーブで支えることができないため、トークン結合カーブ・メカニズムは、最初にリザーブを構築することを優先します。
  • すべてのERC-20 XORトークンホルダーは、スナップショットイベントで保持する各XORトークンに比例して、SORA v2ネットワークの起動時にSTKが投入されます(後ほど定義しますが、SORA v2ネットワークのローンチ時を予定しています)。 つまり、ERC-20 XORトークンホルダーは、STKおよびSORA v2 XOR トークンを保有することになります。はっきり言って、ERC-20 XORトークンは何も変わりません。

新しい明日に向けて

分散型P2P経済システムが広く採用されておらず、洗練されていない理由の1つは、中央銀行または民間銀行を経由して弾力的に供給される資本にアクセスできないことにあります。中央銀行の概念を分散させることで、ブロックチェーンネットワークは、価値のある生産者や必要なインフラストラクチャや公共財に資金を供給するための資本を創造し、配分することができます。 相互運用可能なテクノロジーにより、SORAはブロックチェーンの世界の分散型中央銀行となり、新しくエキサイティングなアプリケーションの開発に資金を提供することができます。

SORA:新しい経済秩序の提案は、後日、SORAアプリを使って、コミュニティが投票により批准することが予定されています。 Vox populi、vox Dei。

暫定的なタイムライン

今年後半にSORA v2テストネットを立ち上げ、今年末または来年初めにメインネットワークを立ち上げたいと考えています。

FAQs

SORA v1ネットワークXORトークンを持っていますが、このv1 XORトークンはどうなりますか?

  • すべてのSORA v1 XORトークンには、v1XORトークンとユーザーの周りに確立される新しいDAOのルールに応じて、新しいティッカーシンボルが与えられます。このDAOは、SORA v2 XORトークンの供給やネットワークに影響を与えることなく、新しいガバナンスシステムを使用する機会を提供します。この関係について考える良い参考例は、KusamaとPolkadotに似ています。つまり、一方のユーザーグループが他方よりも試作的でダイナミックです。(ただし、この場合は、両方のグループは同じ物理ネットワークを使用することを想定しています)。v1 XORトークンの価値の源泉はトークン結合カーブ・メカニズムから入金されるトークンの10%をSORA v1 DAOに配分することです。この配分により、どのような利用が可能となるかは将来の記事で説明する予定です。

SORAアプリのウォレットにトークンがあります。保管する必要がありますか?

  • はい、SORAアプリのウォレットを安全に保存し、パスフレーズを紛失しないようにしてください。これらのトークンは、SORA v1 DAOの新しいトークンに変換されます。

SORA v2 ネットワーク XORはどのように作成されるのですか?

  • メインネット内でXORトークンを作成するには、その作成時にメインネットのXORトークンの価値に対応する裏付け資産が必要になります。これには裏付けとして許容できる「ハードカレンシー」を使用します。現在のところ、適切なハードカレンシーは、BTC、ETH、USDT、USDC、TUSD、DOT、KSM、DAIであると予想されています。さらに、350,000の ERC-20 XORトークンが、SORA v2ネットワークXORの初期供給になります。

コミュニティメンバーはどのようにして、このSORA v2に対する提案を承認することができますか?

  • 要約された提案を支持したいメンバーは、近日中にSORAアプリで実装される投票機能を使用して賛成または反対の投票を行うことができます。 SORA v2ネットワークの規約を含む詳細情報は、後日発表されます。

SORA v1で投票されたプロジェクトは、XORトークンを受け取りますか?プロジェクトに投票したユーザーはXORトークンを受け取りますか?

  • 一部のプロジェクトは、SORA v1 XORトークンの配布が約束されているため、制限付きで配布されます。配布が行われると、プロジェクトに投票したユーザーは、配布された金額の1%分のXORトークンが、ランダムに配布されることになります。

SORAのプロジェクトを提案するにはどうすればよいですか?いつできますか?プロセスを教えてください?

  • プロセスは、SORA v2ネットワークのローンチ後にご説明いたします。

PSWAPとは何ですか、それはSORAにどのように影響しますか?

  • Polkaswapは、SORAネットワーク上に構築された非管理型AMM(Automated Market Making)DEXです。 Polkaswapは、流動性プロバイダーにインセンティブを与えるための独自のトークンPSWAPを持ちます。 Polkaswapのガス料金はXORトークンで支払われ、UniswapのETHと同様に、流動性もXORトークンで提供されます。 XORトークンは安定性が高く(恒常的な損失は最小限に抑えられます)、流動性が高く(トークン結合カーブ・メカニズムのマーケットメーカー機能のため)、他のPolkadotのエコシステムプロジェクトの間では中立的ですが、DOTとKSMをリザーブとして使用するため、Polkaswapの流動性供給に有用なトークンとなります。

他のプロジェクトはSORAネットワーク上で構築されますか?

  • SORAネットワークは、無数のアプリケーションのための効率的で効果的で効果的な、パーミッションレスネットワークになります。当初、これらのプロジェクトの多くはおそらく分散型金融の「DeFi」指向のものと思われますが、時間の経過とともに、物理的、およびデジタルの両方で、多くのプロジェクトが出現することを期待しています。

私たちはSORAノードを稼働できますか? どのくらいのXORトークンが必要ですか?いつ稼働できますか?

  • はい、SORA v2ネットワークでバリデーターを実行できます。このシステムは、指名されたプルーフオブステークと同様のシステムで、バリデーターはXORをステークした後、他の人が指名する必要があります。具体的な数字や、定額制かオークション制かはまだ検討中で、今後の記事で詳しく説明する予定です。

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