Satoshi Terajima
SQUEEZE Inc.
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7 min readJun 6, 2019

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第二回SQUEEZE開発合宿を行いました!

@meganehouser です。2019年4月15日(月)・16日(火)の1泊2日で行なった第二回SQUEEZE開発合宿のレポートをお送りします。

合宿の会場として使わせていただいた「お山のえんどう」の前にて集合写真

開発合宿のテーマ

今回の開発合宿では、チーム開発の生産性をアップすることをテーマとし、以下を具体的な目標として設定しました。

チームの親睦を深める

SQUEEZEではモバイルワークを積極的に推進している為、東京のオフィスだけでなく長野や神戸で働いているメンバーもいます。オンラインでは毎日コミュニーケーションを取っていますが、開発合宿で物理的に集まって作業することでより親睦を深めることを目指します。

更に、合宿終了後はこれまで以上に円滑なコミュニケーションをとる事ができる環境を期待します。

集中できる環境で生産性を上げる

普段は打ち合わせや問い合わせ等、開発以外の業務が発生します。合宿では静かで割り込みの入らない環境で作業に取り組むことで、集中力を高め、生産性アップを図ります。また、異なる環境から刺激を受け、発想を豊かにし、作業にフィードバックしていくことも期待します。

開催場所

前回の開発合宿では民泊にて開催しましたが、今回は通常の宿泊施設にて行いました。
食事の準備など本来の目的以外の作業に時間が取られたり、参加メンバーが大幅に増えた(前回6名→今回12名)事が変更の理由です。

宿泊施設は、新幹線佐久平駅(長野県)から車で40分ほど行った山中にある「ペンション お山のえんどう」をお借りしました。
長野県立科町は開発合宿・ハッカソンの開催を誘致する事業「立科WORK TRIP」を行なっており、この施設でもプロジェクターやWiFi等、開発に必要な設備を無料で借りることができます。

また、今回はオーナーのご厚意で施設を貸切で使用することができました。

ペンション お山のえんどう
https://www.oyamanoendo.jp/index.htm

作業の様子

偏愛マップによる自己紹介

会場に着いてまずは、ランチを食べながら各自偏愛マップを使った自己紹介をしました。偏愛マップとは、自分の好きなものを1枚のスライドにまとめたもので、普段一緒に仕事しているメンバーでも、意外な共通点があったり、知らなかった一面が見えてきたりします。

個人的には、村上春樹を読んでいるメンバーが私の他にも何人かいることがわかって嬉しかったです!

偏愛マップでメンバーの趣味嗜好があらわに。

和気あいあいと盛り上がり、とても良いアイスブレイクとなりました。

モブプログラミング

いくつかのScrumのチケットを取り上げ、モブプログラミングを行いました。実際には、プログラミングではなく、複雑化したユーザーロールの仕組みのリファクタリング方針や、新機能の設計方針について、複数人で検討しました。

途中プロダクトマネージャーのShuyu Changから現状の設計の解説を挟みつつ、方針について活発に議論し、方向性を決定しました。

私もモデル間の関連で誤った認識をしていたことに気づくことでき、ドメイン知識を共有する面でも有意義でした。

モブプログラミングの様子。

各自の開発

各自でScrumのチケットを進めていきます。各自、担当のチケットを黙々と進めたり、普段モバイルワークで遠隔にいるメンバー同士でペアプログラミングしたり、思い思いのスタイルで作業を進めました。

普段はモバイルワークのメンバーとペアプロ。と、静かな環境で黙々と作業するメンバー。

また、SQUEEZEでは、大きめのPRや複雑な機能PRでは、実装者とレビュアーを数人集めてレビューを行う試みを行っています(通称「モブレビュー」)。合宿でもモブレビューを実施することで効率よくPRをReviewedにできました。

モブレビューの様子。複数人で集まってどんどんレビューしていきます。

suitebookロードマップの共有

プロダクトオーナーから弊社サービス「suitebook」のロードマップおよび今年度の実装機能の発表がありました。

これからのサービスの方向性、業界で獲得したいポジションなどの背景をメンバー全員へ共有することで、サービス開発へ臨むベクトルを揃えることができたと思います。

まとめ

非常に楽しい合宿になりました!やはり普段オンラインではコミュニケーションを取っているものの、雑談などの業務以外のコミュニケーションは不足しがちです。一堂に会して直接会話することは、チームの一体感を深め、今後のより良い開発に繋がっていくと感じました。

朝会(デイリースクラム)もチーム全員で顔を合わせて行うと新鮮。
みんなでテーブルを囲んで美味しいご飯をいただくのも開発合宿の魅力。

また、大自然に囲まれた環境も素晴らしく、静かで空気がよく気持ちよく作業することができました。合宿ではなくとも、こういった環境に出かけてモバイルワークするのも良さそうです。

作業に疲れて散歩に出ると、素晴らしい自然が広がっていて心身ともにリフレッシュ!

次回の開発合宿に向けて

より良い開発合宿に向けて、アンケートを実施しました。

よかった点

  • 合宿を通して食事は美味しくてボリュームがあり、素晴らしかった。
  • とても雰囲気がよく、フレッシュな感じだった 。
  • 貸切のため、周りを気にすることなく作業に集中できて良かった。

問題点

  • 作業内容がScrumのチケットなので、いつもと変わらない。普段と違う場所で、一緒に集まる機会が少ないメンバーが揃うので普段できないことの比重をもっと増やしても良さそう。
  • コンビニが車で30分くらい行かないとないので物資の供給が困難だった。とはいえ、静かな環境とはある程度トレードオフなのでこれはこのままでも良いかもしれない。
  • 1泊2日だと、両日とも交通に時間を取られるため、2泊3日以上が良い。

告知

SQUEEZEでは、一緒に開発合宿をよりよくしていくメンバーを募集しています!!

募集要項は下記をご覧ください。

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Satoshi Terajima
SQUEEZE Inc.

Excelおじさんを卒業したPython + TypeScript おじさん。ハウスとよさこい踊る。隠れF#er。たまにRustacean。すごいHaskell本原書読む会やってます。