Astar Crowdloan Eventの詳細な参加方法について

Shoji
10 min readNov 4, 2021

これまで3部にわたって、Astar Crowdloan Eventについてご紹介してきました。
今回は、それらを踏まえて、具体的な参加手順についてご紹介していきたいと思います。なんとなくめんどくさそうだなと感じている方にとってもわかりやすいよう書きましたので、ぜひ最後までお付き合いください!

※Astarの公式Crowdloanページからの参加は11/5深夜頃開始いたしました。また、クラウドローンにはCEX(中央集権取引所)等からも参加可能です。

Astarの公式Crowdloanページ

クラウドローンに参加するには?

  • 公式ページから参加する(11/5日にオープン予定)
  • 取引所から参加する
  • ウォレットから参加する
  • パートナー経由で参加する

以上の通り、様々な方法が可能です。しかし、ボーナス受け取りの条件などが変わったりしますので、各サービス提供者にご確認ください。
以下で、細かくご紹介していきます。

公式ページから参加する ※推奨

Step1:Polkadot.js、及びDOTトークンのご準備

まずは取引所に登録し、DOTを入手します。
現在、多くの取引所でDOTが扱われており、Binance、GMOコインなどで入手可能です。
Binanceからの場合は画像の通り”buy crypto”から支払い方法を選択し、

日本円でのDOT購入は対応されていないので、USD等の支払いで、DOTをCrowdloanにロックしたい分より少し多めに購入してください。(crowdloan参加は最低でも5DOTからなので、ご注意ください。)
購入を終えると、”wallet”をクリックすると残高が確認できます。

そこで、右寄りの部分にある”withdraw”を選択します。
すると以下のような画面になり、Addressのところに後程生成するアドレスを入力すれば、送金ができます。

※その他USDT、BUSD、ETH、BTCなどでも取得可能です。

続いてウォレットの作成をおこないます。
初めに、Polkadot.jsの拡張機能をインストールします。(Chrome/Firefoxに対応)
拡張機能を起動し、真ん中の+ボタンを押すと”Create new account”が表示されるのでそれをクリックします。

ニーモニックシードを紙など、人の目に触れない場所に記録し、大切に保管します。(絶対に誰にも共有しないでください)
アカウント名とパスワードを設定します。これでアカウントの作成ができました。
続いて、この拡張機能のウォレットに先ほど入手したDOTを入金します。
それぞれの取引所からこのアカウントのアドレスに送金するコマンドを実施してください。
この時、送信先のアドレスには、ネットワークとして”Polkadot Relay Chain”を選択した状態でのアドレスを入力してください。

これで入金が完了します。(取引所で送金コマンドを行なってから少々待ったのちに残高が以下の手順で確認できるようになります。)

Step2:Polkadot/Substrate Portalへのウォレットの接続

まずは、Polkadot/Substrate Portalにアクセスします。

画面左上のロゴの部分をクリックするとこのような表示になります。そこで、きちんとPolkadotのネットワークが接続できているか確認します。
そして、Polkadot.js(拡張機能のウォレット)との接続がうまくいっていればここで残高を確認することができます。(画面中央右寄り)

もし、ここで自身のPolkadot.jsにあるアカウントが表示されていない場合は、Polkadot.js側のネットワークの設定が先述のようにきちんと”Polkadot Relay Chain”を選択できているか確認しましょう。(それでも難しい場合はdiscordなどで質問してみてください。日本語のチャンネルもございます。)

Step3:実際にCrowdloanにDOTをstakingする。

Astar Crowdloan Eventの公式ページのイメージ

こちらにアクセスして、DOTトークンを保有しているアドレスを入力し、stakingしたい量を入力します。
そして、(なくても大丈夫ですが)リファラルボーナスを受け取れる場合はリファラルしてくれたアカウントのアドレスを入力します。
最後に、”stake now”のボタンを押せば、Crowdloan参加が完了します。

Crowdloan参加が成功しているかどうかの確認方法

こちらのページにアクセスいただくと、各パラチェーンのクラウドローンの進捗を確認することができます。

参加後しばらく時間が経つと”raised”欄の下に”my contributions”という文字が現れます。

そこをクリックいただくと画像のようにstakingされた金額が表示されます。

ここの金額が正しければ、確認は完了です。

※公式クラウドローンページから参加した場合のみ、こちらで確認可能です。

取引所から参加する

執筆時点でBinance, HuobiKrakenOKEXgate.ioKuCoinがCrowdloanのサポートを表明しています。すでに一部の取引所では専用ページがオープンしている模様です
ボーナス条件などが異なる場合がございますので、詳細については各取引所をご確認ください。

例)Binanceはすでにページがオープンになっています。

Binanceアプリの画面

ウォレットから参加する

Fearless walletなどがクラウドローン専用ページを作っております。
こちらはDOTの取得については、ウォレットが対応している取引所から行うこともできますし、他の取引所で入手して、ウォレットのアドレスに送金することもできます。
詳細については、こちらも各ウォレットサービスの方をご確認ください。

DeFiサービスから参加する。

Parallel FinanceEquilibriumなどが対応しています。
同様に詳細については各サービスをご確認ください。

以上の通り、参加手順について簡単にではございますが、ご紹介させていただきました。
ご不明点や不安な点等ございましたら、discord等にご参加いただいて確認いただくのが良いかと存じます。

終わりに

Astar Network(旧Plasm)は、Ethereum、WebAssembly、そしてZK Rollupsのようなレイヤー2ソリューションをサポートするPolkadot上のdAppハブです。Astarは、複数のブロックチェーンと仮想マシンをサポートするマルチチェーン・スマートコントラクト・プラットフォームを目指しています。Polkadot Relay Chainはスマートコントラクトをサポートしていません。だからこそ、Polkadotのエコシステムで構築したいと考えているすべての開発者にとって、これを可能にするパラチェーンがあることは重要です。Astarは、EVMをサポートするだけでなく、EVMとWASMのスマートコントラクトが共存し、相互に通信できるパラチェーンを作ることで、すべての開発者に最適なソリューションを提供します。また、Astarはレイヤー2ソリューションを初期から提供することで、スケーラビリティへのニーズに応えることができます。

Astarは、Gavin Woodsのビジョンの真の支援者であり、初期の頃からSubstrate上でチェーンを構築してきただけでなく、Astarは、Polkadotエコシステムの中で最も多くのWeb3グラントを獲得しており、その数は7件にのぼります。Astarは、私たちとPolkadotエコシステムの他のすべてのプロジェクトが、将来のWeb3.0のインフラストラクチャを構築していると信じています。

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Shoji

Ex : AstarNetwork (previously Plasm)/ ShidenNetwork / UTokyo blockchain assistant researcher