企業と個人の関わり合いが大事!?ソーシャルメディアトレンド2018年版!!!

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17 min readMar 8, 2018

ソーシャルメディアは、とてつもないペースで日々変化しています。

例えば、ストーリーというコンテンツ形式は、わずか1年でいくつかのメジャーなソーシャルメディアに取り入れられています。現在個人が投稿するコンテンツとして、最も人気のあるものの1つとなっています。3億人以上の人々がインスタグラムやWhatsAppで毎日ストーリーをシェアし、7000万もの人々がわずか半年前にリリースされたばかりのアプリ「Messenger day」に毎日投稿をしています。

こういった人気により、多くの企業もまた定期的にストーリーに投稿をしています。

ソーシャルメディア上で成功を収めるためには、グラフの頂点に居続けながら最新のソーシャルメディアのトレンドを理解する必要があります。今回は、2018年に皆様がソーシャルメディア上で成功を収める助けとなるような、トップメジャートレンドについて紹介していきます。

目次

1. 現在のソーシャルメディアのユーザーは数は約25億人

2. ソーシャルメディアのモバイル化

3. ソーシャルメッセージアプリがソーシャルメディアを追い越す?

4. ソーシャルメッセージアプリはビジネスに非常に有益

5. チャットボットが一般化

6. 企業はもはやソーシャルカスタマーサービスを無視している余裕は無い

7. オーガニックリーチと口コミリーチの衰退

8. ビデオはいまだに最も人気のコンテンツタイプ

9. UGCはリーチとエンゲージメントを増加させる

10. 企業はソーシャル広告により多くのお金を注いでいる

11. まとめ

1.現在のソーシャルメディアのユーザーは数は約25億人

ソーシャルメディアはその確かな規模と利用可能なデータ量により、皆さんがターゲットに接触する最も良い方法の一つです。

Statista社によれば、2017年は24億6000万人ものソーシャルメディアユーザーが存在し、この数値は上昇し続けています。今からわずか3年後の2021年には、その数は30億人以上になると予測されています。

ソーシャルメディアを使うことで、皆さんは莫大な数の潜在的顧客に無料で辿り着くことができます。それも普通の投稿で、あるいは少しのお金を払ってソーシャルメディア広告を利用することもできます。広告のターゲットを定めることで、皆さんは販売対象層や興味関心、過去の行動やその他諸々の要因に基づいて、特定のグループのオーディエンスたちに辿り着くことができます。

ソーシャルメディアが人気になる以前は、皆さんのターゲットであるオーディエンスに辿り着きエンゲージするための、そのような絶好の機会はありませんでした。この理由だけでも、企業経営の一部としてソーシャルメディアを無視できないことがわかります。

以下が6つのメジャーなソーシャルメディアの現在のユーザー数です。

・Facebook:毎月のアクティブユーザー数20億7000万人

・Instagram:毎月のアクティブユーザー数8億人

・Twitter:毎月のアクティブユーザー数3億3000万人

・Linkdin:メンバー数5億人

・Pinterest:毎月のアクティブユーザー数2億人

・SnapChat:毎日のアクティブユーザー数1億7800万人

2.ソーシャルメディアのモバイル化

私達は、スマートフォンに釘付けになっています。

フェイスブックは、100人を対象に家でテレビを見ている時の行動を調査しました。その結果、94%がテレビを見ている間もスマートフォンを手に握っていることがわかりました。さらにテレビから目を逸らす一番理由は、スマートフォンの使用でした。

またさらに多くの人々は、スマートフォンでソーシャルメディアを使っています。実際に、ソーシャルメディアユーザーの大半は、スマートフォンを通じてアプリで使っているのです。

・Facebook:月あたりのアクティブユーザー率は94%

・Instagram:モバイル版が先のアプリなので、多くのユーザーはスマートフォンでアプリを利用していると考えられるます。

・Twitter:月あたりのアクティブユーザー率82%

・Linkdin:60%のユニークな訪問者たちがスマートフォンを通じてLinkdinにアクセスしています。

・Pinterest:80%がスマートフォンから来ています。

・SnapChat:スナップチャットはモバイル版のアプリのみで、ウェブ版はまだリリースされていません。

こういった傾向は、「モバイル・フレンドリー」あるいは 「モバイル・ファースト」なコンテンツを作ることの重要性を高めます。例えば、スマートフォンの画面いっぱいに広がるように、あるいは四角や角が直角なビデオを作るといった、モバイル適正サイズのイメージを作ることです。

3.ソーシャルメッセージングがソーシャルメディアを追い越す

ここ10年でソーシャルメディアが急上昇してから、ソーシャルメッセージングの上昇は次の段階に入っています。

実はソーシャルメッセージングは既に、ソーシングメディアを上回っているのです。Business Insider社によると、上位4つのソーシャルメディアアプリ(フェイスブック、インスタグラム、ツイッター、Linkdin)の利用者よりも、上位4つのソーシャルメッセージアプリ(WhatApp、Messenger、WeChat、Viber)の利用者の方が多いのです。Facebookメッセンジャーだけで毎月13億人のアクティブユーザーが存在し、Instagramは公式に独立したダイレクトメッセージアプリを試行しているところです。

ソーシャルメッセージングの成長は、とどまるところを知りません。3年間2桁の成長率で上昇しているにも関わらず、モバイルメッセージの利用者は、依然として非常に高い率で上昇し続けています。

もしソーシャルメディアがビジネスにとって素晴らしい機会であるなら、その際にソーシャルメッセージングも無視することはできません。そして既にそれは企業にとって、莫大な利潤を見せています。

4.ソーシャルメッセージングはビジネスに非常に有益

かつて人々は電話でコミュニケーションを取り、その際にメールやソーシャルメディアを使っていました。今はそれがソーシャルメッセージングなのです。

フェイスブックは、メッセージングビジネスにとっての消費者達が優先順位を高く設定しているものを理解するために、14のマーケットに渡る1万2500人の人々のメッセージング行動を調査しました。わかったことは、メッセージングはこれまで以上に彼らの顧客とのビジネス的つながりを手助けしていました。消費者たちはメッセージングを使ってビジネスに関する問い合わせをし、アポイントメントや購入、フィードバックを生み出しました。

他に分かったこととしては、

・56%がカスタマーサービスに電話をかけるよりも、メッセージングを好んでいた。

・61%が企業から個人的なメッセージを受信することを好んでいる。

・50%以上がメッセージ機能の使える企業で買い物をしている。

フェイスブックはまた、メッセージングアプリを通じて企業が顧客に辿り着くことを、益々手助けしています。2017年には、Click-to-Messanger ads, Click-to-WhatApp ads, そして新しくFacebook広告に「メッセージ」を導入しています。

企業とコミュニケーションを取る消費者に好まれたやり方は、常に移り変わっていくのです。現在、それらはソーシャルメッセージングにシフトしているのです。皆さんの企業は、お客様からのメッセージを受信する準備はできていますか?

5.チャットボットが一般化

波に乗っているソーシャルメッセージングの潮流は、チャットボットをも引き上げています。

Facebook Messengerが成長するように、メッセンジャーにおけるボットの数も成長します、少なくとも1年以内に3万3000から10万以上は。WeChat、Slack、Viber、iMessegeそしてその他の多くのプラットフォームに、チャットボットは存在します。

Oracle社の調査によると、2020年までに世界中の現在のマーケターや営業職の80%は、ビジネスのためにチャットボットを使用しているか、あるいは使用する計画を立てるだろうとのことです。

マーケティング活動や支払い、カスタマーサービスなどのような幅広い目的のために、なぜチャットボットが使用されるのかを理解するのは簡単です。それらは、企業が多くの手動のプロセスをオートメーション化して設計し、莫大なコストの削減を享受できるからです。Juniper社の調査によると、チャットボットは2022年までに企業のコストを毎年80億ドルも抑えるようです。

求人サイトフロムエーのチャットボット

Business Insider社によると、チャットボット利用が消費者の側でも増加しています。18歳から55歳のアメリカ人の半分以上が、以前にチャットボットを使ったことがあるそうです。また消費者たちは、チャットボットとのやり取りを楽しんでいるようにも見えます。5000人を対象にしたLivePerson社の調査によると、38%の人々がチャットボットの経験を好意的に捉えていますが、一方で11%がマイナスな感情を抱いているようです。

6.企業はもはやソーシャルカスタマーサービスを無視するべきではない

かつてはカスタマーサービスは、お客様とカスタマーサービス代表者の間の個人的やり取りの場でした。ソーシャルメディアは、それを完全に変えました。

ソーシャルメディアプラットフォームの公的性質は、それらの会話をより表に出していくことです。Sprout Social社による1000人以上を対象にした調査によると、46%の応答は、大声でクレームを言う、あるいはソーシャルメディア上で企業の不満をぶちまけるといったものでした。さらに、ソーシャルメディアの再びシェアをできる特性上(リツイートなど)、そのような不満が拡散やシェアされる可能性がありました。

そのようなソーシャルメディアの投稿を無視することは、皆さんの企業にとって恐ろしい悪影響を孕んでいます。Sprout Social社によると、それらをソーシャルメディア上で避けた際に、30%の反応者は他の競争相手の企業に行き、26%はその企業の商品やサービスを利用することを避けるようになります。そのような結果は企業に責任があり、それこそがソーシャルメディアがカスタマーサービスにとってトップチャンネルである理由なのです。

一方で、これらのソーシャルメディアの投稿に返信することは、企業にとってもいくつかの良い効果があります。

・70%が皆さんの商品やサービスを使いたいと思うようになる。

・75%が自身のソーシャルメディアのプロフィール上で良かったことをシェアしようとするようになる。

・73%が友人と良かった情報を共有するようになる。

7.オーガニックリーチと口コミリーチは衰退している

2014年にフェイスブック上でのオーガニックリーチは、ちょうど1年前の12%から6%までダウンしました。フェイスブックが家族や友人の投稿を優先して表示するようにアルゴリズムを変更したことで、フェイスブック上のオーガニックリーチは現在でも低いままです。インスタグラムとツイッターは共に時系列のアルゴリズムを使用しており、オーガニックリーチに影響を与えています。

オーガニックリーチの減少の結果、ソーシャルメディアからの口コミリーチは既に衰退し続けています。ほんの僅かな人々が皆さんのソーシャルメディアの投稿を見るとき、その中でさらにほんの僅かな人々がリンクをクリックして、皆さんのウェブサイトを訪れるのです。Parse.ly社によると、フェイスブックから2500以上のメディアサイトへの口コミリーチを観察した結果、1年間でおよそ50%減少していました。

8.ビデオはいまだに最も人気のコンテンツタイプ

2017年に8億8000万のFacebook投稿を対象として行われたBuzzsumo社の調査によると、ビデオ投稿は最も高い平均エンゲージメントを誇り、他のタイプの投稿の平均より2倍も高いです。

ビデオの人気と重要性と上昇については、逸話的な証拠もたくさんあります。例えば、FacebookやInstagramは、ライブ配信やストーリーといった新しいビデオ機能を、ここ数年の間に導入しています。Linkdinもまた、最近ビデオ投稿機能を導入しました。

マーケター達もまた2018年は、ビデオ広告に時間とお金を費やすことを計画しています。Animoto社の調査によると、調査を受けたマーケターの50%以上がビデオ広告により重きを置こうと考えており、内訳はFacebook63%、Youtube60%、Twitter52%、Instagram50%という結果になりました。

2018年は、ソーシャルメディアにとっては再びビデオの年となりそうです。

9.UGCはリーチとエンゲージメントを増加させる

ソーシャルメディアにおけるオーガニックリーチが下降線を辿るとともに、企業はオーディエンス達に辿り着く、代わりとなる方法を模索しています。そのうちの一つは、UCGです。

UGCとは、user-generated contentのことで、ウェブサイトやソーシャルメディアのユーザー(利用者)によって生成されたコンテンツのことを指します。例えばFacebookやTwitterにおける投稿は、利用者によって投稿されているのでUGCです。

BMWやNetflix、Starbucksといった多くの有名ブランドは、特にインスタグラムにおいてですが、コンテンツ戦略の1つとしてUGCをシェアしています。

もし皆さんがUGCについての統計をいくつか見れば、なぜUSGが効果的なのかを簡単に理解できるでしょう。

・Facebookにおけるブランド側の投稿よりも、UGCの方が7倍もブランドに対するエンゲージメント数が多かった。

・調査対象となった4500人のうち45%が、少なくとも1日1件はUGC投稿に目を日を惹かれて閲覧している。

・また上記と同じ対象者たちは、広告よりも他の消費者のイメージ(写真や動画)を7倍も信頼している。

・56%は顧客の投稿したポジティブなUGC投稿を見て、より商品を買いたいと思うようになった。

常に自分たちで全てのコンテンツを作る代わりに、企業はオーディエンスやインフルエンサーの影響力を利用してUGCをシェアし、それらは企業へのエンゲージメントと信頼度を高めています。彼らの顧客のソーシャルメディアへの投稿をシェアすることで、顧客がソーシャルメディア上にそのブランドに関する投稿をすることを、促進することにもつながり、それによってブランドリーチそのものも増加します。

10.企業はソーシャル広告により多くのお金を注いでいる

オーガニックリーチの減少に立ち向かい、ソーシャルメディアマーケティングを加速させるために、企業はソーシャルメディア広告に切り替えています。

600万人のFacebookアドバイザーと200万人のInstagramアドバイザーがいます。Instagramはたったの半年で100万人のアドバイザーを増やしています。

ソーシャルメディア広告の利用は増え続けており、年に20%以上の増加しています。eMarketerによると、少なくとも2018年まではこの高い成長率は続くとみられ、その一方で広告代理店Zenith Optimedia社は、2020年までにソーシャルメディア広告への出費が新聞広告への出費を上回ると見ています。

増加し続けるソーシャルメディアアドバイザーの数とソーシャルメディア広告への出費は、企業にとってソーシャルメディア広告の効果や必要性の印であります。

もし皆さんがただソーシャルメディア広告のことを考えているだけであって、どのソーシャルメディアプラットフォームで始めようか決めていないのであれば、Facebookがいいでしょう。世界中のソーシャルメディアマーケター達によると、Facebookが最もROI(投資対効果)が高いそうです。

11.まとめ

いかがでしたでしょうか?2018年は総じて、メッセンジャーアプリやUGCなど顧客との直接的交流が非常に重要になってきそうな年ですね。

ソーシャルメディアマーケティングのトレンドは常に変化します。その変化に対応して、ビジネスを成功に導いていきましょう!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

上記リンクのブログを翻訳、一部改変

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