Ohmi Tsutomu
3 min readJan 16, 2016

人は、人との繋がりで大きく変わる

2012年1月に会社の教育制度を利用し、グロービスマネージメントスクール(GMS)でクリティカルシンキングを受講しました。グロービスマネージメントスクールではグロービス経営大学院がMBA生向けに教えているカリキュラムの基礎科目をビジネスパーソン向けに開放してます。

その後、何科目か履修を重ねていくうちに自分に自信が持てるようになり、そして自分はどんな風景を見たいのか、自分はどんな風になりたいのか考えるようになりました。

私には三人の子供がおり、二番目の子供が知的・身体的な障害を持っています。今でそこ私自身は元気ですが、私が元気でいられる時間は限られています。あと20年ないし30年、その限られた時間を何使うかと考えた時、やはり親として二番目の子供の将来です。一番上の子と三番目の子供が成人し独立した時に障害を持ってる二番目の子はどうなってるのだろうか、そんな事を思うようになりました。

そんな中で、徐々にグロービス経営大学院への入学を考えるようになり、とはいえ途中で挫折する可能性も有り得たので入学を1年先送りにし、自分の意志を試すつもりで過ごそうと決めました。

1年見送る事に決めたはいいのですが、時間が経てば経つほど行きたい想いが強くなるばかり。結局2014年5月に試験を受け、無事合格し2015年4月に本科生として学び始めました。

2016年1月、初めてGMSでクリティカルシンキングを受講してから4年が経過した昨日。当時、ともに学んだ仲間達と再会しお互いの近況報告。当初30名くらい共に学んだ仲間でしたが、いまだに親交があるのは10名前後。

この、会社とは全く関係なく話せてしかもみんなお互いを尊重しあえるピジネスパーソン。はじまりは10人前後だった仲間が、今では何百人にも増えました。ありがたくも嬉しい現実です。

はじめのきっかけは色々あるでしょうが、素直な気持ちで人を尊敬できるようになると、そんな仲間達から色々なことを教えてもらえるようになります。気付かされると言ってもいいかもしれません。そして色々教えてもらったことを心掛けていくと、気が付けば自分自身も良い方向に変化している。

間違いなく言えるのは、そういった仲間の存在が刺激になり、自分も奮起する。こういった事は、日常の社会生活では中々感じることは出来ないのではないかと思います。少なくとも自分はそうでした。そうして気が付けばパートタイムMBAコースで学んでいる自分がいた。

改めて、人は人と関係していくことにより変わることができる。そして利己の精神から利他の精神へ、そしてそんな利他の精神も結局は利己の精神に内包されている事に気付く。

4年前の私は間違えなくこういう事を考える人ではなかったと思います。やっぱりヒトって良くも悪くも変わっていくんですよね。でも、どうせ変わるんだってら良い意味で変わりたいですよね。

そしてさらに言うなら、大学院に通う2年間はとにかく出来ることはなんでもやると決めたした。できない理由はいくらでも言える。でもそれじゃ駄目なんです。頭をフル回転させて【出来るようにする】ためにはどうすれば良いか考えなければ。

4年前、GMSでカタライザーの方に本当にお世話になりました。その時の御恩を返せるチャンスを今回いただきました。正直、今でも大学院の授業は大変ではあるのですが2016年1月、クリティカルシンキングのカタライザーをやらさせていただきます。今の自分にできることを全力でやる。それは私が決めたことなので頑張ります。