『カイゼン・ジャーニー』を読んで振り返り部をつくってみた

スタディスト開発部、伴です。基本的に人生振り返ることだらけです。

はじめに

ある日『カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで』という本に出会いました。スタディストには、読書手当制度があり、毎月1冊好きな本を自由に購入できます。

カイゼン・ジャーニーには組織をカイゼンしていく為に、1人から始めてやがて、会社全体を良くしていく話が書いてあります。本を読み、自分たちもチームをカイゼンしていきやがて、会社全体にカイゼンの文化を根付かせたいと思いました。私以外にも同書を読んで感銘を受けた有志がおり、振り返りを始めようと盛り上がりました。そこで私たちがつくったのが「振り返り部」です。

これまで、私たちの開発体制は厳密に定まっておらず、アジャイル経験者はいるもののアジャイル開発自体をしたことが無い人も多い状態でした。そこで、私たちはカイゼン・ジャーニーの精神に乗っ取り、まず振り返りを始めることにしました。集まった有志は、SRE 勝久さん、フロントエンドエンジニア小宮山さん、サーバサイドが本業だけどフロントもボチボチやりまっせという伴(私)でした。

TRY

同じ開発部に所属しているものの、役割の異なるチームのメンバーであった私たちは週一で集まり、KPTを行うことにしました。私は、過去にチームで振り返りをしたことがありましたが、完成された振り返りの場に参加することと、自分たちで自社にあった振り返り文化をつくることは全く異なりました。元々振り返りの文化があれば、そのテンプレートに乗っかってしまえば、多くを考える必要がありません。しかし、私たちは1から振り返りを、どのようにするか考えなければいけませんでした。そこで、試行錯誤しながら振り返りを始めることにしました。

最初は模造紙で付箋紙を使い、ネットで見た情報を参考に振り返りを始めました。しかし、模造紙だと移動がめんどくさい、付箋が落ちる、景観が乱れるなど不便なこともあり、Trelloに移行しました。他にも、私たちにあう振り返りを行うため、カイゼンを重ねました。

振り返りの成果

このように、試行錯誤で開始した「振り返り部」ですが、継続は力なりということで少しずつ成果が出始めました。「振り返り部」を通してカイゼンしたことの一部を以下に例示します。

効率的に振り返りができる様になった

週一で実施している「振り返り部」ですが、たまにメンバーが忙しくスキップする週がありました。すると、振り返りの流れを忘れることがありました。そこで、振り返りの流れをマニュアル化し、すぐに思い出せるようにしました。また、他のチームの人にも共有できるようになりました。

他にも、振り返りの時間をwebタイマーで管理したり、タスクの仕掛かり制限を設けたり、細かい改善を行いました。結果、私たちにあった振り返りができるようになりました。

テストが早くなった

以前の開発ブログで紹介しましたが、スタディストのCircleCIは完了までに1時間を要していましたが、10分で完了ができるようになりました。

普段の業務を改善していくことが出来た

普段の業務で問題になっていることを、TRYとしてカイゼンすることで、業務のやり方を変えていきました。例えば、PRが中々閉じることが出来なくて進捗の進みが悪かった時、PRを小さくすることで閉じやすくしたり、開発を適当に割り振って効率が悪くなっていた時、機能単位で担当を受け持つことで効率よく進めたり、地道なカイゼンを進めました。

その他色々

他に細かいカイゼンでは、新しいチャレンジをすることで開発ブログの執筆が捗るようにしたり、PCを家に持ち帰らず、プライベートを充実させたり、普段の生活に関わる細かいカイゼンもありました。

まとめ

このように、上記のような成果を上げることができましたが、私たちのカイゼンはまだまだ終わりません。今はまだ少ない人数ですが、もっと多くの人に「振り返り部」に参加してもらう、開発部だけでなく、会社全体に活動を「振り返り部」を広めていくなど、まだまだやっていくことがあります。

終わりに

現在スタディストでは、マニュアル作成・共有プラットフォームTeachme Bizを一緒に開発していくエンジニアの仲間を募集しています。

常に改善していくことに興味のあるエンジニアのかた是非ともお気軽にお声がけ下さい。