Twitterが「Fabric」をGoogleに売却👀

mono 
Swift・iOSコラム
5 min readJan 19, 2017

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Twitter社のFabric(旧Crashlytics)がGoogleへ売却されました。

Fabricは、iOS・Androidアプリで主に以下などの機能を提供する素晴らしい無料サービスです。

  • アプリの配布
  • クラッシュレポート
  • アナリティクス

各メディアからの告知

今見つけられた範囲では、4つ1次ソースがありました👀

Fabricブログによる告知:

Twitterブログによる告知:

Firebaseブログによる告知2件:

売却の影響

  • Fabric開発チームは、GoogleのDeveloper Products GroupのFirebaseチームに移る
  • Fabricのサービスはそのまま利用可能
  • 利用規約が更新される(プレビュー版はこちら)

今までFabricを利用していたモバイルアプリは今後どう対応するのが良いかの考察

Fabricのサービスはそのまま利用可能

このとおり、現状通り使うなら特に何もする必要がありません。ただ、段々とFirebaseに寄り添っていくのが良さそうな気がしてます🤔

Firebaseには、現時点で主に以下の機能などがあります(もっとたくさんの機能がありますが主要なものを抜粋)。

  • プッシュ通知
  • クラッシュレポート
  • アナリティクス
  • ユーザー認証
  • リアルタイムデータベース

元々は、リアルタイムデータベース中心のサービスでしたが、Googleに買収され、さらに2016年5月に機能が大幅拡充されました。

すでに、アプリ配布以外はFabricを包含するような機能を持っていて、さらにFabric開発チームがFirebase開発チームに移動となると、今後のサービス開発はFirebase中心に行われていくと思います。Fabricは現時点で素晴らしい完成度なので使い続けても当面困らないと思いますが、併用するなどしつつFirebaseに移行していくのが得策かなあと思っています🤔

また、「Fabricのサービスはそのまま利用可能」なのは確かですが、しばらくしたらFirebaseに移行するように促されるなどもあり得そうな気もします(そうなったらそのタイミングで移行すれば良いとも思いますが)。

その他報道

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