【Syncable新機能紹介】寄付者の特定ができるビットコイン寄付
Syncableの導入支援を担当しております、池田です！
9月末より、Syncableではビットコイン寄付ができるようになりました。
この記事では、ビットコイン寄付の仕組みや管理画面からの設定についてご紹介いたします。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
1. Syncableのビットコイン寄付の特徴
(1) ビットコインでの寄付者の特定が可能となります。
これまでのビットコイン寄付の場合、団体ごとに決済用のQRコードを発行するため、寄付者の特定が難しい仕組みとなっておりましたが、Syncableでは、寄付者毎に決済のQRコードを発行するため、誰からの寄付かを団体管理画面でご確認いただけます。
※ 税控除対象の団体への寄付であれば、領収書を発行することで、ビットコイン寄付者が税控除を受けることができます。
(2) 時価で日本円に変換されて寄付金を受け取るため会計方法が明確です。
ビットコインのまま寄付を受け取ると、会計基準が曖昧な点が多いですが、今回のSyncableのビットコイン寄付では、決済時の時価で日本円に変換されるため、そのまま寄付金として計上することができ、会計方法が明確となっています。
(3) 決済手数料はわずか1%
現在、Syncableでのクレジットカード寄付は決済手数料2.95%と安価で提供しておりますが、ビットコイン寄付の場合は、決済手数料1%とこれまでよりも多くの寄付金を受け取ることができます。
2. 機能の利用設定方法
ビットコインでのご寄付の受付は、「団体管理画面よりビットコイン寄付の利用設定をONにしていただく」ことで、団体広報ページの「支援する」ボタンの後に決済方法としてビットコイン寄付が表示されるとともに、下記特設ページに団体情報が表示されます。
https://syncable.biz/about/bitcoin-donation
① 団体の管理画面を開く
② 左側メニュー覧の、設定の中、ビットコイン寄付のページを開く
③ ページ上部、利用設定のON/OFFボタンで利用設定の切り替え
④ 設定が完了したらページ下部の「保存する」をクリックする
また、下図の選択金額の設定を行うことで、クレジットカードの寄付フォームとは別で、受付する寄付金額の設定を行うことができます。
3. 寄付者に対して周知する上での注意点について
ビットコイン寄付の決済時に、寄付者が確定する利益は「雑所得」の扱いとなります。
※ 利益の確定とは、例えば、過去に1BTCを10万円で購入し、寄付時のBTCレートが50万円となっていて1BTCを寄付した場合、過去に購入した際との差額である40万円が寄付者にとって雑所得となります。
そのため、寄付者がビットコインの上昇益を持って寄付をして確定申告を行うと、当年度に得ている雑所得額に応じた課税率で寄付者は課税を受けることになります。各団体様から寄付者の方への手続き等で特段ご対応いただく事項はございませんが、サイトでも告知を行う際や質問があった際にこちらをご回答いただけますと幸いです。
※ その他で得た雑所得、及び、雑所得を得るために要した経費の差し引きがマイナスであれば、寄付者は課税されません。
※ 別途、SyncableでもこちらのページでFAQをまとめていきますので、適宜ご参照くださいませ。
本内容においてご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
4. 寄付金のご入金について
寄付金の入金に関しましては、クレジットカードでの受付分もビットコインでの受付分も合わせて現金での入金をとなります。入金までのフローには変更なく、団体管理画面より振込申請を行って頂きますと、振込申請ボタンを押した当月末で締めた金額を翌月27日前後にご入金をさせて頂きます。
領収書に関しましては、クレジットカードでの受付分もビットコインでの受付分も通常通り、団体管理画面をご確認頂き、領収書のご送付が必要な寄付者様へお送りくださいませ。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
引き続きSyncableのサービス改善に努めてまいりますので、ご不明な点などございましたら support@syncable.biz まで、お気軽にご連絡くださいませ。
新規登録をご希望の団体様は、非営利団体様へのお問い合わせフォーム、または sales@syncable.biz までお問い合わせください。
★SyncableのTwitterはこちらから！
https://twitter.com/Syncable_jp
★SyncableのFacebookページはこちらから！
