What is my next step as a Salesforce MVP?

Reflection of Trailblazer Community activities until 2019

Takahito Miyamoto
Heat Miyamoto
12 min readMar 10, 2020

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こんばんは。本日 2020 年 3 月 10 日(明けて 3 月 11 日)をもちまして Salesforce MVP の称号をいただきました 🏆

右上に MVP ロゴがつきました~

ご推薦いただきました皆様、本当にありがとうございました。

去年の振り返り

去年のいまごろ(といっても厳密には 4 月ですが)、2018 年の活動について振り返っていました。あっという間ですね 🏃‍♂️🏃‍♂️

ロゴが前のものになってます。現在はかっこいい新ロゴになってますのでよろしくお願いいたします。

このエントリでは、2019年に特に力を入れた活動である Salesforce Architect GroupSalesforce Saturday Tokyo 、そして Einstein Champion について振り返りたいと思います。

Salesforce Architect Group

2019年3月に「Salesforce Architect Group」を立ち上げました。このグループを立ち上げるにあたり、Salesforce 女子部Tokyo Salesforce Developer Group での LT で、その背景と課題意識を少し話しています。

LT では話してないことも含め、改めてお話ししたいと思います。

2018 年ごろから本格的に CTA を目指すことを決意するにあたり、どうすればいいかを考えているうちに、自分が勉強し続けることはもちろんですが、周りの環境から変えていくことが近道だと考えました。CTA を目指す人で溢れている環境に身を置くことで、インプット・アウトプットの機会を自然に得ることができると思ったからです。これが原体験ではありますが、次第に個人的な要素は薄れていき、社会へのインパクト、つまり 国内の CTA 候補者コミュニティの拡大 のみを考えるようになりました。

社内外で CTA を目指す人を増やすためには何か必要なのかを考えたところ、そもそもそのための機会が整っていないことに気づきました。CTA 候補生であるドメインアーキテクト資格保有者には「Round Table」という学習機会が Salesforce 社から提供されていましたが、そこに至るまでの道のりが極めてハードであり、孤独な戦いを余儀なくされます。

そこで、ドメインアーキテクトを目指す人々のための勉強会コミュニティを立ち上げることに思い至りました。受け身の姿勢で待つよりも、能動的にコミュニティ主導で場をつくっていくことで、結果的により早く恩恵を享受できると考えました。また、参加条件を設けることで比較的高い技術レベルの層をターゲットとした会を運営していくことで、Trailblazer Community におけるリテンションの役割をも担う存在として認知されることも目指すことにしました。

東京と大阪で立ち上げメンバーを募り、月に数回の会議体をもって綿密に勉強会を企画していきました。ほかの勉強会運営でこれまで培ったベストプラクティスをすべて込めるつもりで、東京で3回、大阪で3回の Salesforce Architects Meetup と(主に Architect 向けの)Dreamforce 2019 Global Gathering を運営し、本日までに延べ 171名 のかたがたと一緒に切磋琢磨しています。参加者満足度は5段階評価で 平均 4.7 以上 にのぼり、ドメインアーキテクトの前提となる試験の合格者も 延べ 26 名以上 輩出しています。

合格者には何かいいことがあるとアナウンスしておりますが、まだ実現できておりません。忘れていませんし、準備しているところですので、気長にお待ちいただけると幸いです 💦

CTA 候補生を増やすために、Architect 候補生を増やすことも視野に入れることにしました。2020年には Japan Dreamin’ 2020 にて、Architect とはどんな仕事をするものなのかを未経験者に体験してもらう「Admin To Architect」「Dev To Architect」的なワークショップにも挑戦してみました。

とてもおもしろいワークショップだったので、また同じようなことをやりたいとは思っています。が、優先度としては CTA のほうですし、やれても年に1回くらいかなと考えているところです。Japan Dreamin’ でやれるといいなと。

次の一手

コロナ対策の影響により、東京第 4 回目の開催を延期する決断をしました。この状況はしばらく続くことが想定されるので、オフラインではなくオンラインでの開催を検討する必要があります。これまでの Meetup では対面でのディスカッションを通じて参加者自身がアウトプットすることを最も重視してきました。その効果をオンラインでも出すにはどうすればいいか、チームで話し合いを続けています。とても興味深いアイディアも出てきていますので、近日中に開催できると思います。お楽しみに 🖐

また、私は 2020 年に CTA になることを宣言しております。まずは自分が合格して見本を見せないことには説得力がいまいちです。合格したあかつきには(今年はだめでも来年合格したあかつきには)、「とある新プログラム」をスタートすることを構想中です。これは ドメインアーキテクトを目指す従来の Meetup とは別の形式であり、これまで触れられていなかった「とある課題」の解決を目指すものです。こちらもご期待ください 👊

Salesforce Saturday Tokyo

Salesforce Saturday Tokyo については、本日時点で 12 拠点(3 倍!)、参加者延べ 1,077 名(2 倍!)に成長しました。毎週土曜日に Salesforce 勉強会が開催されている世界をつくると宣言してから約2年、あと少しのところまで来ています。このペースで今年は 土曜日カバー率 90 % 以上 を達成したいです 💪 ただここにきてコロナ対策の影響もあり、このところ拠点での開催が相次いで中止を余儀なくされています。簡単には達成できないでしょう 😥

ところが、Change は Chance、オンラインもくもく会 の秘めた可能性に気づきました 💡

ノリではじめてみたところ、チャットで気軽に質問できるし、ビデオ会議もあるし、そんなに悪くない。けっこう集中できる ☕

Trailhead をはじめとしたオンラインの教材を土曜日に勉強する場をオンラインでお膳立てすることで、Salesforce Saturday Tokyo という名の学習プラットフォームが考えていることの 3 分の 2 は達成できています。残り 3 分の 1 はオフラインでのつながりを必要とするのですが、この状況が続くまではオンライン開催という手で乗り切ることで、私たちの掲げる KPI に少しでも近づけていきたいと思います。

次の一手

Salesforce Saturday Online としてオンライン開催がこなれてくると、Salesforce Saturday Tokyo で培ったスキームを Japan 全体へロールアウトできるでしょう。Tokyo 以外の拠点にいる Multiplier たちをモチべートし、Salesforce Saturday Osaka をはじめとしたオフライン勉強会を各地に増やしていけるのではないでしょうか。Tokyo への BAM から、Japan への BAM。第2ステージが見えてきました。

注) BAM = Be A Multiplier 👉 https://trailhead.salesforce.com/bam

Salesforce Saturday Tokyo には頼もしい拠点リーダー陣が育っていますので、私は安心して次の構想を掲げられます。乞うご期待 😎

Einstein Champion

おかげさまで 2019 年に Einstein Champion の称号をいただきました。

Einstein Champion としてやっていきたいことは、Dreamforce 2019 の体験記にて語っていて、いまも変わりはありません。

先月には、日本のお客様向けに Einstein Champion としての私の役割を改めて説明する機会がありました。

念願の Einstein Platform Hands-on Workshop の第1回目は、Tokyo Salesforce Developer Group の豪華メンター陣のご協力のもと開催することができ、ゼロから Einstein Language に触れる環境を構築する手順を示しました。

次の一手

Einstein Platform Services の新機能を自分で試して気づきをどんどん共有していくこと、定期的に Einstein Platform Hands-on Workshop を開催していくことを通じて、Einstein Platform に触れる人口を増やし、Einstein Champion 候補生を育て、他の Einstein Champion たちと一緒に楽しく協働していきます。

いずれにしてもオンラインでどうやっていくかがキーワードとなるのは、他の活動と一緒です。こんな状況だからこそ、イノベーションを生み出したいですね 😉

おまけ

ここまでいろいろ語ってきましたが、実はいま一番興味があるのは DevOps ツール、とりわけ Jenkins と戯れている時間が一番楽しいです。Salesforce DX が出始めのころに生まれた #DontStopDeploying というハッシュタグを、Jenkins などに乗せてもっともっと広めたいです。Jenkins 系の公式コミュニティを見つけたので、Salesforce 界隈代表 (?) としていつかなにかやりたいです。

さいごに

「令和初の Einstein Champion」「令和初の Salesforce MVP」として、これからも走り続けていきます。一緒に走りましょう 💪

🍀 Always Be Learning, Be A Multiplier!! 🍀

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Takahito Miyamoto
Heat Miyamoto

I’m full of Trailheart, Salesforce MVP, CTA, Lead of Japan Salesforce Architect Community Group, Salesforce Architect and Manager at Accenture Japan.