#AdobeSpark: フォルダ機能が追加されてた
カジュアルなクリエイティブの体現として注目
Adobe SparkはWebもしくはモバイルアプリで素早くバナーやビデオ、ウェブページを作ることができる製品で、個人的に支持している「カジュアルなクリエイティブ」を体現する製品として、非常に注目しています。Sparkに熱を入れているのって、日本で私ぐらいかもしれませんが。
Make Images, Videos and Web Stories for Free in Minutes | Adobe Spark
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spark.adobe.com
今年の7月に、Adobe Sparkの公式アカウントに向けて、「フォルダが必要!」とツイートしていました。
Spark上で色々作って行くとどんどん新しい順に並んでいくのですが、以前の画像を再編集して新しい画像を作ろうとすると、整理できていないので過去の画像を掘っていかなければなりません。使っていくうちに、フォルダによる整理ができた方が良いな、と思ったのです。
ちょっと久しぶりにSparkを開いてみたら、ちゃんとフォルダ機能がついているではありませんか!
また、プロジェクトを他の人と共有する機能も搭載されており、カジュアルなクリエイティブの「整理整頓」と「共有」を実現するようになりました。とはいえ、ウェブインターフェイスだと、そういうファイル操作がものすごく遅い…。氷河が動くかのような速度です。好きなサービスなのでどんどん贅沢を言いますが、ぜひこのあたりの速度改善もお願いしたいところです。
今年も11月第1週に開催されるAdobe最大のクリエイティブの祭典「Adobe MAX」に参加します。今年の目玉となるのはリリースが予定されているPhotoshopをはじめとするモバイルアプリ群の新製品です。
既にLightroom CCはiPad・iPhone向けに用意されており、先日のAppleイベントはiPad Proだけで乗り切りました。写真をiPadに取り込んで、Lightroomで調整して書き出しと言う流れを、Apple Pencilもしくは指ですいすいこなしていく、とてもスピーディで効率的なワークフローが気に入っています。またビデオもPremiere Rush CCで編集してYouTubeに直接投稿。
こういう話をすると、「無理してんじゃないの?」みたいに思われるのですが、実際、本当にiPadだけで一通りのことをこなせていて、特にビデオ編集や書き出しはMacよりも快適なほどです。もちろん万能というわけではありませんが、AdobeがiPad向けアプリに本腰を入れれば入れるほど、iPadの活用度が上がっていく、そんな局面は既に一巡し終わっている感があります。
もちろんAppleだけのためにAdobeがどこまでアプリの開発投資を行うのかという別の問題もありますが、そこはAppleがiPadを頑張って売るしかありませんよね。ということで、今年のMAXも、iPadを抱えて臨もうと思っています。