カンファレンスの登壇者のご紹介!

Tech in Asia JP
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テック・イン・アジアは、9月8日、9日の東京カンファレンスに向けて世界中からあのビッグネームをお呼びします。さて、そんなスピーカーのうちのお四方をご紹介いたしましょう。

佐藤航陽氏, founder and CEO, Metaps

2007年創設のMetapsは、AIとビッグデータを使用し、アプリによる収入と、キャンペーンのパフォーマンスを最大化するアプリ貨幣化プラットフォームです。これまでにユーザーは2億、ダウンロード数はなんと20億を記録しています。

Metapsは国際社会でも力強いプレーヤーです。収入の70%が米国、ヨーロッパ、アジアの8つの海外支社からのものです。Line、KakaoTalkやBaiduといったクライアントにも背中を押され、確実な成長を遂げてたMetapsは投資開示額がUS$5000万超えとなり、日本で最も資金提供の厚いスタートアップの一つです。

創設者、CEOでもある佐藤航陽氏には、企業成長期の真っただ中にテック・イン・アジアのカンファレンスにご参加いただきます。アプリ貨幣化サービス成長の傍ら、佐藤氏は日本で一番ポピュラーなオンライン決済プラットフォーム、Spikeの成長戦略にも力を注いでいます。

成長を続けるMetapsは現在機械工学と宇宙テクノロジー分野にも介入。日本で最も大胆な起業家、佐藤氏のトークをお見逃しなく!

Jed McCaleb氏, Co-Founder and CTO, Stellar Development Foundation

今は亡き日本のビットコインエクスチェンジ、Mt.Goxを創設したプログラミングの天才でもあるジェド氏は、電子通貨式決済ネットワークRipple Labsの共同創設者でもあります。

昨年7月、最新のプロジェクトであるStellarを公開。電子通貨から不換紙幣への変換分散化接続システムです。システム旗揚げには、StripeのCEOであるPatrick Collison氏、MIT Media LabディレクターであるJoi Ito氏、AngelList創設者のNaval Ravikant氏や Y Combinator社長のSam Altman氏らのバックアップを受けて、シリコンバレーからもアジア各国からも注目を浴びました。

一年未満でこちらのNPOは急成長を遂げ、今夏Stellarネットワークで展開予定の新しい合意プロトコルの詳細を発表したばかりです。銀行融資を受けられない、あるいは融資額が不足の団体にも経済的アクセスを拡大すべく開発されたこの新プロトコルは、個々の人生設計にあった金融サービスのデザインを可能にする、いわば白いキャンバスなのです。

Mt.Gox卒業の本当の理由とは?Stellarの展望とは?そして暗号通貨スタートアップ誕生の秘話も含めてジェド氏の登壇もお見逃しなく。

Bertrand Schmitt氏, co-founder and CEO, App Annie

サンフランシスコに本拠地を置くモバイルアプリ解析サービス、App Annieの国際チームを統括するBertrand氏。モバイル、インターネット、解析学分野で14年間の執行業務経験を持つテクノロジー起業家である氏はApp Annieをグローバルアプリマケットの解析を国際的に担うまでに押し上げてきました。

App Annieも創設期は大規模ではありませんでしたが、事業開始から半年にしてトラクションを獲得。今日までに60ヶ国から400,000のアプリ開発者がサービスを使用しており、そのうちの94%がアプリ発行元のトップ100を占めています。最新のD段階投資ではUS$5500万を獲得し、製品開発と国際的事業拡大に充てています。

Sequoia CapitalやIDGといったビッグネームから、約US$1000万の投資を獲得した会社の起業家から一体どんなお話が聞けるのか楽しみです!

鈴木健氏, co-founder and co-CEO, SmartNews

2012年に鈴木健氏と浜本階生氏の共同創設によって立ち上げられたSmartNewsは、数々の賞を受賞している機械学習アルゴリズムによる日本発のモバイルニュースアプリです。

今年の2月以降、150カ国以上で入手できるようになったこのアプリは1000万ダウンロードを突破。アメリカ、インド、カナダ、イギリス、中国からも大勢の新規ユーザーを獲得しています。新規ダウンロードのうち約半数が継続ユーザーになっています。スタートアップとしては日本で最も投資を受けているスタートアップの第3位にも入り、5月現在でUS$4560万の投資を受けています。

この功績も容易だったわけではありません。鈴木氏も浜本氏も開始当初はソーシャルメディアアグリゲーターのCrow’s Nestで大ヒットを予感していました。このプロジェクトで賞賛を浴びるも壁に当たり、新規ユーザーの獲得に苦戦します。それを受けてコンビは心機一転、SmartNewsへと方向転換したのです。応用アルゴリズムと言語解析を使用して国際的に重要なニュースをカテゴライズ、ランク付けする事に焦点を当てると、今までと違う世界が開けました。

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Tech in Asiaは、アジアに焦点を当てたテック情報やスタートアップのニュースを提供し月間1000万PVを誇るメディアを運営。毎年アジア最大級とされるカンファレンスをシンガポール・東京・ジャカルタの3都市にて開催、累計参加者は1万5000人以上。シンガポール本社を2011年に設立(日本支社は2014年)。