日本で起業するには今が良い時期です。その理由はこちらです。
長年日本は悪戦苦闘中のテック経済のエンジンを掛け直そうとしています。現在日本は積極的に企業家に関心を向けており、経済力を回復させようとしています。また、これは日本でスタートアップを創業したいと思っている地元企業および外資系企業にとっても良い流れです。
どうして、そしてどのようにその潜在的機会を探れるのかを詳しく知るには以下を読み進めてください。
1.一流人材を確保できる可能性
歴史的に見て、日本で成功をおさめる唯一の容認された道はこれでした:一生懸命勉強し、一流大学に合格し、卒業して、大企業ソニーやトヨタで退職するまで働くこと、です。
今日では形勢そして考え方が変わってきています―次世代の学生および機関から変わっていくことでしょう。一流大学はインキュベーターを設置し、基金を設け、立派な代替職業として企業家を受け入れています。既に結果として現れています。
日本最難関の大学である東京大学の最近の計算によると、240社のスタートアップがそれらと提携していることが分かりました。うち16社は合計時価総額8百万ドルで株式会社となっています。
その上、より多くの学生が大学在学中に自身のスタートアップを創業しています。
Credit: Nomura Research Institute. Graph by 500 Startups
地元の一流人材を探して、新しく設立した企業で働いてもらうことは昔はほとんど不可能でした。今は違います。
2.政府は味方
新しいベンチャー企業をはじめることは難しいことです。精神的支援は大きな役割を果たすと同時に、政府の助成は多くの場合成功を左右する一つの要因になります。良いことに、日本政府はあなたの味方です。
安倍晋三首相は最近重要な決断を下し、スタートアップ支援を2015–2016年の日本の成長戦略の柱として掲げ、中小企業の規制解除をすると発表しました。
昨年安倍首相がシリコンバレーを訪問している間、架け橋プロジェクトとして知られる、新しい政治的主導を発表しました。シリコンバレーで行う日本の起業家等育成プログラムです。さらに、ビザの必要条件を緩和することで外国人がビジネスをはじめる大きな動機が生まれます。
安倍政権と政府が日本の企業家を味方するということは、スタートアップにとってはこの先良い時代になるとしか言いようがありません。
3.扉は開かれている
前述の理由により、現在日本のテックシーンへの扉は以前よりも広く開かれています。日本が強い関係性を築きはじめようとしているのはシリコンバレーだけではありません。学生も含む世界中の外国人企業家が急速に日本で起業しはじめています。日本には幅広く多様な企業家が集まってきています。それにより日本は大きな市場となり、またスタートアップが相互学習するチャンスが増えることで、革新が進んでいきます。
日本は既にインフラが整備されており、他国にとっては夢物語のようなブロードバンドスピードも整っています。前途の道が明るい今、スタートアップのテックシーンを大改革する準備は整っているように見えます。あなたもこの一員になる予定はありますか?
日本はスタートアップに会いたいと思っています。もし同じ気持ちを持っているならば、この関係性を深め、さらに努力するための絶好のチャンスがあります。
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