6つの成長している日本のスタートアップ

Tech in Asia JP
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Published in
6 min readSep 5, 2017

Spencer Davis1:51 PM at Sep 4, 2017

前回の更新からすこし間が空いてしまいましたが、引き続きスタートアップの資金調達事情をお送りします。今週のピックアップはこちら:

よろペイ by Popshoot

よろペイは、友達と貸し借りしたお金をメモることが出来るアプリです。

友人と食事や買い物をする際、支払い計算を面倒に思ったことはありませんか?よろペイを使えば、お金の貸し借りを簡単に記録できます。貸し借りの詳細を入力して、友達にリクエストを送るだけ。アプリ上でクレジットカードや仮想ウォレットを使って支払うこともできます。The Bridgeによると、運営会社のPopshootはSeries Aで4億円の資金調達に成功しています。

Moge Check by MFS

Mortgage Financial Solutionsが提供するMoge Checkは、住宅ローンの比較と分析を行うことが出来るアプリです。

最低7項目の個人情報を入力すれば、アプリが住宅ローンの予測や再融資の選択肢を提示してくれます。アプリだけでは満足できない人向けには、実店舗であるMoge Check Plazaで対面コンサルティングを予約することもできます。

この会社は2.5億円の資金調達を先週発表しました。

XZ Closet by Standing Ovation

XZ ClosetStanding Ovationが開発したファッションアプリです。

Standing Ovationによれば、国内の若い女性の持つ数億点の衣服が、クローゼットに眠ったままになっているようです。そんな眠っている衣服をすべてこのアプリに登録することで、いままでとは違ったコーディネートをアプリ上で試すことが出来ます。現時点で200万点の衣服がプラットフォームにアップロードされたようです。

The Bridgeによれば、このスタートアップは1.8億円の資金調達したとのことです。

Suvaco

Suvacoは住宅スペシャリストとリフォームをしたい住宅所持者をマッチングするサービスです。

ユーザーは幅広いプロジェクトからの中から、住宅設計やデザインなどの専門分野のスペシャリストを探すことができます。自動的にユーザーとプロフェッショナルをマッチングさせるのではなく、ユーザーがサイトに登録したスペシャリストを探してプロジェクトに選べるようになっています。ウェブサイトではリフォームのQ&Aや、住宅デザインのイベント情報など、新規プロジェクトの参考になる資料を公開しています。

この会社は1億8千万円の資金調達したことを発表しました。

Shelfy

Shelfyは、事業者とインテリアデザイナー、または設計のプロフェッショナルをマッチングするサービスです。

店舗の内装工事を行いたい事業者は、アプリを通して工事の要望を伝えることができます。その後、アプリ運営サービスがクライアントの希望を実現するための工事業者、デザイン、商品スペシャリストの組み合わせを選びます。この会社は現在500社の顧客を獲得し、300社の工事業者と連携しています。

この会社は1億円を調達したことを先週発表しました。

Autok by Regulus Technologies

500 Startups JapanパートナーとRegulus Technologiesのチーム。写真クレジット: 500 Startups Japan

Regulus TechnologiesはパーソナルチャットボットのAutokを開発しています。

Autokはユーザーのカレンダーと連動してスケジュールを管理します。ユーザーがAutokに新規の予定を登録すると、Autokは空いている時間の候補や他の予定をずらした時間調整案などを提案します。ビジネス向けのアポイント調整アシスタントのAutok Bizもあります。

Regulus Technologiesは500 Startupsなどから数千万円調達したことを発表しました。

#tiatokyo2017 でイケてる日本のスタートアップを見つけましょう

#編集部注:今回の特集は資金調達をしたスタートアップを基準に選んだもので、必ずしもこれらのスタートアップがTech in Asia Tokyo 2017に登場するとは限りません。

以上、今週の特集でした!相変わらず日本のエコシステムでは様々な事が起きていますね。全てお伝えしたいのは勿論ですが、ウェブ上では限りがあります。Tech in Asia Tokyo 2017に参加すれば、日本のスタートアップ情報に直接触れることができます。そしてスタートアップの経営者なら、見るだけではなく是非ブース出展をお勧めします。Bootstrap Alleyでブースを出展すれば、ビジネスパートナーを見つけたり、多くの人に自社プロダクトをアピールしたり、プロダクトをテストできる良い機会になるでしょう。ご興味あれば、今すぐブースの申し込みを!

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Tech in Asiaは、アジアに焦点を当てたテック情報やスタートアップのニュースを提供し月間1000万PVを誇るメディアを運営。毎年アジア最大級とされるカンファレンスをシンガポール・東京・ジャカルタの3都市にて開催、累計参加者は1万5000人以上。シンガポール本社を2011年に設立(日本支社は2014年)。