今週、資金調達した国内スタートアップ6社はこちらだ!

Tech in Asia JP
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5 min readSep 25, 2017

さて、今週もいろんな資金調達がありました。今週のピックアップ>>

PR Table

PR Table同名の企業が運営する企業・組織向けのストーリーテリング・プラットフォームです。

創業者の大堀航氏によれば「エモいコンテンツが発信できる、コーポレートサイトの出張所」という位置付けだそうです。現在は約800社が利用し、500本程度のコンテンツが公開されています。19日に約1.5億円をリードインベスターにDG インキュベーションをはじめ、大和企業投資、みずほキャピタル、静岡キャピタル、ABC ドリームベンチャーズから資金調達しました。

Summon

MOSOMafiaの「Summon」はサービス業フリーランスの営業支援プラットフォームです。

写真1枚で予約管理・決済機能付きの営業用ホームページが簡単に作れることが売りです。これにより、店舗を持たない個人のフリーランサーでも顧客の元へ出張して営業できます。Fundinno上で行なったクラウドファンディングで約3,500万円を調達しました。

アグリゲート

アグリゲートは野菜の生産・流通・販売を一気通貫で提供するスタートアップです。

同社は実店舗での営業を行なっており、都内で「旬八青果店」は8店舗、惣菜デリカ店「旬八キッチン」は2店舗を展開しています。今回調達した資金は農林中金が昨年5月に設立した農業振興のための500億円ファンド「F&A(Food and Agri)成長産業化出資枠」から抽出されたものですが、具体的な調達額は明らかにされていません。

Oneteam

Oneteam同名の企業が提供する業務遂行のためのチームコラボレーションを支援するプラットフォームです。

Oneteam は、他のSaaSツールと連携を行いながら業務上の議論を行うためのツールです。競合品と比べて特徴的なのは、まとまった情報を書き込むスペースとして「トピック」を用意していることです。今回の調達ラウンドでは、大和企業投資、 ニッセイ・キャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズ、いわぎん事業創造キャピタル株式会社が運営する各ファンド、そしてFringe81株式会社から約3.8億円の資金を調達しました。

Smooz

Smoozアスツールが提供するスマホ専用のブラウザアプリです。

Smoozの特徴は利便性で、スマホでの片手操作にフォーカスし、ユーザビリティが高いことで知られています。2016年末にはAppleが選ぶApp Storeの2016年ベストアプリの1つに選ばれました。ファンコミュニケーションズとユーザーローカルから8500万円の資金調達を実施しました。

PickGo

PickGo」はるCBcloudが運営する荷物を運んで欲しい荷主と、荷物を運びたい個人ドライバーをつなげるプラットフォームです。

PickGoでは、ラストワンマイル物流を個人のドライバーに依頼することができます。21日に、シーアールイー、KLab Venture Partners、東熱パネコン、名称非公開のコマース事業会社とVC1社から3億4000万円の資金調達を実施しました。

#tiatokyo2017 でイケてる日本のスタートアップを見つけましょう

#編集部注:今回の特集は資金調達をしたスタートアップを基準に選んだもので、必ずしもこれらのスタートアップがTech in Asia Tokyo 2017に登場するとは限りません。

昨年度に引き続き開催されるTech In Asia Tokyo 2017は、2000名を超える世界中の起業家・ベンチャー投資家・大企業の新規事業部・メディアなどが集まるアジア最大級のテック・カンファレンスです。今年は、freeeのCEO 佐々木 大輔 氏、ラクスルのCEO 松本 恭攝 氏、AnyPayのCEO 木村 新司 氏などが登壇予定。過去にはメルカリCEOの山田進太郎氏、起業家・VC・作家のベン・ホロウィッツ氏などが登壇しております。また、経営のノウハウが身につくワークショップも開催。明日から使えるコンテンツからビジネスを成長させるためのヒントが得られます。

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Tech in Asiaは、アジアに焦点を当てたテック情報やスタートアップのニュースを提供し月間1000万PVを誇るメディアを運営。毎年アジア最大級とされるカンファレンスをシンガポール・東京・ジャカルタの3都市にて開催、累計参加者は1万5000人以上。シンガポール本社を2011年に設立(日本支社は2014年)。