TEDxを知ってしまった。

tadaaki fukuda
TEDx Experience [日本語版]
2 min readMay 29, 2016

いくつもの偶然、というよりも選択と行動が重なった結果、TEDxKyotoに参加することになった。たまたま乗った地下鉄のつり広告で見たコワーキングスペースの案内。そこで会った人から紹介されたTEDxKyoto。TEDxKyotoのボランティアに応募。

当時、TEDは知っていたものの、TEDxというイベントが世界中で開催されていることは全く知らなかった。何かが引っかかってTEDxKyotoのボランティア募集に応募した。

京都でTEDxKyotoのミーティングが開催されるそうなので、仕事帰りに会場に行ってみた。驚いたのは、受付で、TEDxKyotoというだけで、特に名前を確認されることもなく、奥の部屋に通された。部屋ではすでに20人くらいの人たちが会場の造作について話をしているようだった。

なんだかよくわからないまま終了時間が来て、誰と話をしたらいいのかよくわからないまま、その日は解散となった。大丈夫なんだろうかと幾分不安になりながらも、後日、別のミーティングに参加するためのアポイントを取った。

次のミーティングでは、Showチーム(会場の舞台全般を担当するチーム)のコアメンバーと会えて、ようやく話が進んだ。僕は、受付でも造作でもなんでも、できることなら何でもやるつもりでいたのだけれど、Showチームとして、ITに強い人がほしかったそうで、専門を生かす形で、TEDxKyotoにかかわることになった。

参加するときに、もし、TEDxKyotoの運営が自己満足で終わるようなら、一年限りでやめようと決めた。

最終的に、初参加を終えて、ボランティアの仕事は実にすばらしい。もちろん、問題が全くないわけではない。しかし、みんなプロフェッショナルだったと思う。数百人のボランティアがTEDxKyotoの成功のために、社会人なら本業の合間に、学生なら授業の合間に時間を作ってイベントを支えた。もちろん金銭的な報酬なしで、これは、パートナーも同じ。単なる自己満足のイベントではなく、本当にTEDxKyotoのすべての参加者が価値あるアイディアを広げるために働いた。大人が本気でTEDxKyotoというお遊びに全力を注ぐ姿が素晴らしい。

結局、1年後に再び本気で遊ぶ人たちに会うために、2014年に参加し、2015年も参加してしまった。

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