TEDxKobeにおけるスコッチの役割

Kosuke Hayama
TEDx Experience [日本語版]
6 min readDec 19, 2017

2年ぶりにTEDxKobeにパーティシパントとして参加した。

前日のネコ市ネコ座ボランティアの疲れもあったけど、朝ラン&サウナでリフレッシュして甲南大学へ向かった。

受付でネームタグを受け取り、「意味がないと思っていたけれど、意味があったな!と今なら思うこと」というテーマで何か書くというアクティビティに参加した。

さんざん悩んだ挙句、ネコを描いた。

朝ランしてた時に新神戸駅の高架下で出会ったネコとばあちゃんに癒されたからね。

野良猫に餌やりするばあちゃん。

自然とTEDxKyotoのメンバーが集まり、ホーム感。

僕はネコ市ネコ座の懇親会で余ったジョニーウォーカートリプルウッドアメリカンオーク10年をアピール。

会場は400人が入る甲友会館。

僕は右端に陣取る。

午前中のセッションでは西田健志さんの「消極性デザイン」が面白かった。英語で言うと“shyhack”

懇親会の時に「恥ずかしくて話しかけられない 」問題をいかに解決するのか?

西田さんは「カメラを首からぶら下げる」「好きなものを身につけてその話題を振ってもらう」というハックを披露した。

僕ならウイスキー。

ウイスキーがあれば何にでも合わせられる。

チョコレートとの組み合わせは最高。

TEDxKobeスターズとして登壇した金谷一朗さん。

壇上に上がって一言を求められ、「離婚しました」とぶっちゃけ会場をどよめかせてくれた。

金谷さん(左)とTEDxKobeオーガナイザーの舟橋さん(右)

ランチを終えて2ndセッション。

お腹いっぱいで眠かったけど、印象に残ったのは尾中友哉さんのトークだった。

DEAF(耳の聴こえない人)の両親から生まれた尾中さんは、自分は耳が聴こえるけど、耳が聴こえない人とのコミュニケーションを小さい頃からやってきた。その経験から、DEAFが講師のコミュニケーション研修を開発、いろいろな企業や団体に提供している。

僕は尾中さんのアイデアが生まれた背景に感動した。

両親の愛情だ。

親から子供へ託されるものって何だろう?

僕が両親から受け取ったものって何だろう?

僕が子供達に伝えられるものって何だろう?

そんなことを考えさせられた18分だった。

大きな拍手でスタンディングオベーションをした。

ブレイクが1時間あったので、ウイスキーの補給をするため外に出た。

コンビニに行く途中でたまたま見つけたスーパー。会場から徒歩5分という好立地。

21時まで営業していることを確認し、中に入る。

ウイスキーはあるか?

とりあえずバランタインと、少し高いので悩んだけど、久しぶりに余市を飲みたいと思ったので余市ノンエイジも購入。

会場に戻って早速試飲。チョコレートと合わせる。

余市はノンエイジだけど、やっぱり余市だった。石炭直火焚きの力強さ。

スポットライトがいい感じ。

ウイスキーは万能。

認知症予防にも繋がると思う。

最後のセッションでは同じ大学出身の物理学者・肥山 詠美子さんのトークが良かった。

中性子と陽子とハイペロンの関係を逆向きアプローチで解き明かす。

スタンディングオベーションをしたのは僕だけだったけど、伝わった。

陽子はバランタイン

中性子は余市

ハイペロンはジョニーウォーカートリプルウッドアメリカンオーク10年

その関係性を解くために、実験(ハイボール提供)を繰り返し、お客さんの反応を見るという逆向きのアプローチを早速実践した。

枡余市も試す。

枡に余市ノンエイジに入れることにより、枡の木の香りと余市の力強さを同時に感じられる。

置いてるだけで熟成が進む。マリアージュ。

結果、こんなおじさんが生まれる。

みんな仲良くなる。

クリスマスツリーと一体となる。

そんな感じのTEDxKobe2017。

楽しかった。

Originally published at scotchhayama.hatenablog.com on January 18, 1970.

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