TEDxKyoto2018が終わった。

僕はTEDxKyotoがスタートした2012年から参加している。

最初はパーティシパントとして、

その後はボランティアメンバーとして、

2013年は勝手も分からず右往左往し、1日4万歩以上歩き続けた。

2014年は少し余裕が出てきたけど、やはり4万歩近く歩いた。

2015年はいろいろとしんどかったけど、なんとかやりきった。

http://scotchhayama.hatenablog.com/entry/2015/11/14/202847

2016年はコーヒーハイボールというアイデアを持ち込んだ。

http://scotchhayama.hatenablog.com/entry/2016/10/15/203256

そして2016から2年の充電期間を経て開催されたTEDxKyoto

その間にTEDxHimiやTEDxKobe、TEDxAnjo、TEDxSaikai、TEDxHamamatsuなど全国各地のTEDxに参加し、いろんな人と繋がり、アイデアをシェアし、ウイスキーを提供してきた。

2015の挫折を味わい、その後の経験から学んだ3つのことがある。

それは、

「気負わない」

「抱え込みすぎない」

「得意なことに注力する」

である。

2015は気負いすぎて、リーダーとしての役割が果たせなくなり、みんなに迷惑をかけてしまった。

抱え込みすぎず、自分の手に余ることは積極的に他の人にお願いする。

そして、得意なことに注力する。

僕の場合はウイスキー。Whisky worth spreadingに全力を注ぐ。

気負わず、抱え込みすぎず、得意なことに注力することで余裕が生まれる。

余裕が生まれることで、全体のバランスをとる。そう心がけた。

しんどそうな人がいれば話しかけ、愚痴を聴く。

人手が足りなさそうなタスクがあれば声をかけ、お手伝いする。

ゴミが落ちてたら拾って、ゴミ箱へ。

コーヒーが欲しそうな人がいれば、Hiromasa Akaishi提供のコーヒーセットでハンドドリップして提供する。

ハイボールを求められたら、こっそりと渡す。

僕が関わっていないところでもいろんな人がいろんなアイデアをシェアしながらTEDxKyotoは創られていく。一人では出来ないことでも、みんながいれば出来る。そんな安心感を抱きながら。

https://youtu.be/f0p1qum9JJ4

今年のメインのタスクはパートナーとの折衝だった。

大企業から協賛してもらえないか交渉をした。

3社と交渉した結果、1社のみ前向きな回答をもらえた。次回のポテンシャルパートナーとして広報の方を招待することができた。

そして、過去からのインカインドパートナーである山本本家さんに樽酒の提供をお願いし、了承を取り付けた。

大好きな季の美ジンも提供してもらえることになった。

移動する竹村商店の焼き芋も2016年に引き続き提供してもらった。

その他にも当日は担当のメンバーが対応できないということで、京都醸造所とALOTTAさんとのやりとりを引き継いだ。

ALOTTAさんはどうらく庵さんのブース前でスツールを提供してもらった。

手前の切り欠きのあるのがALOTTAさんのもの。4つを組み合わせて四つ葉のクローバー型にもできる素敵なスツールだった。

片付けの時に様子を見に行ったらお茶とお菓子をごちそうになった。

スピーカーの利茶土ミルグリムさんと交流のある方々からお菓子と器の説明を聞きながらいただく。

張り詰めていた心が和らぐ。

スピーカーのガブリエル・デュケさんも同席してたw

京都醸造所の搬入では連絡の行き違いで少し手間取ったけど、なんとかなった。国際会館の担当の方には大変お世話になりました。ありがとうございます!

パーティーの準備は担当タスクが立て込んで、ちょっと余裕がなくなった。

パートナーの方々をほっといてステージに行くことは出来なかった。

でも、そんなことは気にしない。

僕の本番はこれからだ。

Whisky worth spreading

得意なことに注力する。

伝えるべきアイデアはたくさんある。

今回は五大ウイスキーを揃えてみた。

そして一番のオススメはタリスカースパイシーハイボール。

タリスカースパイシーハイボールキャンペーンで、1本買うごとに付いている黒胡椒の燻製と合わせる。

ペッパーミルで挽いたものをハイボールにかけるのがオフィシャルなスパイシーハイボールだが、

僕が発見したオススメの方法は、

一粒つまんで口に放り込み、

奥歯で噛んですり潰し、

ペッパーの香りと辛味を感じる。

それからタリスカーハイボールを飲む。

辛味が和らぎ、黒胡椒とタリスカーの香りが和合する。

爆発的に広がる。

やみつきになる味。

それを体験してもらった。

伝えるべき相手に伝えるべきアイデアをウイスキーを通して伝える。

それが僕が得意とすることである。

そのようなステージを提供してくれたTEDxKyotoに感謝したい。

これからもいろんなことにダイブして行こう!

by スコッチ

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