TEDxTokyo 2016 参加

Natsuhiko MIZUTANI
TEDx Experience [日本語版]
3 min readOct 29, 2016

2016年10月22日の土曜日に TEDxTokyo 2016| Today Decides Tomorrow にゲストとして参加しました。

これまでに TEDxTokyo や TEDxKids@Tokyo、TEDxKids@Chiyoda にボランティアで参加したこともありましたが、自分の活動の中心は、TED Translators(少し前までは Open Translation Project と呼んでいました) に定まってきていて、TED Translators の中では裏方仕事をしています。

そんな中で、TEDxTokyo ファウンダーの Patrick さんとリーダーの Yusuke さんから、TED Translators からもコアで活躍しているメンバーを招待したい、とお声がけいただいて2016年の TEDxTokyo のイベントに参加しましました。

ひとつひとつのトークがどうだったか、ではなくて、パフォーマンスとトーク全体として TEDxTokyo というイベントから何を感じたか。まず TEDxTokyo ならではのカラーは、きわめて明確だな、ということ。
講演の並べ方、誰が話すか、どういうパフォーマンスで参加者の気持ちをひきつけ、開放させていくか…。
1週間前に参加した TEDxKyoto とのコントラストも明確で、これが TEDxTokyo だなぁ、と改めて感じた。数年前、日本からの発信を徹底して重視していた TEDxSEEDS もあったときの方が、東京地域の TEDx としての多様性がさらに重層的になっていたので、またそういうことがあると良いかもしれないな、とも思いました。

会場では、以前のボランティアで一緒に活動した人とも何人もお会いできました。当日のボランティア含めて1-2回お会いしただけの人とでも、何年かたっても、またいろいろ話ができるのは、かつてのイベントが濃密な体験だったからなんだろうな、といろんなことを懐かしく思い出す機会でもありました。

そして TED Translators の面々は、日本各地から集まってくれました。普段はネットワーク越しにいろいろとコミュニケーションをとっている仲間なので、「よく知っているんだけれど、はじめまして」という挨拶があちこちであって、不思議な体験。「さんざんビデオは見て字幕も作っているけれど、そういうTEDx Talks がこういう熱気の、こういう場で作られているのを初めて見れて楽しかった」と言っているメンバーもいました。顔と声がわかっていると、日頃のコミュニケーションもさらにスムーズになるし、もっと楽しく活動していけることでしょう。今回 13 人もの字幕ボランティアが集まったので、お互いの間でいろいろなものが生まれたはずで、今後が楽しみです。
例えば TED Translators の周りで、少し新しい試みことを具体化する相談をしよう、という話もでてきました。未来の TED Translators の活動につながる、今日のイベント。

まさに 今回のテーマ Today Decides Tomorrow となる一日でした。

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Natsuhiko MIZUTANI
TEDx Experience [日本語版]

アマチュア翻訳家 (TED Translators) 、リハビリ中の市民ランナー、コーヒーlover、会社員(物理屋)