地方創生。「資本主義のオルタナティブ」が、いつの間にか資本主義ロジックになっている話。

地方創生について。アイデアそれだけでは全然価値がない。誰かが思いつくアイデアはだいたいみんな思いつくし、地方創生の手法や方法論も確立、共有されてきているから(そもそもあらゆる田舎にゲストハウスや古民家カフェ、コワーキングスペースができるってのもどうなのか?って話もあるけどね)。

なので、当然のことながら、そのアイデアをいかにして形にしていくか、現実にしていくかが問題で、そこでは実行のスピードが大事ってことになるんだけど、そのスピードも、意思決定云々ではなくて、ぶっちゃけ、リソース勝負になってる。つまり、ヒトとカネの勝負。そんな傾向が加速してるのではないか。

これは別の言葉で言えば「大きいもんが強い世界」ということだ。当初、資本主義へのある種のアンチで語られていた地方の働き方、暮らし方、里山的ビジネスだけど、今となっては「思いついても、先にカネもヒトもある有名自治体にやられちゃう」という、わっかりやすいくらいの資本主義ロジックになってきてる。

そういう「競争」を田舎にまで来てするの? それなら東京で「消耗」してるほうが楽しいような気もしてくるっていうか。

地方、田舎は「資本主義のオルタナティブ」だと思ってたけど、実際は「資本主義のフロンティア」(イケダハヤト)だった、っていう。仮に今から何か思いついても、おもしろいことなら、イケダハヤトが全部やっちゃいそう。実際、ドローン飛行場に発酵ラボに……なんでもありですよね。

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