gcc -o と犬の散歩

プログラミングの初心者の中にはどうしても-o executableというのを理解してくれない人たちがいます。

gcc -o source.c target.exe

とか

gcc -o source.c source.c

とか書いてしまう。「-o」の次には「実行ファイル名」が来る;この2つで1セットというのがどうも頭に入ってこないみたい。色々な言い方で注意するんだけど効果が上がりません。

ふと思いついたのは「-o は首輪」説。どういうことかと言うと「-o」は首輪なので、その次には子犬が来ないといけない。つまり、子犬が実行ファイル。そして子供を生んだお母さん犬が元ソースファイル。お母さん犬は分別があるので首輪はいらないのだ。

ということにすれば、gccが犬たちを連れて散歩に行くとき、

  • お母さん犬の後に子犬が付いてきても、
  • 子犬の後にお母さん犬が付いてきても、

このどちらでもいいのだけど、どちらにしても子犬には首輪が必要なので、

gcc jolly -o chibi 

あるいは

gcc -o chibi jolly

という並びになる。だけども、

gcc -o jolly chibi

はおかしいし、

gcc -o jolly jolly

もおかしい。

どうだろう、これで説明できるんじゃなかろうか。


Originally published at my web server on August 11, 2016.