保育園マップが学童にも対応しました!

URAMOTO Kazunori
Stories by Code for Chiba
5 min readOct 13, 2020

保育園マップをリニューアルしてから、はやいもので 10ヶ月ほど経過しました。保育園マップにはフィードバック機能があり、リニューアル後もたくさんのフィードバックを頂いておりましたが、今年は新型コロナウィルス感染症の影響で、状況が一変。皆さんの周りも多くの変化があったことと思います。

わたしたちも、多くの地域で開発された対策サイトの立ち上げなど、予定外の活動が多くありましたが、現在に至るまで粛々とデータ更新等を続けています。シビックテック領域のサービスは、イベント的に瞬間風速で終わることなく、継続的に運用することが重要なポイントと考え、仲間と共に運用しています。

さて、10月といえば、保育園の一次の申込みが始まる時期ですよね。保育園マップの当初の目的は、オンラインで得られる情報が少ないので、もっと手軽に情報を集めることができるようにしたい、というものでした。昨今の状況では、よりオンラインという手段が重要になってきていますよね。

そこで、保育園マップに新たに「学童」の情報を掲載開始することにしました! 👏

そして、学童の情報も含まれるようになり「保育園マップ」という名前では伝わりにくくなってきたので、サービス名称も変更しました。もう、ここはシンプルに「こどもマップ」と命名しました 🎉

学童の動きがはじまったのは、去年から。保育園の待機児童問題は、そのままスライドして学童へと繋がります。そこで、学童の情報も掲載できないか、という話をはじめ、今年度がはじまったタイミングでどういった形式で公開していこうか、と具体的に話が進んでいきました。そして、夏あたりから開発が本格化し、学童も 10月から募集開始となるので、ここに合わせてプロジェクトを進めてきました。開発メンバー、最後の追い込み時期はガツガツとがんばってくれました。本当におつかれさまでした!

ちなみに千葉市では、学童は子どもルーム、という名前で展開しています。

そして、今年度からアフタースクールという取り組みも正式にスタートしています。

現在は、子どもルームの情報しか掲載できていませんが、今後、アフタースクールも取り扱えないか、などの検討もスタートしています。また、子どもルームについても民間の事業者の情報がまだまだ少ないので、そういったところへもリーチしていきたいと考えています。

また、様々なフィードバックをいただいているので、機能改善もすすめました。学童の情報も増えたことで、現在では 500件以上の施設の情報があります。これまでの絞り込み機能は使い勝手がいまいちだったので、シンプルな形へと整理し、保育施設と学童を横串で絞り込みができるようにしました。UI も改善し、選択した内容をリアルタイムに反映するようになっています。他にも、詳細画面の細かい所など、地味なところも継続して実施しています。

フィードバックリストには、まだまだ多くの改善項目が残っていますが、じわじわと進めていきたいと思っています。ご期待ください。

そこで、このサービスを一緒に育てていく仲間を募集しています! 一緒に実装していくエンジニアはもちろん、いま一番求めているのは、もっと使いやすいデザインを作り上げるデザイナーさん、プロダクトの未来を一緒に考える人、サービスを広めるための PR など、いまできていないことはたくさんあります。ぜひ、お気軽にお声がけいただければと思います!

また、こどもマップは他地域にも展開できるように作られています。いくつかの地域からお声がけをいただいていますが、こちらも是非どうぞ!

--

--