Mashup Awards 11 の 1ヶ月

Code for Chiba
Stories by Code for Chiba

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Code for Chiba の浦本です。

Facebook Page などでばらばらと情報を流していた Mashup Awards について、まとめてお伝えします。

Code for Chiba は、昨年開発した「千葉市お祭りデータセンター」を、Mashup Awards 11(以下、MA11) というアプリコンテストに応募しました。

Mashup Awards の Mashup とは「混ぜあわせる」ことで、元々は複数のサービスの API を組み合わせて、新しいサービスを作っていたと思います。いまや IoT の時代ですので、ソフトウェアだけではなくハードウェアでもなんでも組み合わせるようになってきているようです。MA11 の受賞作品も IoT 関連が多かったですね。

さて、応募のきっかけですが、こちらの記事を読んで Civic Tech 部門というものがあることを知ったことです。

この記事を読んだところから、トントン拍子に応募することが決まっていきます。

非常に軽いノリで話が進んでいるように見えますが、この「ノリ」こそがとても大切なものだと思っています。実際に、お祭り当日の天気予報が表示されるようになって、便利なサービスになっています。

なかなか自分達だけで考えていてもいいアイデアというものは、でてきません。こういった何かのきっかけによって、偶然生まれるものも多いと思います。MA11 は、お祭りデータセンターにとって、とてもいいキッカケをくれたコンテストになりました。

応募を決めてから、天気とフォントの API の導入を決めて、ばたばたと 3日くらいで仕上げて登録しました。仕上がったのは、応募最終日です。天気の API については、応募前日の深夜にライセンスの依頼を投げて完了させる荒療治でした。対応してくれた YuMake さんには感謝の言葉しかありません。

応募したあとは、Code for Japan Summit 2015 や、新しいプロジェクトの Parks by the people の準備に追われ、まったく気にかけていませんでした。そこに、Civic Tech 部門決勝進出のメールが届きます。応募したときは、この部門で優勝するのが目標でした。目標に向かって進んでいく実感が湧いて、テンションが上がっていったことを覚えています。

Civic Tech 部門の決勝は、Code for Japan Summit 2015 内で行われました。こちらの様子は、すでにブログに書いてますので、こちらを参照してください。

また、こちらの Mashup Awards のブログも是非、ご覧ください。各地域の様々な作品を見ることができます。

Final への進出は、驚きでしかありませんでした。しかも、会場は Tech Crunch Tokyo 2015 内ということで、すごい舞台に立つんだな、と先の話ばかり考えてしまいました。

そして、応募してからちょうど一ヶ月がたったところで、Final プレゼンテーションの日がやってきました。大舞台でのプレゼンが始まります。

質疑応答を含めての五分間はあっという間でしたが、はやい順番だったので、終わった後のプレゼンテーションはのんびりした気持ちで見ることができました。Final だけあって、どれも手の込んだ作品が多く、またプレゼンテーションにも気を配っていて、参考になる部分がいっぱいありました。こういった作品を見ると、次コレやってみよう!など、意欲がどんどんと湧いてきます。

残念ながら、Final では結果を残せませんでしたが、2つの賞をいただくことができました。また、目標としていた Civic Tech 部門優勝を達成できたので十分な成果といっていいと思っています。

こうして作った物を見てもらう機会を増やしていくことは、とても大切なことだと思っています。やはり、作った物は使ってもらってなんぼです。使ってもらうためには、そういう物があることを知ってもらう必要があります。知ってもらい、使ってもらっていく中で、より良いものに仕上がっていくものだと思います。

今後も、使ってくれる人のために、サービスをより良いものにしていきたいな、と改めて感じることができました。

最後に、賞も取ったので集まって祝勝会を行いました。その中で、新しいアイデアもどんどんうまれています。この良いサイクルを回していきたいな、と思っています。

そして、これだけは外せない定番のメンバー募集です! こちらのウェブサイトより、ご参加いただければと思います!

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