Getho×Dappsハッカソン開催しました!-popshoot

Megan
Ethereum Tech Lab. | イーサリアム研究所
6 min readDec 26, 2018

さる12月1日から2日にかけて、イーサリアム研究所および(株)popshootではDappsハッカソンを開催しました。合計11名、4チームの参加者が集まり、Ethereumのノードのたて方からDapps作成までを一気に2日間で行いました!

本記事では、その模様をまとめています。

1日目 — ハンズオン&ハッカソン開始

1日目の朝10時からオープニングと同時にハッカソンのための弊社CTO・佐藤によるハンズオンが始まりました。

今回のハッカソンではEthereumをチームで開発するためにプライベートノードをたてる必要があるため、事前にハンズオン形式でpopshootのDapps開発支援サービス「getho」を使用し、皆でプライベートノードを立てました。

gethoは先日正式リリースされたばかりのpopshootのサービスであり、ボタン一つで簡単にイーサリアムのプライベートノードを立てて、チームでの作業ができるようになります。

gethoのページはこちらになります:https://getho.io/

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000023119.html

ハンズオンのスライドはこちらです:

その後にチーム分けを行い、ハッカソンを開始しました。

今回のハッカソンのテーマとしてはイーサリアムで作成されたDappsであれば良く、gethoの利用が条件ではありましたが比較的制限のない自由度の高い内容でした。そのため事前に開発したいアプリの内容をすでに考えてきたチームや、ハッカソン開始直後に自分たちでアイデアソンを数十分間かけて行ったチームもありました。

2日目- ハッカソン終了&プレゼン・審査結果発表

2日目の午前中も引き続き開発は続きます。この段階でほとんど開発の終わりが見えていて、UI/UXの調整に移行しているチームもありました。

午後3時にハッカソンは終了!早速各チームによるプレゼンが始まりました。

今回のプレゼンにはゲスト審査員としてDMMスマートコントラクト開発部テックリード・篠原航様、会場をお貸しくださったNeutrinoのコミュニティマネージャー・服部摩耶斗様にも参加していただき、それぞれのチームに対してビジネス・技術様々な点からの質問が飛び交いました。

一つ目のチームはteam Gojo。ブロガーがブログを書くモチベーションを保つための「人質イーサリアム」を開発しました。この人質イーサリアムでは一定額のイーサリアムをロックし、一定期間毎日ブログを書き続けられなければロックされたイーサリアムが没収され、書き続けられた人には報酬としてイーサリアムが分配される仕組みになっています。

プロダクトがしっかり完成されていること、発想の面白さなどから優勝チームに選出されました!

二つ目のチームはteamJKC。女子高生の購買行動を予測することで消費を促すJK Coinを高校と連携して発行するというユニークな発想で、準優勝に輝きました!

三つ目のチームはpoisonus-kangaroo。情報を追跡することで地方創生に繋げるための決済プラットフォームTokuTokuCoin(TTC)を発行するものです。

四つめのチームはGethoters。Slack botに送金機能を連携させることで、社内Slackの活性化を目指すものでした。

どのチームも非常にユニークな発想でDappsを開発しており、大変盛り上がったハッカソンとなりました!

popshoot・イーサリアム研究所ではこれからもイーサリアムの認知度向上・開発のためのツールの提供に貢献していきます。

Author

EthereumTech Lab.ではブロックチェーン、特にイーサリアムに対して強い興味を持った学生または社会人のメンバーを募集しています。
発信はMedium上で行い、本格的な開発状況に関する分析、または開発者それぞれの思想をリサーチし、日本語にて発信するなど様々な方向性の記事を作成しています。

EthereumTech Lab.はイーサリアムのモバイルウォレットを開発している”Wei Wallet Team”(*https://github.com/popshootjapan/WeiWallet-iOS) が中心となり、活動を行っています。そのため、オフラインでのイベント/ミートアップ実施の機会も多く開催していく予定です。

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