着物でBBQ行ってきた

先週末に、着物でBBQ::builderscon @野川公園に参加してきました。Facebookイベントでご招待をいただき、旨そうな肉を焼いている写真を見てつい「参加」を押したら、実は誰でも参加可能とはあるものの、一応buildersconに興味がある方々の懇親BBQという立て付けで、いまのところ関係者じゃない僕が行ってもいいか迷ったのですが、会社で隣の席の人が首謀者として一生懸命思案しているにもかかわらず、buildersconのことをちゃんと知らなかったので、これも良い機会!と自分に言い訳しながら参加してきました。

装備

BBQなので、何があってもいいよう、なるべく軽装(丸洗い可能、最悪捨てることになっても泣かない装備)で行きました。気温は24度前後。暑くもなく寒くもなく、最高の気候です。いつも被っているカンカン帽やハンチングではなく新しいパナマ帽(正確にはパナマ風帽子)を被って行ったのは、YAPC::Asia Tokyo関係者の方が多そうだったため、Larry Wall氏に敬意を表してのことです(嘘です、ただかぶりたかっただけです)。

着ていった

・ステテコ
Tシャツ半襦袢(Tシャツに半襟が付いている横着アイテム)
・綿麻の長着
・化繊の角帯
・黒い足袋
・駒下駄
・パナマ帽

持って行った

・予備の腰紐(襷にするため)

感想

後述する独特のスタイルで、焼き肉のタレも使わないため、何かが垂れるとか汁が飛ぶとか、着物を着ていると微妙にビビるようなことが一切なく、極めて快適でした。ありがたや。片付けを(ほんのちょっとだけ)お手伝いする際、予備の腰紐を襷にしました。

BBQ::builderscon

とにかく肉が旨かったです。肉を焼くは主催者のlestrrat氏。

BBQというと一般には「焼肉屋さんの店内でやることを屋外でやる」ようなイメージがあると思うのですが、今回のBBQはまったく別もので、塩をこれでもかこれでもかというほど塗った、厚さ4–5cmはあろう牛肉やラム・鴨をゆっくりゆっくり焼いていき、端から少しずつカットして食べ、また焼く、というブラジリアン(?)スタイルでした。

こんな感じの肉や
こんな感じの肉が6kg以上、次々焼かれるのです

焼くのに使う器具もトング等ではなく、耐熱手袋やウォーズマンのベアークローのようなもの、科学の粋を尽くした、肉の中心温度を測る電子機器など、完全に日常から逸脱した異次元空間。鴨やマトンは蒸し焼きにするなど、相当な手の込みようでした。

そして出てくる肉は本当に旨い……炭で焼いた肉には、タレも何もいらん。塩さえあればいい。旨い肉を腹いっぱい食うというのがこんなに幸せだということを忘れていました。子どもたちは職人のように肉を焼き続けるlestrrat氏に「ニクヤクシン(肉焼神)さま」という名をつけて神格化していました。ここは八百万の神が宿る国。

肉を焼く方々は耐熱グローブを装備。ダイナミックです。
肉の中心部の温度を計測し、焼き加減を定量的に測定する。「計測できないものは管理できない」(デマルコ)
ニクヤクシン様の第二形態。実際には片方の手にこのベアークローのようなものを持って肉を押さえ、もう片方で包丁を持って切る。

参加者の皆様、特にuzullaさん、moznionさんにはまとわりつく子どもたちに構っていただき、本当にありがたかったです。ありがとうございました。

builderscon

さて、buildersconの事を知りに行ったにもかかわらず、会場では肉を食うのに忙しすぎて、あまりbuildersconの話はしませんでした。しかし、エンジニアが集まって話すと、楽しいな〜!という当たり前の事実を再確認しました。

僕の理解では、buildersconは、カンファレンスであり「メタカンファレンス」でもあるものを目指すようです。

YAPC::Asia Tokyo が目指した、「エンジニアによる、エンジニアのための」技術系カンファレンスを、言語や特定の技術ドメインの縛りなく実現する(カンファレンス)。早くも今年の12月に第一回目が開催予定だそうです。

そしてそれだけでなく、それを誰かが主催したいと思ったときのために、そういったカンファレンス開催に必要となるノウハウや成功体験を集合知としてまとめ、buildersconの名のもとに共有する(メタカンファレンス)、というようなもののようです。

……楽しそうじゃん!ファンになりました。

もろもろ手際が良すぎて、むしろBBQ::buildersconが本体よりも先にフレームワーク化されているのではないかという美味しい疑惑もある