着物で行ったよベルギーに

Kazuhiro Ogura
The Kimono Guy

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2016 Spring (ブリュッセル・アントワープ)

・洋服は着ない、持って行かない。服装は機内含め、着物のみ。

・スーツケース、ダメ、絶対。荷物は風呂敷に包む。

ヨーロッパに着物オンリーで出張に行ったので、海外出張、あるいは海外旅行を考えている男子の参考になればと思い、書いてみます。

今回は2016年1月28日から2月2日までの6日間。目的はブリュッセル(ベルギー)で開催されるヨーロッパ最大のOSS系イベント、FOSDEM 2016の視察です。

悩んだ点

一番はじめに着物で出張したときには、着物を着ること自体にチャレンジの要素が強かったのですが、最近は、普段から着物なので、着物で出張に行くのは正直「今さら洋服で行く理由を探すのが面倒」というのが一番の理由になってきています。だいぶ慣れてきて、チャレンジ要素も減ってきてしまいました。

それでも今回は初めての「寒い地域への着物出張」となり、ここが一番取り組み甲斐のあるポイントでした。

気候の下調べ

ブリュッセルの2月の気候を調べると、今年は例年よりも温かいようで、東京と同じか少し寒い感じでした(0度〜10度ぐらい)。一方で、雨は東京よりもずっと多いようで、雨対策が必要となりそうな状況だったので、履物は下駄と決めました。ちょうど下駄で海外出張を試してみたかったので、良い機会になりました。

装備

着ていった

・ステテコ
・肌襦袢
・モスリン長襦袢(袖無双)
・長着(大島紬、袷)
・角帯
・羽織(交織、紬っぽい)
・黒足袋(ネル裏)
・駒下駄(会津桐、ゴムmod済、後述)
・角袖コート
・帽子/スヌード
・レッグウォーマー(ダイソー150円ふわもこ)

持って行った

・ステテコ
・肌襦袢
・正絹長襦袢(袷)
・長着(紬、袷)
・黒足袋(ネル裏) x 2
・超撥水足袋カバー「雫」(後述)
・爪掛け
・角帯
・羽織紐予備
・アームウォーマー(ダイソーの女性用ロング靴下の先を切ったもの)

着ている着物の他に、着物+帯を1セット、襦袢系を2セット持って行った感じです。過去の出張と比べてだいぶ少ないのは、毎回なんだかんだ持って行きすぎていることを実感していたことと、冬で夏ほどに発汗しないため、少なめでいいだろうと判断したためです。

こんな感じの格好でした。ブリュッセル南駅にて。このあと会社への土産物等で風呂敷が膨らみます。

実は最近日本では、羽織も省略し、鴨志田直樹さんの男着物本で勧められている「チベタンマント」を羽織る、だいぶいい加減なジェダイ風の格好をしているのですが、真っ黒でいかにも怪しく、シスとかその手の怪しい人と間違えられると嫌だなと思い、ややちゃんとした印象になる角袖をチョイスしました。角袖はやや薄手のものなので、羽織と合わせるとちょうど良い感じで防寒になるのではないかという狙いでした。

前回から意識して省略したもの

着物ハンガー

毎度、ものすごくかさばる困った奴でした。もともと襦袢の部屋洗濯用に、と持参していましたが、デンバー編で習得したアイロンを活用した乾燥術など、当初とくらべて部屋洗濯スキルが向上しているため、無くても大丈夫だろうと判断しました。

甚平

部屋では裸族として過ごすか、襦袢羽織ってればいいやと思い省略しました。

結果的にはいつもよりもだいぶ軽量化され、定番の唐草風呂敷も、一日中持っていても疲れない程度に小さくなりました。

諦めたこと

次海外出張するときは袴をつけていこう、と思っていたのですが、日本でもまだ慣れていないし、今回は諦めました。

細かい改善

チェックインカウンターで、ビニール袋や段ボールに風呂敷を入れられることがあるのですが、その時の理由として「タグを付けるところが無いので」「名前が書いていないので」という理由をいただくことがあります。今回は風呂敷の四隅のうち二隅に名前と住所を書き入れた二等辺三角形型の布を縫い付けてみました。

氷雪対策

1月の東京の雪の日に、普通に下駄と爪掛けで出社したところ、酷い目に遭いました。

濡れるし、滑るし、これが氷点下のヨーロッパで起こったらきっと凍傷になって足がもげると思いました(実際には氷点下にはならなかったんですが)。そこで雨・スリップ対策を施すことにしました。

駒下駄ゴムmod

駒下駄には、普段から市販の歯裏用のゴムを施しています(減り防止、木くず飛び散り、騒音防止のを兼ねて)。普通の雨ならこれでいいのですが、東京の路面凍結等で滑ることがあり、もっとグリップが必要だと感じました。そこで、歯裏に「室外機用防振ゴム」を貼り付けることにしました。特にこれを選んだわけではなく、家の物置に放置してあったゴムを選んだのですが、結果としては非常に良かったです。

製作手順としては、

  1. 歯裏の形に切ったゴム、シューグー、釘少々、金槌を用意する
  2. 歯裏にシューグーをたっぷり塗り、少し硬化するまで待った後でゴムをぴったりと歯裏に押し付ける
  3. 一晩置く
  4. 釘で固定する

歯裏だけでなく、爪先あたりにも同様にゴムを付けました。歯の次によく減る部分で、高級な下駄だとよく革製の保護部品が付いてますよね。あれのつもりです。

写真では、釘の頭が見えていますが、釘は基本的に凹みの部分に深く打ち付けるので、釘が地面と接触することは基本的にはありません。

デメリットとしては、空港のゲートでのセキュリティチェック時に、下駄が金属探知機に反応するようになります。脱ぐ指示が無くてもおとなしく脱いで通るのがいいかもしれません。

超撥水足袋カバー「雫」

東京の大雪で足袋びしょ濡れになったので、これは足袋カバーしかないと思い、調べたところ、超撥水足袋カバー「雫」が評判が良さそうでした。本当は普段履いているような紺か黒のものが欲しかったのですが、白しか無かったのでやむなく白を注文しました。

僕はここの「あおい 正直問屋」さんで買いました(アフィリエイト無しです)

事前に家で試してみると、確かに圧倒的な撥水力。水道でバシャバシャやってみても中に水が浸透しませんでした。

防水スプレー

唐草風呂敷と角袖コートに徹底的に防水スプレーを施しました。だいぶ効果があったと思います。

風呂敷の包み方

一つ誤算があり、荷物がだいぶ少なくなったせいで、僕の180cm角の風呂敷では役不足な感じでした。しかしあまり気にせずいつもどおり普通に包みました。

包み方の詳細が気になる方は以前の記事をご覧ください。

チェックイン

成田のANAカウンターでは、風呂敷が小さいのでそのまま預かってくれるかと思いきや、

「中のものが出る可能性が大きいので、ビニール袋に入れますね」

ビニール袋に入れていただきました。また「名前が無いので、ネームタグを書いてください」とも言われました。ちゃんと見えるところに名前が必ず露出するようになっているのですが、全く効果ありませんでした。

ブログに書かなかった昨年末の着物米国出張のとき、チェックインを済ませて一息ついていたらおまわりさんに職務質問を受けるという事態に遭いました。

唐草風呂敷を持っているなら良かったのですが(美味しいネタになる)、持っていなかったのでただ残念なだけでした。そんなこともあり、今回は愚図愚図せず同行の

と合流次第、さっさとチェックインしました。

ゲート入り

前回同様、通勤用に使っている90cm角の風呂敷に持込荷物(PC、ピーナッツ、タブレット等)を詰めてゲート入りしました。特に問題はありませんでした。

機内(成田→ブリュッセル)

ボーイング787によるANAの直行便で、大変快適でした。787には初めて乗ったのですが、あまり乾燥している感じがしないのが個人的にはびっくりでした。調べてみると、空調システムには従来機とくらべていろいろ改善があるようですね。着物だと温度調整に弱いので、暑かったり寒かったりするとやや面倒なのですが、そういうのもなく大変快適な空の旅でした。

新しく気づいたこととしては、下駄は裏同士を合わせて横に立てると、かなり省スペースに収納できるということ。おかげで足元もゆったりでした。

なお、特にエコノミーで旅する場合、狭い空間で食べる機内食で着物が汚れないか若干気になりますよね

最近、「ブランケット首巻き」すると着物汚れないし温かいしいいなと思っています。やり方は簡単でブランケットの二隅を首の後ろで一回結びするだけです。長いよだれかけみたいな感じ。シートベルトはその上からします。

機内での帯は課題で、角帯にしてみたり、兵児帯にしてみたり、昨年いろいろやってみたのですが、最近は角帯で普通に貝の口に結んで、座っているときは結び目を前に回す方法に落ち着いています。

到着→荷物受け取り

風呂敷はいつもどおりターンテーブルでビニール袋に入ってやってきました。ここでビニール袋を捨てるのが本当にもったいないといつも思っており、できれば裸で預かっていただけるよう工夫したいものです。

ベルギー入国

税関も無いし、なんかすごく適当なイメージでした(失礼)。何一つ質問も無く、そのまま入国しました。

ブリュッセル市内(ホテル・観光)

ホテルでのチェックインは順調に進みました。場所がブリュッセル南駅にあり、グーグルで調べるとヨーロッパ大都市の多分に漏れずスリが激しいらしいのですが、着物だとスる場所がわからないのか、とにかくなんの被害にも遭いませんでしたし、危険な目にも全く遭いませんでした。

サンミッシェル大聖堂の前で。ミッシェルってミカエルのことか。だからミカエルが居たのか。今気づいた。

観光する時間があったので、ブリュッセル市内を徒歩で観光しました。そこかしこに歴史的建造物があり、凄い。ヨーロッパの歴史に感動しました。

グラン=プラスで。素敵な広場でした。

天気はずっと雨っぽい曇り。そのせいか時差ボケ修正に大変苦戦しました。日の出が遅くて朝日が射さないし。

道行く人の着物に対する反応は、思ったより薄いという感じ。東京を歩いている感じに近いです。ごくたま〜〜に陽気な人が声を掛けてくるぐらいでした。アメリカみたいに目が合った若者が挨拶代わりに

“ハイ!ニンジャ〜!”

みたいな感じではまったくありませんでした。あるいは、角袖を着ていてすこし洋風だったせいかも。

視線を見ていると、やっぱり履物が気になっている様子。一度大学の前で美人女子学生に

“Nice shoes!”

と声を掛けられました。うれしかったです。

話には聞いていたものの、本当に道が石畳なのでびっくりしました。駒下駄ゴムmodは大変うまく機能し、多少の水たまりも快適に歩きまわることができました。

道が本当に石畳でビビっている筆者。

市内は、看板等にはフランス語とオランダ語が併記してありますが、僕の印象だとほとんどフランス語な感じ。大学二年次に、やんごとない事情でフランス語を週四時間履修していた私に死角はありませんでした(大嘘、全くわかりませんでした)

とにかくあらゆる場所でベルギービールが3から5ユーロくらいで飲めるのが楽しいです。僕はそんなに酒が強い方ではありませんが、それでも楽しみました。

ちょっとした待ち時間にもベルギービールを飲む感じ。いちいち銘柄とグラスが合わせてあって、楽しかったです。

行った場所の中ではベルギー国立美術館の警備が割と厳しく、荷物検査があったのですが、その際

“身につけている金属製のものは全部カゴに入れてください!”

と言われたので、iPhoneやMicrosoft Bandをカゴに入れました。しかし、まだ

“身につけている金属製のものは全部カゴに入れてください!”

と言われる。

「?」という顔をしていたら、帯に挟んでいる扇子を指差して「それはどうなんだ」と言われました。いやジス・イズ・マイ・ファン、これは扇子だよと拡げてみせたら、

“すまない、サムライかと思ったんだよ(笑)”

ということがありました。カタナだと思われたようです。

去年だったか、ドイツから来たインターンにも帯に挟んでいる扇子を

ウェポンだと思った”

と言われたことがあったので、多分そう見えることもあるんだろうなと思い、あくまで平和主義者なので、以来ベルギーでは扇子を差すのはやめることにしました。

日本だと、冬に暖房がガンガン入っていることがあり、冬でも扇子は個人的には必須なんですが、ベルギーでは概して室内でも室温が低く、扇子が必要になることはありませんでした。

世界三大がっかりの一つの前でがっかりする筆者。コペンハーゲンのやつも着物でコンプしたい。

FOSDEM 2016

今回のメインイベントはFOSDEM 2016。同行の

はPerl devroomで発表しました。

オープンソースな祭典らしく、かなりゆるいバザール的、分権的な運営で、一日目は戸惑った挙句、行く会場行く会場満員でどうしようも無くなり、途中でホテルに撤退しました。が、二日目からは、Perl devroomというきっかけを掴んだこともあり、そのゆるい雰囲気を楽しむことができました(結論としてはあまり深く考えずに一日目からその辺でビール飲んでればよかったんだと思う。でも友達がいないと辛いですね)。

レジストレーション不要のイベントなので、何人ぐらいの規模のイベントなのか判然としないのですが、クロージングのときにWiFiにアクセスしたMACアドレスの数が4420個と発表されていたので(多くの人がスマホとPCでアクセスしていることを考えると)2000人規模ではないかと推測されます。大学(会場スポンサー:ULB)一つをジャックする、かなり大規模なイベントです。

足元は超撥水足袋カバー+爪掛けです

僕が一番おもしろいと感じたのは、各国から開発者が集まってきている国際的なカンファレンスであること。アジアにも、APECとかAsiaとかの冠を冠した技術カンファレンスは存在するし、米国のカンファレンスもそれなりに国際的ですが、いずれも、ある国でやっているカンファレンスがその年は外国人にも門戸を開いてインターナショナル気味になる、というようなスタイルで運営されている気がします。

一方FOSDEMに関しては、ベルギー中心というわけではなく、そもそも資料も(ブリュッセルでは外国語である)英語、全トークが英語(多分)で行われているし、僕が適当にその辺に居る人と話しただけでもベルギー、イギリス、オランダ、ハンガリー、フランス、ドイツと、とにかく各国から来た技術者が、多くの人にとっては外国語である英語とオープンソースを媒体にして技術交流をしていました。非常に楽しかったし、羨ましかったです。ASEAN+CJK+台湾みたいなのがシンガポールで開催されてもいい感じがする、と一瞬思いましたが、中国が情報分断されている現状を考えると、人口的な主役不在になって盛り上がらない感じになってしまうのかなあ。

一般的に言って、日本人にとっても、アメリカのカンファレンスに参加するよりも、だいぶとっつきやすいだろうという印象を受けました(アメリカのカンファレンスだと、正直なところ、みんなガチで母国語で情報収集に来ている中、下手な英語に付き合ってくれる人を見つけるのに、日本人が苦手な図太い神経が必要)。

次に面白いと思ったのは、みんな昼間から酒を飲んでいることと、大学構内なのにそれが許可されていること、でしょうか。妙に陽気な雰囲気でした。

あとは、米国や日本と比べるとMac率が低い印象でした。米国・日本のテック系カンファレンスだとMacを使っている人が多い印象ですが、現地ではMacは少数派で、Lenovo/HP/AcerなどにLinuxを入れて使っている人が多いように見えました。Macを使っている人もよく見るとLinuxデスクトップな感じでした。FOSDEMというフリー色の強いカンファレンスだったという事情もあったかもしれません。

会場では、マルチ文化が前提だからか、着物については、あまり触れられませんでした。一度だけドイツの方に

“その服装はゼン・ブッディズムと関係があるのか?”

と訊かれました(笑)

そのうち、(

が) 振りとして「もっとニンジャニンジャ言われるかと思ったから寂しいよ!」みたいな切り口からおしゃべりに入るようになったのですが、みんな割と真面目に

“キルトの人もいるし、全然アリだよ”

みたいに異民族尊重の構えでした(キルトとは、後で調べるとスコットランドの民族衣装のことでした)。いろんな言葉を話すいろんな民族がひしめくヨーロッパならではだなと思いました。

Wendyさんのご好意で、Perl devroomの打ち上げディナーに混ぜていただきました。旨かった!楽しかった!

アントワープ

アントワープは道が広かった印象

最終日の飛行機が夕方だったので、大人気なくアントワープ観光することにしました。

アントワープといえば、フランダースの犬ですよ。ネロです。パトラッシュです。現地の人はまったく知らないというフランダースの犬。実は私もよく知りませんが、ブリュッセル観光はし尽くした感があったので、行ってみることにしました。

天使達に連れられて登っていくあそこです。ノートルダム大聖堂です。昨日改めて最終話を見返して、パトラッシュは天国への往路もソリ引かされて大変だなと思いました。ルーベンスの絵もありましたよ。

アントワープはブリュッセルから電車で小一時間。観光を楽しみました。ブリュッセルよりも平坦で歩きやすい印象がありました。

市庁舎前にて。アントワープの語源となる場面の像。

帰路

空港でもベルギービールを飲みつつ飛行機を待ちました。

ブリュッセル空港のANAのチェックインカウンターでは、なんと日本語での対応。この国の人たちは何か国語しゃべれるのかと、びっくりしました。帰りは特に何も言われず、風呂敷は裸で預かっていただきました。今までの傾向だと、やっぱり日本でのチェックイン時に袋や段ボールに入れられる確率が高い気がします。

帰りの便も787の直行便。飛行機はガラガラで、素晴らしいフライトでした。帰りの飛行機の中で美しいCAさんに「いつもお着物なんですか?」と話しかけられました。ブリュッセルは初めて、という共通点がある会話で、0.01秒だけ話が盛り上がりそうな気配を見せたのですが、僕はワッフルもチョコも全く食べず、肉とビールの日々でしたという話の一方、CAさんは私はビールダメなんですよ〜ワッフルとチョコの毎日でした、みたいな感じで、全く噛みあうこと無く一瞬で終わりました(笑)でも気にしていただいて本当に嬉しかったです。

いつも価格優先で便を選ぶため、日本の航空会社の飛行機に乗るのはたぶん3年ぶりぐらいだったんですが、サービスの圧倒的な良さに感激しました。

その他

  • 風雪対策は全般にうまく行ったと思います。超撥水足袋カバー「雫」の撥水性は圧倒的で、雨のブリュッセルでも不快な思いは一切ありませんでした(爪掛けと併用)。ただし、埃か、染めの影響か、鼻緒の跡が白い足袋カバー少し残ってしまいました。まあ、どうせ履く時は見えないので気になりませんが、メーカーの方には是非汚れの目立たない紺・黒も製造していただきたいです。
  • 向こうの人はあまり傘をささないようでしたので、角袖に掛けた防水スプレーもちょうど良かった感じです。
  • 駒下駄ゴムmodは、滑り止めにも良かったし、ちょっとした水たまりをまたぐ時にジャンプする際も踏ん張りが効いて良かったです。山登りとかもできそうな勢いです。
  • 洗濯はいつもながら部屋洗濯が基本でした。今回はキャンドゥで買った洗濯物干しが大活躍でした。雨ばっかりなので、部屋の湿度も高くて洗濯物が乾かなかったりするかと思っていましたが、杞憂で、足袋以外は一晩で乾きました。荷物はもっと圧縮できそうです。

まとめ

気候に大きな違いが無い地域への旅は、荷物が小さくできてとても楽だと思います。

ブリュッセルはこじんまりながら歴史的建造物が多く、着物で歩きまわるのに楽しい街でした。もし旅行で行くなら、ブリュージュ・アントワープあたりも含めて見て回りたいですね。あとキリスト教についてもっと勉強してから行きたい。

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Kazuhiro Ogura
The Kimono Guy

エクストリーム和装家。HENNGE (f/k/a HDE) で経営、プログラミング、営業、雑務など//HENNGE株式会社 代表取締役社長 小椋 一宏/Kazuhiro Ogura Founder, President and CTO of HENNGE