第6回「日本橋エリア日本酒利き歩き2018 」が開催されました

江口晋太朗 | SHINTARO Eguchi
The Living Library
Published in
3 min readMay 14, 2018

4月14日、「日本橋エリア日本酒利き歩き2018」が開催されました。

この利き歩きイベントは、日本橋各地にある飲食店を中心に、全国各地にある蔵元のお酒が集結し、参加者は事前に購入したチケットとの交換で専用のお猪口を手にしながら、指定された飲食店やコミュニティスペースで振る舞われている日本酒を自由に飲み歩きできるというもの。

今回で6回目となるこのイベントは、回を重ねるたびに参加者も増えてきており、2017年の参加者は6500人を超え、蔵元も全国約50もの酒蔵の方々が集まるなど、都内の日本酒イベント、かつ、街全体を活用したまち歩きイベントとして注目されています。

そんな利き歩きイベントに、このThe Livingも一会場として開放し、当日は多くの人で賑わいをみせていました。

各地の蔵元から集められたいくつもの日本酒を一度に飲めるのもそうそうありません。日本橋を練り歩きながら老舗をお店を巡ったり、地元の人達と語り合ったり。お店によっては、自慢の酒肴を用意したりしながら、日本酒をきっかけとした楽しい時間を過ごすことができました。ご参加いただいた方々からは「The Livingは居心地が良いね」と言ってくださり、1度ではなく何度も来場されながら、休憩しつつご友人や同席された方々と談笑する姿があるなど、それぞれに有意義に過ごされていました。

この利き歩きイベント、主催は佐々木酒店という地元の一酒屋や企画したもの。地元発の企画が、次第に多くの人達を巻き込み、商店街や商工会のみならず、地元の大企業なども連動しながら回を重ねるたびに少しづつ規模は大きく、中身もブラッシュアップされてきました。

個人や地元の人達から、若者もお年寄りも、老舗も若い会社も、一緒になって街を盛り上げようとする動き。東京という場所にあるこうしたローカル性を大切にした取り組みを大切にしていきたいです。

写真:長井智美

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