シンガポールに行ってきました(5) / プラナカン建築が残るカトンを散策

Takuya Ichise
TAKUYA ICHISE
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5 min readSep 9, 2017

シンガポール2日目の午後です。イーストエリアにあるカトン地区に行ってきました。

前回の記事はこちら

マリーナ地区からMRTでPaya Lebar駅へ。カトン地区はここから徒歩で30分ほど。
Paya Lebar駅周辺はHDB(公団住宅)が多いです。シンガポールの国民の約80%はHDBに住んでます。
団地の広場に運動器具がおいてありました。なかなか住みやすそうですが、外国人は借りることは出来ても買うことは出来ません。
Paya Lebarからまっすぐカトン方面に向かって歩くと、プラナカン建築の並ぶ商店街のような街並みが見えてきます。
リトルインディアの記事でも少し書きましたが、プラナカンは15世紀後半にペナン、マラッカ、シンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことです。1階がお店で、2階が住居になってます。
以前訪れたことのあるマレーシアのマラッカの街並みに酷似してました。ところどころに茶餐廳(香港、マカオ、広東省の都市にある軽食できる喫茶店)があります。茶餐廳の食事は大味なので、僕は正直苦手です。
パステルカラーが美しいショップハウス。間口が狭くて奥行きが深い。壁面は花模様のレリーフで装飾されてます。
カトン地区はガイドブックでも取り上げられてますが、このあたりではほとんど観光客を見かけませんでした。
途中で見かけた看板。ビリヤニ弁当?
カトンの中心街に到着
カトンはシンガポールの名物麺料理 ラクサの激戦区としても有名です。328 Katong Laksaという人気店に入ってみました。カタカナで「人気の店」と書いてあるのが若干不安(苦笑

ラクサはココナッツミルクとターメリック・ガランガル(タイ料理でよく使われるショウガ科の地下茎)などで味付けされたマレーシアやシンガポールで食べてられてる麺料理。麺は極端に短い米麺、出汁は魚やエビからとられる事が特徴です。具材は揚げ豆腐やかまぼこを用いることが多いです。

看板は胡散臭さいけど、とても美味しいです。よくあるラクサに比べてスープがマイルド、やけに甘いなと思ったら練乳が入ってました。魚介出しとココナッツミルクベースのスープ、辛味ソースがいいバランスです。
帰りはuber POOLで車を拾ってホテルへ。ベイエリア渡航以来、便利さと快適さのとりこになってます。サンフランシスコのベイエリアではuberとLyftのどちらのサービスを使うか選べましたが、シンガポールではuberとgrabから選べます。値段はベイエリアより若干高め。
ホテル近くに戻ってきました。
シンガポール スリングで有名なラッフルズホテルへちょっと寄り道
夕飯はMaker Faire Singaporeで一緒に展示するkasanetariumさんと合流。英気を養うためブギスにある阿成肉骨茶という肉骨茶のお店へ。胡椒とにんにくがガツンと効いてる、美味しい。真ん中の鳥の足は甘くて、ちょっと苦手な味。

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Takuya Ichise
TAKUYA ICHISE

🗻Engineer, Maker 🎥http://youtube.com/@tichise