深圳に行ってきました 2018(2) / アリババスーパー 盒馬鮮生と便丽猫と無人コンビニ Well GO
1日目の続きです。宿泊した水湾周辺にある中華ITサービスをいくつか見てきました。
1日目前半の記事はこちらから見れます。
e換电
電気自動車用の様々なサイズのバッテリーを供給するサービスのようです。
料金は1キロメートルあたりわずか6セント。深圳では電動スクーターや電気自動車が普及してるので、需要ありそうです。
盒馬鮮生
水湾駅前で新しくできたばかりの盒馬鮮生を発見。アリババが出資するスーパーで、店頭でアプリを使ってカートに入れた商品が30分で家まで配送されるサービスを行ってます。
商品には全てQRコードがつけられてて、専用のスマホアプリでQRコードを読み取ると詳細な商品情報が表示されます。
一部の客は買い物かごを持ってますが、ほとんどの客は買い物かごを持ってなくて、スマホアプリから商品をカートに入れます。
カートに入って買われた商品は従業員がショッピング袋に入れます。
袋に入れられた商品はレールで吊るされて奥に送られて、そのまま購入者の元に届けられます。
盒馬鮮生は新鮮な海鮮を多く取り扱ってるのも特徴のひとつで、購入した商品はアプリで指定すればその場で調理してもらって食べることもできます。
便丽猫
北京便丽猫网络科技有限公司が展開する便丽猫と書かれた自販機が盒馬鮮生の前に設置されてました。
深圳ではまだ2箇所しか置かれてないようですが、透過ディスプレイとセンスのいいUIがサンフランシスコで見たEatsaのようでした。
オレンジジュースとコーヒーの自販機が置かれてましたが、これ以外にピザやビールなどの自販機も展開してるようです。
ofoとmobike
乗り捨て可能なシェアリング自転車を今回の旅行ではよく使いました。ちょっとした移動の際に手軽に使えるシェアバイク楽しいです。特にofoが気に入りました。
深圳の街中にはいたるところにmobikeとofoのシェアバイク大手2社のバイクが乗り捨てられてます。
両者の違いは以下のような感じ
- mobike テンセント傘下。バイクはオレンジ。電子ロック採用。自動ロック解除のため車体が若干重い。言われてるほど乗り心地は良くない。
- ofo アリババ傘下。バイクは黄色。普通の鍵を採用。安い自転車を採用。車体が軽い。乗り心地はそこそこ。
どちらのサービスにも色んな形の自転車があって、ロックの装備なんかもバラツキがありました。
乗り心地は日本のママチャリと大きく変わりません。車体はもっとボロいかと思ったけど、そこまで状態は悪くなかったです。
利用料は日本で落としたアプリで利用するとofoは初乗り48円から、mobikeは30分120円でした。
無人コンビニ Well GO
水湾から数駅のところにある登良駅に無人コンビニ 天虹 Well Go があったので見てきました。
Well Goは中華政府系の大手小売業者 天虹商場の展開する無人コンビニで、その本社社屋に隣接してありました。
入場するにはWeChat Payの設定とSMS認証が必要。
買い物客が中に入って商品を取り出すと、出口についてるセンサーが商品についたRFID無線タグで何を買ったか判定して自動精算する仕組みのようです。
以前はやってなかったけど、今は精度を上げるため画像解析も併用してるとのこと。
窓に設置されてたのはYIPLEDの透過ディスプレイでした。
中国の透過ディスプレイ市場のリーディングカンパニーで、同社の商品は滞在中に色んなところで見かけました。
夕飯
夜は水湾のホテルから歩いて行ける場所にある火鍋のお店 洞子张老匠火锅に集まってご飯を食べてきました。
以上で1日目終わりです。2日目に続きます。