深圳に行ってきました 2019 (1) / 越境DiDiで香港から深圳へ移動

Takuya Ichise
TAKUYA ICHISE
Published in
10 min readNov 29, 2019

11月8日から12日までMaker Faire Shenzhen 2019ニコ技深圳観察会 第9回に参加するため中国の深圳に行ってきたので、そのレポートを書きます。

1日目は日本から深圳に移動して、会場の下見までしてきました。香港の情勢が不安定なので移動が若干心配でしたが、トラブルのなく現地に行くことができました。

SIM

SIMは毎回使ってる中国移動香港の4G/3G 中国・香港 データプリペイドSIMを利用しました。常に持ち歩いてるAIR SIMは中国と香港で料金体系が別で、跨いで利用する場合は両方のデータプランに課金する必要があるようです。

スマホアプリ

スマホアプリは、中国の銀行口座がなくてもクレジットカードでAlipayにチャージ可能になるTour Passという機能が11/7にスタートしたので、それを用意していきました。

  • 送金を受け取れない。
  • チャージ金額に上限がある。
  • 一部のクレジットカードから突然チャージができなくなる。無効になったクレジットーカードの紐付けを外すことが画面からはできない。

などの制限はありますが、飲食店・コンビニの支払いや電車・フェリーの乗車券の購入、DiDiの決済が短期渡航者でもAlipay経由でできるようになったので、とても便利でした。

あと配車アプリDiDiが便利でした。英語に設定を変更すれば、UberやGrabと同じように使えます。運転手とのチャットや会話によるやり取りもほぼ必要なし。

5kmくらいの移動なら1乗車20元前後で乗れたので、今回の滞在では移動ほぼDiDiを使ってました。

飛行機

深圳には羽田空港発 香港空港行きの香港エクスプレス UO33便で移動。航空券は預け入れ手荷物を追加して3万円。スーツケースの重さは14kg。この秋からロボットボールを2個持ち歩くようになったので、以前より3kgほど荷物量が増加。

香港から深圳の行き方

香港空港からは便が同じだった顔馴染みの方たちと一緒に6人乗りの越境DiDiで深圳まで移動しました。乗車代は1人113元(¥1,750)。菊池さん、車の手配ありがとうございます。

バスや電車で行く方法については以前に書いたこちらを参考にしてください。

深圳湾口岸の朝の開門時刻は6時で、車はほぼちょうどの時間に口岸に到着。香港側はDiDiの運転手にパスポートを渡して通過、中国側で一度車を降りて、チェックポイント通過先で再乗車。2017年にルールが変わってから、中国側では必ず降車しなければいけなくなったようです。

深圳湾口岸 深圳側の様子。香港と隣接する深圳側はいつもと変わらない雰囲気。

車は深圳湾口岸を経由して福民へ移動。福民で朝ごはんを食べたあとは、地下鉄で華強北に移動。

電車の乗り降りに使える深圳通の裏面比較。自分が最初に訪れた2016年の時に買ったものが一番下。一番上が最新のもの。地下鉄が延伸してることが分かる。

華強北

華強北にある小米之家华强北九方购物中心店を訪れたあとは、電気街を散策。

USB Type Cのひげそり
発売されたばかりのMi Watch。MIUI for Watch搭載で独自アプリストアにも対応。通常版は2万円
Redmi Note 8 Pro。Xiaomi Redmi Note 8 Pro、AntutuスコアでPixel 3 XLに完勝。カメラ64MPで深度カメラ付き。値段は2.1万円から
シェアリング自転車は、まだ残ってるけど、以前の勢いはない。
ショッピングモールに配備されてたナビゲーションロボット。このタイプのものは上海のショッピングモールでも見かけた。

お昼は華強北駅を上がってすぐにあるカレー屋 Namaste Vegetarian Cuisine でカレーランチ。

食後は電気街を散策。

LED付きのキャップやバックアップ、特大サイズのE-Pad、乗れるスーツケースは去年は見かけなかったけど、今年は電気街の各所で見かけました。

低価格のMatrix LED付きのバックパックやLEDキャップが
特大E-Pad
乗れるスーツケース。右のスーツケースは深圳にオフィスを構えるARTVZというメーカーのもの。
去年も見かけた3D Povはブームで終わらず完全に定着。複数枚並べて1つの絵を移すやり方が流行ってるようです。
シリコンがかなり厚めのフルカラーLEDテープ

その後はMaker Faire Shenzhenの会場近くにとった宿に移動。

宿

Maker Faire Shenzhenの会場が深圳市南山区の万科云设计公社( Vanke Design Commune)という場所だったので最寄駅である留仙洞駅近くのShenzhen Xili RANZ hotelを予約してましたが、ここでトラブル発生。先日のインドに続いて、またBookig.comで予約してたのにも関わらず宿泊拒否されました。宿トラブルはこの秋3回目。

詳しい事情は聞けませんでしたが、宿側がオーバーブッキングしてて、この日に宿を訪れたオンライン予約済みの方全て宿泊キャンセルになったようです。Agodaで予約した方も駄目だったので、今回は完全に宿側の問題のようです。

Shenzhen Xili RANZ hotel

押し問答で全然進まないので、

  • 周辺の同価格の別の宿を手配してもらうこと
  • 宿までの移動手段は宿側が手配すること

を条件に、宿の希望通りBooking.comをその場でキャンセルしました。宿としてはあくまで宿泊者がキャンセルしたという風にしたかったようです。

インドのときとは事情は違いますが、どちらも現地支払を選択してたため、説明無しでキャンセルされてました。オンライン予約サービスを使う時にこういうトラブルに巻き込まれたくない方は、多少高くても事前支払いの宿を予約するといいかもしれません。

代わりの宿 兰兹酒店(深圳西丽茶光店)はいい宿でした。会場まで歩いて行ける距離ではなかったですが、DiDiで20元くらいで会場に行けたので、移動には困らなかったです。1泊 ¥4000。西麗駅に近く、食べるところも多くて、結果的には宿が変更になって良かったかもしれません。

兰兹酒店(深圳西丽茶光店)
部屋の内装
ドアプレートが電子化してました。

その後は会場に電車で移動して、無事前日登録完了。

後で聞いた話だと、当日来れる人ばかりでないので、当日朝でも登録は問題ないとのこと。それならそうと説明してほしかった。

会場近くの建設現場、クレーンもLEDでライトアップしてる。

--

--

Takuya Ichise
TAKUYA ICHISE

🗻Engineer, Maker 🎥http://youtube.com/@tichise