NT札幌2020でLTをしてきた
2020年12月26日にNT札幌2020でLTをしてきました。当日の様子について書きます。
この状況下で実施するNTではこれがベストだったと思います。運営の皆さん、お疲れ様でした。
NT札幌2020とは
今年が2回目の開催となるものづくり系イベントです。去年は札幌でオンサイトで行われましたが、今年はclusterやZoom、YouTubeなどを組み合わせてオンラインで行われました。
イベントは3部構成でした。第1部のパネルセッションとLTはバーチャルSNS cluster上で行われ、第2部はYouTube、第3部の懇親会はZoomで行われました。
第1部と第2部のイベントの様子はここから見れます。
当日のイベント全体の様子はTogetterをみていただくのがいいと思います。
第1部について
第1部の前半は「札幌とものづくり」という内容のパネルセッションが行われました。北海道でものづくりにかかわる方達がそれぞれの事例を紹介する内容でした。北海道のテックがこんなに熱いとは知りませんでした。
第1部後半のLTは知り合いの方や、知り合いではないけどSNSで気になってた方の話が多かったです。どれも面白くて、甲乙付け難い内容でした。
第2部について
声優の小岩井ことりさんがスペシャルトークをされたんですが、小岩井さんが音響関連やxR関連のテクノロジーにとても精通してて、ガチの技術トークが凄かったです。こんなにMakeに理解のある声優さんだったとは知りませんでした。
運営の皆さん、グッジョブです。来年もぜひトークを行ってほしいです。
第3部について
Zoomを使った懇親会を行いました。アンカンファレンス形式で行われたのですが、これはとても機能してました。
Hackmdに自己紹介と話したい内容を各自記載して、話したい内容に投票を行い、投票の多かったトークテーマをZoomのブレイクアウトルームにそれぞれ割り当て、話したいテーマの部屋に入って話すというのを3回やりました。
テーマが絞られて、話しやすかったです。これはすぐに他のイベントでも取り入れてやっていきたいと思います。
私のLTの内容について
私は第1部のNT札幌2020なんかつくってみたLTで「バーチャル展示会場を作ってみた」話をしてきました。
プレゼンの内容はLTでも少し触れた「omicro」と「バーチャル展示会場」のどちらを話そうか直前まで悩んでたんですが、バーチャル展示会場の方がバーチャルイベント向きだと思ったので、そちらについて話しました。あと、今年1年のバーチャル活動を振り返るいい機会だったからというのも理由です。
LT資料について
LTの資料は最初はGoogle スライドを使ってPDFで作成してたんですが、初めて見る方には動画を流しながら説明した方が伝わると思ったので、全て動画にしました。動画作成ツールはiMovieを使いました。エクスポートした動画はffmpegで
ffmpeg -i input.mp4 -crf 30 output2.mp4
のように叩いて圧縮してclusterにアップロードしました。cluster公式では3GBのmp4までアップロード可能と書かれてますが、ファイルサイズを下げて少しでも当日のトラブルを減らすためファイルを圧縮しました。
春にclusterへの動画アップロードを試した時は10MB以下までサイズを落とさないとアップロードできなかったんですが、この時は40MBのファイルでも問題なかったです。
無音の動画をclusterにアップロードできないことを忘れていて、clusterへのアップロード作業に少し手こずりました。
資料を全て動画で作るのは初めてだったのですが、5分で動画を作れば必ずトークが5分に収まるので時間を気にしなくてよくて、とてもよかったです。動画がキューの役割を果たしていて、自分が今トークのどのあたりにいるか迷わないのも、動画LTのいいところだと思いました。
資料はYouTubeにアップしてます。
LTで紹介したバーチャル展示会場にはここから入れるので、もし興味がある方はログインしてください。