NT金沢 2018で展示してきました

Takuya Ichise
TAKUYA ICHISE
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7 min readJul 16, 2018

2018年7月7・8日に金沢駅東口もてなしドーム地下広場でNT金沢2018が開催されました。初めてNTに参加してきたので、その様子をお伝えしたいと思います。

NT金沢とは

NT金沢のNTというのはニコニコ技術部の意味です。金沢だけのイベントではなくて、全国各地で開催されてます。

元々はニコニコ動画の作ってみたコミュニティのリアル版だったようですが、近年は日本で大垣と山口でしかMini Maker Faireが開催されてないこともあって日本におけるMini Maker Faire的な位置付けのイベントにもなってて、Makeを楽しむアマチュア、プロが集う大イベントとなってます。

宿

宿は会場まで徒歩3分のゲストハウス Blue Hour Kanazawaを予約しました。展示のときは会場から一番近い荷物が預けられる宿を取ると決めてます。このゲストハウスは個室ではないですが、1段ベッドで各ベッド横にロッカーがついてて、値段は1泊2500円。部屋数も多いので、おススメです。

前日夜に金沢入りして、 少しだけITざっくばらん会に参加してきました

自分の展示

今回もロボットボールOmicroを展示しました。

新しい機能の準備もしていったのですが、子供が多かったので操作体験会をメインでやりました。

凝った機能をデモするより、自分で操作するほうがやっぱり子供は楽しいようです。

会場が広くて電波干渉も少なかったので、2日目はApple Watchでの操作デモも少しだけやりました。(watchOSのCoreMotionでハンドジェスチャーを検出して、ロボットボールを遠隔コントロール。手の上げ下げでジェスチャ開始のOn/Offを判定。手首と手のひらの上下動でボールの進行方向を変更)

反応は悪くなかったけど、15分で腕がしんどくなる。もっと鍛えなくては。展示には筋肉が必要。

会場の様子

西日本豪雨の日だったので当日はあいにくの天気。天気が悪くて来場者数が心配でしたが、大きな駅ビルの中だったので天気で客足が鈍った感じはありませんでした。

実際土日2日間の展示でしたが、天気の悪かった土曜と晴れた日曜で客足に差はなかったです。いい立地です。

降りてすぐが会場

展示ブース数は100ほど。会場の広さはフロアの半分で全ブースが収まるくらいでした。まだまだ展示が増えても大丈夫そうです。

展示のクオリティはどれもとても高かったです。Maker Faire TokyoとNT金沢はどちらも展示物のレベルは高いのですが、NT金沢のほうが頭でっかちに考えると絶対に生まれないだろう「なんか作ってみた」プロダクトが多い印象でした。

研究してみたマッドネス

NT金沢の1日目に、参加型のステージ企画「研究してみたマッドネス in NT金沢2018が開催されました。

ニコニコ学会βの研究してみたマッドネスを踏襲し、野生の研究者が1組3分の発表を怒涛の勢いで繰り広げるプレゼンテーションセッションです。
発表内容は自由。好きなものを突き詰めて調べた結果を発表したり、つくったものを自慢したりしてください。

自分も「ロボットボールを作ってみた」というLTをしてきました。

3分+金沢駅前ということで、プロダクトを知らない人向けに内容は軽めにしました。LT資料は最小限+軽くデモすればいいだろうと考えてましたが、当日20枚近くの資料を3分におさめて発表してる人が多くて、自分の発表は相対的に見て薄い内容になってしまいました。もう少し情報を詰め込んで、聴衆を突き放した内容でも良かったかもしれないです。

他の方の発表の内容は実際に手を動かして作った人の話だから、どれも話に説得力がありました。

ご飯

展示中は2日続けて駅近で寿司を堪能。夜は20:00すぎるとやってないお店が多いので、お寿司を食べるならお昼に行くのがいいです

観光

時間がなかったので駆け足でしたが、ひがし茶屋街や金沢城など有名所をまわってきました。

まとめ

  • 会場が本当に素晴らしい場所でした。金沢駅の鼓門の真下という立地で、普通の人が参加しやすいのがいいですね。展示会の楽しさの1/3は場所で決まると思ってるので、場所がこの立地の時点でNT金沢の楽しさは最初から保証されてました。
  • あと運営の目が細かいところまで行き届いてて、気持ちよく展示できました。事前のメールアナウンスがここまできめ細やかなのは初めてでした。研究してみたマッドネスも発表がスムーズに進むよう進行の方たちが常に気を配ってて、全体的に運営の練度が高い印象のイベントでした。

大満足の2日間でした。運営の皆様お疲れ様でした。素晴らしいイベントだったので、また参加したいと思います。

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Takuya Ichise
TAKUYA ICHISE

🗻Engineer, Maker 🎥http://youtube.com/@tichise