Ogaki Mini Maker Faire 2020で展示してきた
2020年12月5日、6日にソフトピアジャパンセンターで開催されたOgaki Mini Maker Faire 2020で展示をしてきました。当日の様子をまとめます。
コロナ対策をしっかりとしつつ、それでいてお客さんと展示者を飽きさせない工夫が随所に盛り込まれたと、とてもよく考えられたイベントになってました。
Ogaki Mini Maker Faire 2020の展示準備の様子と展示物の詳細な説明についてはこちらにまとめてます。
過去のレポートは下のリンクから見れます。
当日のTwitterの様子はnod_YさんがまとめたToggeterで見れます。
移動手段
イベント前日に新幹線で大垣に向かいました。
前日の設営時間終了間際に会場に行ったのですが、4組くらいが展示をすでに済ませてました。初日の展示開始時間が12:00と遅かったので、前日設営組は少なかったです。
ホテル
宿はソフトピアジャパンセンターに併設されてるワークショップ24に宿泊しました。風呂付きの個室は1泊¥1700でした。
展示しに行くときは、多少値段が高くても体力を温存するため会場に1番近い場所に泊まるようにしてますが、ソフトピアジャパンの周辺には飲食店があまりないので、大垣に関しては駅前に宿泊した方がいいかもと思いました。
物理会場の規模
物理会場の出展組数は当初33組でしたが、大阪で外出自粛要請が出たことなども影響し、不参加のブースがいくつかありました。
Mini Maker Faireは150組くらいで行われることが多いのでそれと比べると出展者数は少なかったですが、展示ブースがどれも濃かったこともあって、物足りない感じは全くなかったです。
会場の様子
出展者数とチケット枚数が制限されてたのでディープなお客さんが増えると予想してましたが、来場者の年齢層や構成は例年と変わらなかったです。家族できてる方が多かったです。
コロナ対策
Maker Faire Tokyo 2020のコロナ対策は万全な感じでしたが、今回はそれよりもさらに念入りにコロナ対策がとられてました。
出展者には主催者から手指消毒用アルコールとアルコールウェットティッシュが提供されました。展示時はこれらを使って、こまめに消毒・除菌をしました。アルコールは結構重いので、持ち運ぶ手間が省けて助かりました。マスクの着用ガイドラインが運営から出されてたので、コロナ対策効果が薄いと言われてるフェイスガードだけ着用してる人は会場で見かけませんでした。
物理会場の混み具合
入場時間指定チケットがないと来場できなかったので、来場者が多く訪れる時間帯が通常の展示会と異なりました。朝が1番多くて、お昼が1番少なかったです。 ブース間隔が空いていて、かつ来場者も絞れてたので、どの時間帯も人が密になって不安になることはなかったです。
来場者のブース滞在時間がいつもより長かった気がします。1番長くいた方は1時間半くらい私のブースにいました。ブース数が少なかったので、会場に来た方はゆっくり1つ1つのブースを見てまわってました。もう再訪もいつもより多かったです。
物理会場の出展者
出展者は大垣へ日帰りでいける距離に住んでる方が多かったです。関東からの参加は全体の10%くらいでした。
omicroブースの様子
展示内容についてはこちらに詳しく書いてます。
Maker Faire Tokyo 2020の時はアプリケーションを0から作り直した直後だったので、調整不足で全ての機能が以前よりデグレードしてました。今回は東京で出た不具合を全て改善したので、ソフトウェア的には今までで1番安定した状態で展示ができました。ずっと不安定だったApple Watchを使った展示を安定して行えたのは大きな収穫でした。
地磁気センサで複数のomicroの向きを取得して一括で変更する機能を今回の展示からちゃんと使い始めたんですが、複数操作をしてる時の位置合わせが容易になってよかったです。 まだ角度調整の精度低いですが、ダンス機能の見通しが立ったのはよかったです。
omicroとは別にomicroバーチャル展示会場アプリも持っていったのですが、これは子供の反応が思ってたよりよかったです。リアルのomicroを触った後に、これだけを30分くらいずっといじってる子供もいました。実際に動くomicroをお見せしたあとで、バーチャル展示会場にある動く3Dモデルを使いながらomicroの中の構造の説明ができたのがよかったです。
出展者交流会
Maker Faire恒例の出展者懇親会は当日行われませんでした。イベントの3週前にオンラインイベント説明会と交流会が行われました。イベントの前にオンラインで交流会を行うのはこれが初めてでしたが、これのお陰で会場で初対面の出展者の方ともすぐ打ち解けて喋ることができました。僕の方から挨拶しに行きましたし、他の方から「交流会の時に詳しく聞けなかったけど気になってました。詳しく教えてください」というふうに質問されることもありました。
出展者懇親会をリアル会場でやると、形式張ったり、知り合い同士で固まりがちなので、今回のようにオンラインワークショップ形式で問答無用でグループ分けして行う方法は交流が促進されてとてもよかったと思います。
最後に
例年より規模を縮小しての開催でしたが、展示もブース見学もとても楽しかったです。運営の皆さん、開催していただきありがとうございました。