プレゼン準備でやっていること

こんにちは。EDP(エンジニアリングデザインプロジェクト)に参加していました東京工業大学大学院経営工学系修士の奥出です。僕自身の復習記事第二弾です。

いきなりですが、アイデア発想する、そして主にモノづくりをすることになるこのプロジェクトにおいて重要なのは、そのアイデアの面白さだけなのでしょうか?

いや、もちろんみんながワクワクする、みんなと言わずともユーザーが面白いと思えるアイデアを発想するのもめっちゃ大事ですよ。そりゃあね。
でも、それだけで終わってほしくないなって思うのです。自分たちで「このアイデアは面白い!」って思えたら、それを他の方々にも知ってほしくはないですか?いろんな人に面白いと思ってほしくはないですか?

今回はそんな自分たちのアイデアを紹介する場である「プレゼン」について、僕が意識していたことを偉そうに上から目線で紹介します。

全体像をつかむ

プレゼンを作る上で一番大事なのは、自分たちの一番伝えたいメッセージが何なのかを把握することです。そして、そのメッセージがどのようにしたら聴衆に伝えられるかを考えて全体像をデザインすることです。

これを意識するために僕がやっていることは、まずはA4の白紙などを使って、表紙から順にスライド構成を考えることです。はい、アナログです。そんでもって、スライド一枚一枚で言いたいメッセージを一言二言でメモを残しておくのです。

実際に僕がEDPのとき作ったメモ。汚くてお恥ずかしいですが、これがあるだけでも本当に違う。

これやると何がいいかって、プレゼンの流れがすごい把握できるんです。スライド一枚一枚が独立しないで、つながって見えてくるんです。A4の紙一枚で、全体がそこで見えるから本当に流れが見やすいんです。

これを先にやると、一枚ごとに伝えたいメッセージがはっきりしてるから、わざわざ長い言葉で説明せずとも、短く正確な言葉でスライドをまとめる手助けにもなります。文字だらけのスライドからもおさらばできるかも?

言葉を決める

さて、スライドが完成したら、次は実際にプレゼンで話すことを考える番ですね。って言っても、ここまでやっていたらほぼほぼこの準備も完成しています。

僕がプレゼンで準備しているのは「そのスライドの中で伝えたいことを3つくらい箇条書きしておく」これだけなんです。すでに白紙にまとめる際にメインメッセージは決まっているはず。そのメインメッセージを伝えるためには何を伝える必要があるか。スライド全体のストーリーを伝えるためにはこのスライドで何を伝えるべきか。もう一度全体像を見ながら考えてみましょう。

伝えたいメッセージをここですべて文章化してしまうのは、僕的にはあまりオススメできないです。すべて文章化してしまうと「①話す際に棒読みになりがち 」「②時間がぎりぎりになってもアドリブが効きにくい」といった問題があるように思うんです。まぁ、文章をすべて決めた方がタイムマネジメントしやすいって人もいるとは思うので、そこは自分の胸に手を当てながら、どこまで準備するかを決めるとよいかも。

文章をすべてを決めるにしても、伝えたい言葉をまずは3つ以内で決めることはやるべきだと思います。メッセージが増えすぎないように気を付けながら、その言葉をどう伝えるかを文章化していきましょう。

こんな感じでプレゼンを作成していた僕ですが、講義の後にこんなフィードバックをいただきました。

論理的過ぎてつまらない。」

はい。

流れをきれいに作るだけがプレゼンではありません。

角先生からいただいたアドバイスでは「ほつれを演出する」ことが重要だとのこと。聴衆を惹きつける演出を加えるのは、皆さんの一工夫次第です。頑張ってください。(投げやり)

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