2022年度EDP 「Hydrun」Team C型小惑星

走って、洗って、清潔に。「Hydrun」

私たちはミズノ様から頂いた以下のテーマをもとに、約半年間取り組んできました。

身近なまちをキレイにすることにつながる新たなスポーツ体験をデザインせよ

私たちはこのテーマに基づいて提案するのは、ランニングの際に出る汗に対して嫌悪感を抱く人向けに作ったポータブル洗濯機「Hydrun」です。

|プロダクト紹介

製品イメージ
紹介ビデオ

この製品は、ランニングをしながら洗濯をすることができ、通常の洗濯機を使っている時と異なり

・汗をかいたものをほかの洗濯とわけて洗濯する

・少量の水で電気を使わずに選択する

事ができます。

このプロダクトを作成するにあたり、私たちは「健康のためにランニングを定期的に行っており、自分のかいた汗を気にしている20代女性」のかたにインタビューを実施いたしました。

このかたは普段から非常に身だしなみに気を付けていて、洋服を大事にしており、汗のかいたウェアと私服を一緒に洗いたくないとおっしゃっていました。

この方はランニングから帰ってくると、「ランニングから帰ってきたし汗かいたウェアを洗濯しよ」「ほかの洗濯ものもあるけど、匂いとか気になるし別で洗いたいんだよね」と言ってほかの洗濯ものとは別でランニングウェアのみを洗濯機で洗っていました。

とはいえ、こんな少ない量のために洗濯機を回すということに、罪悪感を覚えてもいたのです。

ここに私たちのチームは可能性を感じます。

「ランニング後に出る、汗をかいたままのシャツをほかの洗濯ものと一緒に洗濯するのが嫌だ」という課題を仮定し、プロダクトの方向性について議論しました。

この課題の解決策についてグループ内では様々な議論が展開されました。

最終的に、「運動しながら、洗濯をする」という方向性に決定しました。

これを実現するHydrunの機構についての説明を、以下に記します。

このバッグには上記の画像のような機構が組み込まれています。

ランニングによる振動によってカバンが揺れ、その振動をばねが伝達します。そしてその並進運動をクランクが回転運動に変換し、中のドラム式洗濯機が回るという仕組みになっています。

Hydrunの使用例です。

ある日ランニングから帰宅すると、ウェアが汗だくになっており、他の洗濯ものと同じかごに入れるのは気が引けるユーザー。そこでウェアをHyudrunに入れておきます。翌日、Hydrunに水を補給した後ランニングへ行くことで洗濯が完了します。後は干すだけでまたその翌日、そのウェアを着てランニングへ出向くことができます。

デカい...

こちらを実際にユーザーの方に試していただきました。

汗をかいたものをほかの洗濯ものと分けておけるのがうれしい

家に帰ったらすぐに干せるのがありがたい

カバンの背が大きく、体が後ろに引っ張られる。

少し大きすぎる

などの意見を頂きました。

今後の方向性として、

製品のサイズを小さくする

排水機能を実装する

洗濯の質を向上させる

といったものがあげられます。

サイズの改善は必須項目だね...

|デザインプロセス

ここからは、我々が「Hydrun」を完成させるまでの道のりを辿って行こうと思います。

身近なまちをキレイにすることにつながる新しいスポーツ体験をデザインせよ

まちをキレイにって、なんだ?

初めにこの問題にぶつかりました。議論を重ねる中で、まちをキレイにするには、大きく分けて二つの意味があると仮定し、議論を進めようということになりました。

・製品を使うことで自然環境などを向上させる間接的なキレイ。

・まちの汚れている部分に着目して対処療法的な改善を図る直接的なキレ イ。

この二つのキレイの間で議論が交わされました。

「解決して一番インパクトがあるのは直接的な汚れの方なのでは」

こんな意見から、私たちのEDPの方向性が少しづつ見えてきます。

私たちは柏の街並みに着目し、ゴミを無くすためのプロダクトを制作しようと議論を進めます。

ゴミがあって嫌だと思うのはみな同じ。改善のためには、ゴミを減らそうという当事者意識が必要なのではという意見が出ました。

とはいえ、ゴミを捨てていないユーザーにとって当事者意識を持てというのは難しいのではということになり、当事者意識を持たずにゴミを拾う方法を探すという方向性に決まりました。

私たちが最初に提案したのはこちらのスライムシューズです。

流石に使わないよね...と実はメンバー全員が思っていt...

まちをキレイにする、を最初のきっかけとしてインタビュー、アイディエーションを行っていた我々ですが、どうにも行き詰まりを感じ、もう一度お題に立ち返ってみることになりました。

まちをキレイにする、ではなくスポーツ体験をきっかけに開発を進めてはどうか。こんな結論を導き出し、方向性の修正が行われました。

そんななかで私たちが活路としたのが、自然の中で行われるスポーツ。

その中でも私たちが注目したのは、スキー場の落とし物問題でした。

落とし物や落としてしまったゴミが、雪解けの後に表出し大きな問題となっている現状を改善しようと、アイデアを模索しました。

ただ、新しいスポーツ体験という概念とも呼べるような抽象的なテーマに苦戦します。

これ新しいのかな...スポーツなのかな...

まちをキレイにする、「環境要素」。新しいスポーツ体験のデザインという、「スポーツ要素」。

多く議論を交わす中でどちらかを見失ってしまう、また二つをリンクさせることに苦戦をします。その中で、どちらも見失わず、また常に二つの要素を並行して考えられるように使っていたツールの改善を図ります。

また、EDPの初回講義でミズノの方が仰っていた話をもとに再び課題をとらえ直します。

「君たち自身がインタビュー対象者になるようなお題にしている」

こんな科白を思い出し。

私たちはお互いへのインタビューを行います。

とにかく多くのインタビュー、アイディエーションを重ねました。

お互いへのインタビューを重ねる中、ようやく糸口が見えてきます。

ようやくアイデアが決まり、実装への道のりが始まりました。

実装面でも多くの方々にお世話になりました

本当にありがとうございました。

-Edited by Taichi Isogai-

|メンバーの振り返り

植松(Kosuke Uematsu)

・振り返り

約半年間でしたが、辛くありつつも自分の中で何かしら成長できたのではないかという期間でした。 私たちは、チーム編成初日から議論が活発で、あまりにも議論が活発かつ二分化するために「衝突」が多くあると捉え、名前を「C型小惑星」としました。 この期間内はとにかく議論をすることに重きを置いたかなと思っております。 学術的な分野ではないからこそ、解釈などが無数に存在しており、その中で本当にユーザーが欲しているものを追い求めることがいかに大変だったかと言うのを実感しました。 時には、方向性の違いで分断することもありましたが、議論することでチームの中で正解ではなく、納得解を求めることができたのではないかと思っています。 この授業を通じて、何だかんだ自分はこう言うことがすきなんだろうと言うことを感じました。 自分達の班はどちらかというと進む道がどんどん閉ざされていくと言うことが多く、暗い雰囲気になることも多くありました。 それでも班員と一致団結して、最終週には徹夜もしながら、今まで関わってこれなかった多班との関わりも多く持ちつつ、一つのプロダクトを完成させ、なんとか発表まで成し遂げたことが本当に辛く楽しかったです。 いい思い出になったと思います。 個人的なお話にはなりますが、この授業での体験が同時期におこなっていた就活でも生きていて、まだ進路は決まってないですが、今後の社会人生活でもきっと自分の強みとして持てるのだろうと感じています。 最後に、本音ですが、このプログラムに参加して何回も後悔しかけましたが、今ではその選択をして良かったと思っています。 ありがとうございました。

・メンバーへのコメント

>to いそがい _一番議論を俯瞰してみれていて、すごいなと…。特に、うちの班はおしゃべりが多かったので、その中でも議論の指針を常に正しい方向へ直してくれて本当に助かりました。 また、アイデアも奇抜なのに思わず使いたくなるようなものを出してきてくれて、本当にオールマイティすぎます。本当に「ナイスガイ」でした笑

>to大島_ 建設的な議論といえば大島かなと思っています。議論を俯瞰してみて、論理性を持って。キッパリと取捨選択を行うところで本当に頼ってばっかりでした。 特に、タイムスケジュールへの意識も人一倍高かったと思っており、後半のバタバタの中でもなんとか発表できるまで持っていくことができたのは、大島のスケジュール管理能力あってこそのだと思ってます。お疲れ様でした!!

>to高砂_本当に頭が上がりません…。自分が東工大なのにも関わらず、何も実装面で貢献できなかったために、本当に頼ってばかりでした。申し訳ないという気持ちと共に感謝でいっぱいです。 また、実装だけでなく議論でもかなり活発なイメージであり、インサイトの鋭さはピカイチであっったと思います。東工大生として見習わせてください…。

>toまつむー _美大というバックグラウンドがあるのかわかりませんが、視点が面白くて、実際にゴミを捨ててる人に注目しちゃおうよという思い切りの良さも班員として頼りになるところでした。 特に実装のところでは、プロダクトの見映えへの徹底的なこだわりが光っていたように思えており、プロダクトのソフト面だけでなく、ハード面への執着もしていかなきゃなと思わされました。

高砂(Mizuki Takasago)

・振り返り

軽い気持ちで「みんな当事者になれそうだしいいやん!」と推したテーマにまさかこんなに苦しめられるとは思いませんでした笑

最初の方はDTF、EDAで1、2ヶ月かけていたデザインプロセスを2週間ごとに回せと…?とカリキュラムの鬼畜さを恨みつつ、よく言えばプライベートを大切にする悪く言えばEDPに全力を出してはいないメンバーの集まりだったこともあり他チームと比較して非常にスローペースに活動していました。
しかしながらそれが祟って中間発表の時点でNoGoを食らい、そこから”自然の中で行うスポーツ”としてこだわってきたスキー場をやめて何とかたどり着いた”走りながら洗濯をする”というコンセプト。うっかりドラム式洗濯機型なんてものを提案したら機構設計のできるエンジニアが自分一人ということに気づき大変な目にあったので実装プロセスは当分いいかな。

EDPを通して、同じデザイン思考という手法を学んできたメンバーでも各ステップごとに得意不得意がありそうだなという発見がありました。たぶん私は”ざわざわポイント”の言語化が得意で突飛なアイデアを出すのが苦手です。そんな風にメンバー同士の特性を活かしあいながらチーム活動ができたのが難しくもあり楽しかったです。

期間中は「早く終われー!」と怨嗟の声をあげるほど苦しめられた時期もありましたが、終わってみれば名残惜しくもあり、また少し後悔も残る結果となりました(プロダクト実装もうちょっとこだわりたかった)。それも含めて良い経験になったかなと思います。ありがとうございました!

・メンバーへのコメント

>toいそがい
アイデアマンな所に憧れつつもどうしてそんなアイデアが思いつくんだ…!とこっそり嫉妬してました笑(決して美大生だからとは言いたくない。)技術的に実現不可能やろ!っていうほどぶっ飛んでるわけでもないけど突飛な君のアイデア発想能力は唯一無二のものだと思います。あと個人的に感動したのはPVの水を入れるシーンのカット割り。撮影時点になって蛇口が届かないことに気づいたのにも関わらず、編集後さも水道の蛇口から水を入れているような見せ方になっていてびっくりしました。

>to植松
正直に言います、最初は苦手なタイプだなぁ…と思っていました。その場のノリで喋っているように見えて何考えてるのか分からないし、唐突に考え変わるし、てきとーなアイデア(に私には見えていた)ばかり持ってくるし…。でも振り返ってみれば、持ってくるアイデアの数が一番多かったのは植松だったと思うし、何も考えていなさそうに見えてめちゃめちゃいろんなこと考えてんだなっていうのがEDP終わりかけの頃になってようやく見え隠れしていました。リーダー的立ち位置でチームをまとめてくれてありがとう。

>to大島
プログラミングスキルをEDA同じチームで知っていたのでプロダクト実装を期待していたのですが、何とソフト一切関係ないプロダクトになっていしまいましたね笑 とはいえデザイン思考のプロセス中では議論に熱中して発散しかけているのを引き戻してくれたり、また機構実装のときは唯一技術的な相談ができるメンバーだったので助かりました。食通の大島君、打ち上げの店期待してます。

>to松村
自分とは対極に位置する存在だと勝手に思っていて(バックグラウンド、常識が一番違う。)、常に松村さんに伝わっているか?というのは意識していました。自分のことを何も考えてないだけだ、と卑下していたけれど、知識にとらわれない柔軟な発想がいくつも出てきてどうにか実装してみたいと思わされるものばかりでした。東工大に引きこもっていては絶対に出会うことのないような人で楽しかったです。

編集中

大島(Ryunosuke Oshima)

・振り返り

自分は他大学の出身ですが、この大学院を志したきっかけの一つにEDPの存在がありました。その授業が”ようやく”終わるようで寂しいながらも一安心しております。

特にEDPではテーマ決めから始まり、インタビュー対象の選定、アイデア決め、プロダクト作成の段階までチーム内での衝突が多く、不安と焦燥に駆られる日々でしたが、その分得られるものも多く、プロダクトが完成した時の喜びは大きかったと感じています。

私たちの取り組んだ「身近な街をきれいにすることにつながる新しいスポーツ体験をデザインせよ」というテーマですが、このテーマに取り組むことが決定した時、全くプロダクトの方向性がわからず、「ミズノさんならどのような答えが出せそうですか?」と質問して「私たちも想像つかない」と返事をいただき、愕然としたことは印象に残っています。

しかし、実際に取り組んでみるとユーザの方々は自分達の想像のつかない課題を抱えていたり、それに対するアイデアも絶対にこんなの使わないだろ笑というようなプロトタイプに対しても、意外にも好印象なFBがもらえたりと改めてユーザと向き合いながら開発を進めることの大切さと難しさを体験できた良いテーマだったと感じています。

最後になりますが、このプロダクトが完成させられたのはこのチームだったからこそだと感じています。みなさんありがとうございました!

・メンバーへのコメント

>to植松_圧倒的リーダーでした。高校の時から適当なところは相変わらずでしたが、プロダクトやインタビューの見切りのセンスは抜群でプロジェクト全体の進捗を把握してるのはこの人間…っていう印象がありました。また、プロダクトの良い面を全面に押し出したわかりやすいプレゼンが印象に残っています。それだけでなく雰囲気作りもプロ級の働きをしており、体力的にも精神的にも追い込まれた終盤で良い雰囲気のまま実装や準備を進められたのは植松のムード作りあってこそだなと感じています。最後までリーダーお疲れ様でした。

>to高砂_このチームの天才技術者枠ですね。前回のEDAからなぜか一緒のチームでしたが、EDAの時から印象は大きく変わりました。EDAではPOV立てやアイディエイトの指揮取りのイメージが強く、人生何周目?と感じることが多かったのです。対してEDPでは、良くも悪くもオンオフの切り替えが激しく、夜中の議論では集中力を欠くことが多かったですが、実装フェーズになってからは昼夜問わずデザイン工房で設計とプロダクト作成に尽力していたことが印象に残っています。あの機構が完成したのは完全にあなたのパワーのおかげです。ありがとう。

>to礒谷_アイデアマンの印象が強かったですが、裏でポスター作成や動画の構想、撮影までやっていてデザインの場には礒谷あり、みたいな印象がありますね。ただデザイン担当というわけではなく、議論の場でもわかりづらい点に関しては定義を正してくれたり、曖昧なままにしないという姿勢もあり、まとまった議論ができたと思っています。ありがとうございました。

>to松村_デザイナー兼盛り上げ担当。本当にこれ。初めは寡黙なデザイン担当という感じでスライム靴のプロトの完成度の高さには驚きました。ただ、プロジェクトが進んでいくうちにだんだんとぶっ飛んだキャラになっていったのにはもっと驚かされました。特に終盤ではこのキャラを生かして、プロダクト作成の場を盛り上げてくれていて非常に救われました。ありがとうございました。

松村(Karin Matsumura)

・振り返り

まず最初に、EDPをこのメンバーで完走することができて本当に良かったです。
自分でいうのもなんですが、私は卑屈な性格をしています。そのため最初の頃は自分の考えに自信が持てず、発言することを控えていました。チームのみんなが発案していくなか、発言をしないことで大したこともできず、さらに自信がなくなるという負のループに陥り、「こんなすごい人たちが集まるEDPに私みたいなダメ人間が参加するんじゃなかった…」と何度も思いました。
でも、EDPが終盤になり、あだ名をつけあったり一緒に徹夜したりなどしてチーム内が仲良くなるにつれて、何か間違った発言をしても周りの人がそれは違うと指摘してくれる、大切なのは自分の考えを伝えることなんだと気づけました。
EDPでは本当に色々なことを学べました。楽しいことも大変なこともありましたが、チームで一つのものをデザインしていく過程が自分のためになったと思います。またこのチームメンバーで一緒に活動したいです。本当にありがとうございました!

・メンバーへのコメント

>to植松_発表のプレゼンやスライド作り、アポイントなど、表向きのことを一身に担ってくれました。また、このチームを引っ張ってくれるムードメーカー的な存在でもありました。普段チャラチャラしているように見えて、部屋でプレゼンの練習をしているのを見た時、誰よりも努力家なんだなと感じました。植松くんがプレゼンをすると必ずと言っていいほど「手慣れてる!」というようなコメントがつくのですが、そのプレゼンは植松くんの努力の上に成り立っているのを知っているので、そういうコメントを見ると「うちの植松はすごいんだぞ!」と誇らしい気持ちになります。
努力家でムードメーカーな植松くんにいつも助けられてきました。本当にありがとう!

>to高砂_なんと言っても、この班唯一の機構を考えられるエンジニアとして、誰よりもデザイン工房で作業をして頑張っていました。高砂さんがいなかったらhydRunは完成しませんでした!
また、意見をズバズバ言ってくれるおかげで議論が発展することが多く、他の人と意見が衝突することもありましたが、高砂さんがいたことでさまざまなアイデアや解決策が出たと思います。
最初はグライダーの人という印象でしたが、今では頼れる姉御です。最後は姉御の雑用係としての働きしか出来ませんでしたが、またいつか高砂さんの雑用係として働きたいです笑
またパシってください!本当にありがとう!

>to大島_議論が変な方向に進みそうな時のストッパー的な役割を常にしてくれていました。大島くんのおかげで軌道修正できたことが何回もあります。よく高砂さんと議論で意見がぶつかってる印象でしたが、その衝突によってより良いものが作れたと思います。また、インタビューの時には書記としていつも丁寧な仕事をしてくれました。
他にも、作業中の雑談や休憩中には、彼女の惚気話を聞かせてもらったり、美味しいご飯に連れて行ったりしてもらい、とても楽しかったです。
彼女との結婚式には是非呼んでください!team7全員で余興します!本当にありがとう!

>to礒谷_みんなが煮詰まったとき、磯谷くんの一言でパッと思考が回転し始めるアイデアマンとしてとても頼りになる存在でした。アイデア出しの時に磯谷くんがいないと「アイツがいたらいいのに…」とよくなってました。また、ポスター作りやロゴ作りなど、美大生としての能力を存分に発揮していました。特にロゴのデザインがめちゃくちゃカッコよくて、同じ美大生としてとても尊敬しています。
最初は無口な人だと思っていましたが、仲良くなってからはとても面白い人だということを知ることができました。ナイスガイというあだ名の通りの人でした笑
自作ゲームが出来たら絶対に教えてね!本当にありがとう!

礒谷(Taichi Isogai)

・振り返り

どちらへ進めば良いのか。何をすれば良いのか。そもそも良いって何なのか。常に迷い、考え続けた半年間でした。東工大生はとても頭の良い人たちだから、常に良い方向へ導いてくれるだろう。最初はそんなことを自分は考えていました。でも東工大生だって同じ人間で、年もそう変わらない。神様みたいに何でもできるわけじゃない。間違えもする。何もかも頼って意思決定を任せていては負担になる。そう感じた時に、自分も積極的に意見を話して、提案をして、意思決定をして。この人たちに頼ってもらえるような存在になりたい。そう思い、行動するようになりました。教授の話していた、圧倒的当事者意識。まさにその事をEDPでは考えさせられました。

・メンバーへのコメント

半年間ありがとう。

>to植松 _圧倒的な行動力でチームを引っ張ってくれて、雰囲気を良くしてくれて。何度助けられたか分からないほど、お世話になりました。時節しょうもないギャグをはさんで議論を白けさせていたけど、最後に皆で集まってご飯を食べた時、もうあのクソみたいなギャグを聞けないのかと思って急に寂しくなりました。でも翌日には全部忘れていたので、やっぱりあのギャグはしょうもなかったです。

>toタカサゴン_最後の頑張りが本当にすごくて、一生頭が上がらない。本当にお疲れ様。議論の時に限らず、雑談とかでも視点が鋭く的を得ていて、ハッと驚かせられることが多々ありました。あと意外にも真面目で、EDPの誰も読んでないドキュメントみたいなのに目を通してたりしてマメなんだなと感じました。ゴンさんと話してるとなんでも議論っぽくなってすごく楽しかった。また話そう。

>toおーしまくん_ 論理的な思考で、議題の整理や優先順位をつけるのがすごく得意。議論が進展するときはいつもおーしまくんがいた気がします。あと自分では苦手って言ってたけど、議論の内容とかを的確にまとめて言葉にし、先生たちに話していたのがすごいと思った。めちゃ特技だと思います。個人的にも趣味とかスゴイ合うし話していてめちゃめちゃ楽しかった。また飯おごってくださいお願いします兄貴。

>toまつむー_アイデアマンとしてすごく優秀だったり、個人的な視点として等身大の意見を話してくれたり、議論のスパイスとしてすごく助けられました。あとスライドに載せてたイラストが可愛くて、こんなのかけるならもっと早く言ってヨ!と思いました。同じ美大生として似た境遇だったので話すことも多くて、個人的にも凄く助けられた。あと一緒に道を歩いてるときに車道に押し出して殺そうとするのやめてください。

|スライド

|ポスター

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