東京科学大学EDP

Solve various problems in society through engineering design

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2023年度EDP 「ワタシハココ」 チーム8

Chapter.0 プロダクト作りの始まりとテーマ

■始めに

始めまして、私たちは東工大 EDPのチーム8matchです!私たちのブログを訪れてくださりありがとうございます!ブログの前半では、私たちの作ったプロダクトの紹介と、そこに至るまでの背景や流れを紹介します。そして、後半ではプロダクトではなく私たち自身に焦点をあて、EDPを通じてどのような活動や体験をしてきたかについてお話ししたいと思っています。少しの間だけでも、お付き合いいただけるとうれしいです!

■私たちが取り組んだテーマ

東工大のEDPでは、「世の中にある様々な課題に対して、それを解決するためのものづくり」を行っています。その中で、今回私たちは「新規営農者を助けるための新しい農業機体体験をデザインせよ」というテーマに対して、プロダクト作りを行ってきました!

Chapter.1 プロダクトの紹介

私たちは、農家の方が快適に作業を行える台「ワタシハココ」を製作しました。まず初めに、私たちが作った「ワタシハココ」がどのような物なのかを紹介します!

■プロダクトの紹介動画

■プロダクトの全貌

■プロダクトのテーマ

この製品は、ビニールハウス内で園芸を始める新規農家に向けた、

花や苗を置く台(ベンチ)です。

この製品には、ベンチで作業をする農家さんの

身体的負担を軽減して作業効率を上げることができる特徴があります。

■プロダクトが持つ2つの機能

●機能その1

台の高さが、自由に変えられるためすべての体格の人にあった高さで作業が可能に!

●機能その2

台に傾斜をつけることで、 台の上の物が自動で手前に流れてくる!

この2つの機能によって

全ての人に快適な、農作業体験を提供!

Chapter.2 プロジェクト誕生の背景

■ある農家さんとの出会い(ターゲットユーザー)

私たちは、農家の方の課題解決に向けて、インタビューを行う事から始めました。その中で、ある1人の園芸農家の方に出会いました。そこから私たちの、プロダクト作りが始まります。

●農家さんの基本情報

✓都内に農地を持つ園芸農家

✓ビニールハウスを4つ所持

✓ベンチと呼ばれる作業台の上で、 花や苗を育てている

✓本人以外に、パートの方と一緒に
なって仕事を行っている

■インタビューの中で見つけた2つの気付き(インサイト)

わたしたちのグループでは、上記の農家の方に農作業に関するインタビューを行い、次の2つの気づきを得ました。

●気付いた点A

複数の働いている人に対してベンチの高さが合っていない

●気づいた点B

ビニールハウス内での移動が負担に思える

■気付いた点Aについて

ではなぜ、このような現状が生まれたのかについて、聞くと次のような背景があることがわかりました。

次に、なぜこうなってしまうのかを考えたところ次のような理由が見えてきました。

そこで、これらの分析から私たちは次のような発想を得ました!

■気付いた点Bについて

次に「ビニールハウス内での移動が負担に思える」という気付きに対しても、同様にインタビューを行い、問題発生までの流れをつかみました。

また、なぜこのような現状が生まれてしまったのかについても考察を行いました。

そこで、これらの気づきから次のような発想を得ました!

■私たちが気付いた点と発想のまとめ

私たちの班では、「ベンチの高さ」と「ハウス内の移動」という2つの問題点に着目しました。それらに対して、インタビューを行い、メンバーで分析を行うことで、「高さを自由に調節できる」と「人ではなく、苗の方を動かす」という方法で解決できないかと考えました。

ここで、発想したことをもとに、次のフェーズ「プロダクトのデザイン」にとりかかりました!

Chapter.3 製品のアイデア出しと作成

■デザインをするにあたっての基本ルール

これまでの発想を基に、プロダクトのアイデアを考える際の、基本的なルールを3つ決めました。その際に、私たちはどのような農業体験を実現したいかを考え、「誰にとっても、最適で快適な作業ができる環境がある」と設定しました。

この3つのルールは、私たちの目指す農業体験を実現するために、製品にどのような条件が必要かを考えて、つくったものになります。誰にとっても最適であるために「どんな人も作業しやすく」、快適さのために「簡単に操作できる」、そして最後に農家の方が大切にしている事を考え「作業効率を追求する」というルールに設定しました。

■快適な体験を実現するプロダクト「ワタシハココ」

ここまでで、プロダクトの発想と基本ルールが決まったため、実際にプロダクトのアイデア出しを行いました。その中で、私たちは一つのプロダクト「ワタシハココ」にたどり着きました。

このプロダクトには、主に次の2つの機能が備わっています。

機能その1:

機能その2

■このプロダクトによる農業体験の変化

●before:「ワタシハココ」導入前

プロダクト導入前は、台の高さが調節できないため、自分に合った高さではない台で作業しなければなりません。その結果、作業の際の身体的負担が大きくなってしまいます。

また、花を同時に運ぶことができないために、運搬のためにハウス内を何往復もしなければなりません。

●after:「ワタシハココ」導入後

では、プロダクトを導入するとどのように作業が変化するでしょうか。

まず、「作業台の高さが合っていないために身体的負担が大きい」という問題に対しては、プロダクトに組み込まれているジャッキの高さを変化させることによって台の高さを調節

できます。これによって様々な体格の人それぞれにあった高さで作業をすることができます。

次に、「運搬のためにハウス内を何往復しなければならない」という問題に対しては、台を傾ける機能と、天板がローラになっていることで、台の上を鉢がすべり自動で手前に来てくれます。それによって、人は動くことなく、鉢を動かし運搬をすることができるようになります。

Chapter.4 ユーザーからの評価と改善点

■実際にユーザー方に見せたときにもらった意見

プロダクト「ワタシハココ」が完成したため、実際にターゲットである園芸農家の方に、

プロダクトをみせ意見をいただきました。その際に、次のようなご意見を頂くことができました。

その中で、私たちのプロダクトの機能に関しては、いい評価をいただくことができました。実際に、「このプロダクトを導入すれば、体格に合わせて楽に作業が行える」や「ポットが動いてくれる事で、移動が少なくなるならうれしい」といった意見をいただけたため、私たちがプロダクトで実現したい農業体験にたどり着けたと感じました。

一方で、「実際のところは、使ってみないとわからない部分はある」や「これを使うために、今までの台と交換するのは大変で難しい」といったご意見もいただきました。このことから、導入時の負担や、実際の使用感の実験の少なさに課題があると感じました。

■今後に向けた改善点と予定

ユーザーの方にいただいた意見から、実際の使用感に疑問が残るという課題がみえてきたため、まずはプロダクトをハウス内の環境で実験してみて使用感を確かめようと思っています。

また、今回のプロダクトは体格に応じた高さ調節を実現するものでしたが、これを拡張することで、健常者だけでなく車いすの方など身体的にハンデを抱える人たちにも快適な作業を提供できるようにしたいと考えています。

Chapter.5 プロダクトピッチのまとめ

今回私たちは、「誰にとっても、最適で快適な作業ができる環境がある」ということを目指して、プロダクト作成に取り組んできました。そして、「台の高さ」と「ハウス内の移動」という課題に対して、「高さが調節できる機能」と「台を傾けることで、花の鉢が自動で流れてくる機能」を実現しました・これによって2つの課題を解決でき、ユーザーの方からも肯定的な意見をもらうことができました。

しかし、「実際の使用感の検証」や「健常者に限らない全ての人にとって快適な農業体験の実現」に課題や更なる可能性があると感じています。そのため、今後更なるよいプロダクトをもとめて活動を続けていきたいと思います!

Design Process~ワタシハココができるまで~

ここからは、Team8 Matchが”ワタシハココ”を提案するまでのデザイン
プロセスについて紹介します!

私たちTeam8は、初めにチームで話し合いをしたときにお互いに「落ち着いてるな~」と感じていました笑
5人中3人が機械系だったことから、「うちのチーム偏りすぎでは?」と話していました。チーム活動を進めていく中で「結構みんな考え方が違って面白い!」と気づきました。

私たちのチームは、機械系のメンバーが多いため、その特徴を一番活かせるテーマはどれかと考え、株式会社丸山製作所の「新規営農者を助けるための新しい農業機械体験をデザインせよ」というテーマを選びました。「農業機械」であるため、チームカラーを存分に出せるのではと考えました。

テーマの理解をする中で、「新規営農者特有の課題とは何か」「そもそも機械体験のデザインとは何か」「機械体験で企業の技術に勝てるのか」ととても悩みました。

また、私たちのチームは、「現実可能性」について深く考えてしまう傾向があり、先生やTAの方からもう少し自由に考えてみなとよく言われることがありました。

テーマの理解に初めは苦しみましたが、まずは、インタビューをしてみよう!と考え、園芸農家・トマト農家・米農家・大根農家と様々なジャンルの方にインタビューを実施しました。

様々なジャンルにインタビューしたことから、すべての農家の方に共通する「農業の働き方の問題」について考えました。農作業に伴う身体の負担や後継者など農業従事者ならではの問題がたくさん浮かび上がりました。

その中で、「農業と子育ての両立が難しい」という点にざわざわを感じました。子供たちが農作業に参入し、一緒に取り組むことで子育てと両立ができるのでは..?また、農業の「きつい・汚い・危険」というイメージを子供が参入することで「明るい・楽しい」に変えられるのでは..?と考えました。

しかし、「農業と子育て」という広い部分で考えてしまい、その後のインタビュー相手も見つけることができず、機械体験に結びつきませんでした。

機械体験に結びつくことはできませんでしたが、私たちの班では子育てに着目したことにより

・農業を取り巻く環境には多様性があること

に気づくことができました!

班の中で「1つの工程に絞って考えてみない?」となり、農作業の1つの工程に着目しました。その中で、「苗植えを楽にする」「剪定作業を楽にする」プロダクトを考えました。

しかし、1つの工程に着目すると、そのソリューションは既に農家の方や企業の方が既に研究しつくされている内容でした。そのため、先生方や企業の方から「既存の商品の派生版だね」と評価を受けました。それと同時に「着目点は良いからもう少し農家の方の工程の1つをさらに深堀してみな」と助言をいただきました。

1つの工程に着目したことから、1つの行動を助けるプロダクトではなく

・着目すべきは、ターゲットの一連の行動をどう変化させたいのか

について考えるべきだと気づくことができました!
そのため、作業の前後にも視野を広げることにしました。

そのため、剪定作業に絞りユーザーの行動の一連の流れを細かく分析しました。細かく分析した際、班員全員が感じたことは「1つの作業にもこんなにやることがあるんだ…..」でした。この分析を経て、私たちの班では、「剪定作業が大変というよりビニールハウス内の移動が大変では..?」となりました。

よって、ビニールハウス内の移動を減らすプロトタイプを作成しました。

プロトタイプの写真

プロトタイプを作成し、さぁユーザーに評価してもらう!と意気揚々にユーザーテストに臨みました。結果としては、とても興味深い内容でした。

私たちの考え

台の上でトレーを動かせれば、ビニールハウス内の移動も楽になって便利だろう!

農家の方の考え

高さ調節機能がいいね!うちで働いている方は様々な体格の人がいるからその人に合わせた高さにできる機能があったらうれしい!

なんと、ユーザーテストで一番評価を得たのは、台を傾けるためにつけた高さの調節部分でした。しかし、トレーを自動で動かせる機能もよい評価をいただいたため、両方の機能を付けたプロトタイプを作成しようとなりました。

初めのインタビュー時には聞き取ることのできなかった情報をユーザーテストを通じて得ることができたため

・ユーザーテストはさらなる発見を得られる場

であることに気づくことができました!

私たちのチームは半年間で

①多様性を考える力(体格の違いや車いすの方など様々な方に使用しやすいプロトタイプを考えること)
②作業の流れから発見を得る力(1つの作業を解決するのではなくその一連作業を見ること)
③ユーザーテストから情報を得る力(ユーザーテストを通じて初めのユーザー調査からは見つからない情報を得ること)

を学び、それを経て「ワタシハココ」が完成しました!

最終発表祭当日は、実物大のプロトタイプに加え、実際にお花の苗も持っていき、使用時のイメージをつかんでもらえるようにしました。

以上「ワタシハココ」完成までのteam8 Matchのデザインプロセスでした!

Epilogue メンバーの振り返りとフィードバック

越智

振り返り

本当に大変な4か月でしたが、EDPならではの学びをたくさん得られた4か月でもありました。 特にユーザーにアイディアを見せて意見をもらうことの重要性を強く感じました。最後の2週間でプロダクトのユーザーテストをした際に、主機能ではない高さ調節の方がうれしいという意見をもらった際には、今までの方針を捨ててよいのかとても迷いました。しかし、ユーザーの意見を信じたことで最後には納得のいくプロダクトを作ることができたのだと思います。 EDPでは今までで一番お題について考え、チームで議論をしました。農業は自分にとって全く身近ではない分野だったので、なにも知識もなくユーザーの体験を感じることも難しかったです。それ故に最初は迷走することも多かったですが、チーム内で議論をしユーザーの元に行くことを繰り返す中で、少しずつ農家の方が何を考えているのか分かるようになってきた気がしました。この経験はとても大きい物でした。 なにより、このチームでたくさんの議論をして最後には納得のいくプロダクトを作り上げることができたのは、私にとって最高の経験でした。いつかまた一緒に活動できたらと思います。チーム8 MATCHのみんな、テーマを提供してくださった丸山製作所の皆さま本当にありがとうございました!

to茂呂さん

忙しそうにしてたけどミーティングはいつも参加し、議論もリードしてくれてそのファシリテーション能力の高さには驚かされました。意外と個性とこだわり強め?なグループで議論を収束させてくれたのは茂呂さんのおかげだと思います。中間発表前に深夜のデザイン工房で議論したのは忘れません。楽しかったです。ありがとうございました!

to大久保さん

最終発表祭まで時間のない中、工具の入れ方まで考えた天才的な設計でプロダクトを形にしてくれて本当に頼もしかったです。「早く帰りたい」と言いながらも一番最後まで残って作業している姿が印象的で、自分も頑張ろうと思わせてくれました。ありがとうございました!

to栗栖さん

圧倒的な行動力でインタビューや発表準備を進め、行動でチームを引っ張っていて本当にすごいと思いました。尊敬しています。発表準備ではスライド、動画、ポスターのデザインをすべて担ってくれて、当日の朝まで作りこんでもらったおかげでとても良い発表ができました。大変だったと思うのでしっかりと休んでほしいです。ありがとうございました!

to大澤さん

議論が詰まったときにハッとするような鋭い意見を投げ込んでくれたことが印象に残っています。大澤さんの意見のおかげで議論が停滞していた時に前に進めることができました。自分のペースを守ってやるべきことをしっかりとやっている姿は私も真似したいなって思っていました。ありがとうございました!

大久保

初めのうちはテーマが難しすぎとか文句言ったり、インタビューしてる割に全然いいアイデアが出てこなかったりで大変でしたが、チームのみんなのおかげでなんとか形にできました。特に最後のユーザーテストでは急な方針転換でどうなることかと思いましたが、結果的にいい方向に行って良かったです。どうでもいいことですが、そういえば結局自分たちで決めた集合時間に全員が時間通り揃うことはなかった気がしますね。遅刻を責めない良い文化のチームでした。

大澤くん
同じ研究室の佐々木くんから何を言われたのか知りませんが、だいぶ早いうちから謎のイジり方をしてくれましたね。最後の設営や片付けの時の筋力担当、非力な僕にはめちゃくちゃありがたかったです。

越智くん
衛星開発で鍛え上げられたタスク管理能力を見て、こういう人がいてくれてるから社会はちゃんと回ってるんだなって思いました。たまにしてくれる宇宙の話は同じ機械系としてとても面白かったです。

栗栖さん
外を歩いてるだけで色々なことを面白がれる、その感性の鋭さがとても素敵で羨ましいです。しかも大人しそうに見えて凄まじい行動力まであって、何度も驚かされました。

茂呂くん
動画の撮影後、一緒に川崎駅の遺失物センターに行ったのが一番の思い出です。もう二度と電車の網棚にものを置かないでね。

栗栖

[感想]

皆さんお疲れ様でした。 そして、約半年間ありがとうございました。 チームのロゴ制作から始まり、最後まで、このチームは真面目さの強いチームであったように思います。だから、アイデアを生み出す際に、その真面目さからいかに脱出できるかということに悩む時もありました。しかし、最終発表を終えた今、それが一番のチームの強みだったように思っています。最終的には、「高さ調整」という一つの機能で、「体格にあった高さで作業ができること」と「手元に苗がやってきてくれること」という二つの大きな課題を同時に解決する方向に持っていけたことは、その真面目さから少し逸脱することができたのかなと思っています。 私自身の体験としては、このプロジェクトに参加してみて、専門分野ごとに思考フレームに違いがあることを身にもって感じたことです。去年参加した別のプロジェクトでは、近い分野の人で構成されていたので、自分自身の思考フレームにあまり気づくことがなかったのですが、今回機械と多く触れてきた人たちを関わる中で、自分が日常的で視覚的に情報を汲み取っていることに気づき、また、無意識にコンプレックスだと思っていたことが本当は強みなのかもしれないと気づくことができたことは、私自身大きな収穫でした。同じ分野の人と関わるだけだと、見失いがちなことに、他分野の人と長い時間関われたことで、寧ろ発見できたことは、頭ではなんとなくそうなのだろうなと思っていましたが、今回体験として落とし込むことができて良かったです。 また、自分と違う分野に浸っている人の感性には意外と気づけないということも発見でした。というのも、最終プロダクトのコンセプトは共有できても、細部のこだわりは主に作ってくれた東工大生に説明してもらわないと分からなかったという事です。私の方も、デザインに関して幾つか案を提示しても「違いが分からない」と言われたこともあったので…。その細部のこだわりこそ、その分野では重要なことであるのかもしれませんが、違う思考フレームを持つ者にとっては気づけないことである、また気づく必要もないのかもしれないとも考えさせられました。 今後は、また他分野の方と関わる際にもっと面白い反応を起こせるように、自分自身の専門性をもっと高めていけたらなと考えています。 約半年間、ありがとうございました。

[大久保さん] 大久保さんは、最後の方のモノを作る作業を一番楽しそうにやっていたのが印象的です。「早く帰らないと…」と言いつつも、遅くまで残って作業をしてくれたりと、プロダクト制作でチームは大いに助けられたように思います。3Dプリンターで作られたスイッチはとても美しかったです…。 また、議論中は、他の意見に対して「天才!」と呟いていることが多くて、無意識のうちに出ていた言葉なのかもしれませんが、結果として意見の言いやすい雰囲気になっていたように思います。ありがとうございます。 大久保さんは、基本的にいつも笑顔でいてくれて、チーム全体に笑顔が絶えなかったのも、そのお陰であるような気がしています。 お疲れ様でした。今後は、日が暮れる前に帰ってくださいね。

[大澤さん] 大澤さんは、冷静的な視点で意見を言っていたことが印象的です。例えば、討論が加速して繰り広げられていた時も、冷静的な指摘を入れてくれたおかげで、一旦立ち止まって考え直す時間がチームにもたらされていたように思います。そして、この考え直すことで、チームの中で「なぜ?」という問いを持つことができ、その話題に対してより深く掘り下げて考えることができたのではないかなと思っています。 また、大澤さんはぶっ飛んだ考えや授業に一見関係なさそうであることを多々話されていたように思いますが、それは、凝り固まりがちの議論や雰囲気に柔軟さをもたらしてくれていて、比較的真面目な雰囲気のこのチームにとって、大切な刺激であったように思います。 陰ながら感謝しています。お疲れ様でした。

[越智さん] 越智さんは、全体的に偏りのない人だなというのが最終的な印象かもしれません。というのも、議事録や予定を立てることに関して引っ張ってくれながらも、全て順序立てて行うのではなく、探究心の為なら時には順序を崩しながらアプローチをしていたり。また、作業に関しても、現地でのユーザーインタビューから、POVの議論から、プロダクトの制作から…と、得意不得意の領域から外れ、全ての作業を満遍なく大切にされていたように思います。そのエネルギーが凄いなと陰ながら思っていました。 また、私の分かりにくい意見にできるだけ最後まで耳を傾けてくれていたことも印象に残っています。だから、伝えたいことの言語化が難しくて、説明することを諦めようかなとなっても、伝わるまで説明できたことが何度かあり、助けられていました。 ありがとうございました。あまり無理をしすぎず、今後とも身体には気をつけてくださいね。

[茂呂さん] 茂呂さんは、メンバーに限らず、先生方や企業の方など誰とでも程よい距離感を保ちながら話ができる方なのかなと言うことが印象的です。それは、メンバー全体の調和をもたらしてくれ、チームを引っ張ってくれていたことはもちろんですが、チームと周りのコミュニティ(先生方や企業の方々)とを繋げてくれていたように感じます。 また、インタビューの際に、何度か進行を行ってくれていましたが、とてもスムーズだったことも印象強く残っています。あるインタビュアーさんにも褒められていましたね。メンバーの誰よりもアドリブの力が高く、チームは何度もそのアドリブに助けられたのではないかと思います。 ありがとうございました。お疲れ様でした。

茂呂

【振り返り】 約4か月間ありがとうございました~。いや~長いようであっという間に過ぎていきましたね。ここまで、頭の中が1つの講義でいっぱいになったのは初めてでした笑。DTFを受講していた時は、「デザイン思考?」「POV?」「Howってどれ?」など思っていましたが、今ではデザイン思考という枠組みを1mmくらいは理解できたかなと思っています。 テーマについては、「新規営農者」と「機械体験」を両立させるのはとても難しかった印象です。「新規営農者特有の~」や「これは機械なのか?」などたくさん悩みました。ここまで悩むことができるってあまりできないので、良い体験でした。人間悩むことも大切ですね。

to越智さん
・タスク管理能力
・あらゆる物事に対する探究心
・話をまとめる力
すごい!!うらやましい!!と思っていました。越智さんは、中間発表前に深夜のデザイン工房で議論したのが一番印象に残っています。「これいいじゃん!」となったときとても楽しかったです。また、最終プロトタイプ作成時の大久保さんとのやり取り聞いててとても面白かったです。自分もその議論に入りたかった笑。しっかり家に帰って寝てくださいね。今度、こころ誘います。ありがとうございました!

to大久保さん

・発想力
・知識力
・手を動かす力
すごい!!うらやましい!!と思っていました。大久保さんは、「早く帰りたい」と言いながらも最後まで残って作業をしていたのが一番印象に残ってます。最終プロトタイプ作成時とても頼もしかったです。また、動画撮影の帰りはご迷惑おかけしました笑。あの時の階段で「あれ?トレーは?」。大久保さんが気づいてくれなかったら今頃どうなっていたことやら。感謝です。今度、研究や論文の話をしましょう。ありがとうございました!

to栗栖さん

・行動力
・デザインのクオリティー
・物事に対する鋭い感性
すごい!!うらやましい!!と思っていました。栗栖さんは、最終発表祭のスライド、動画、ポスターのデザイン性のすごさが一番印象に残っています。当日も朝まで作業をしてくれて、自分史上一番良いスライドで発表ができました。また、話し合いの時たくさん意見を言ってくれたのでとても活発な議論をすることができました。感謝です。デザイン性について色々教えてください!ありがとうございました!

to大澤さん

・冷静な視点
・場を和ませる力
・ここぞの時の集中力
すごい!!うらやましい!!と思っていました。大澤さんは、最終発表祭のスライドで、前日に修正してくれたところが一番印象に残っています。あの修正をこの短時間でできるのか。すごい。と感じていました。また、お互いチームのパワー担当として、一緒に物品やプロトタイプを持って行ったのも思い出です。ちょっとくだらない話をしながらとても楽しかったです。一緒にサウナいきましょう。ありがとうございました!

大澤

[振り返り]

EDPを通じて、一番感じたことはチームワークの大切さです。同じグループの4人はそれぞれ違った大きな強みを持っていたように感じます。それこそ、4人の時点でほとんど完璧なグループで、ここに自分が持てる役割があるのか不安なぐらいでした(笑)。例えば、茂呂君はチームメンバーをまとめ上げるリーダーシップがあり、栗栖さんは行動力に優れていて、農家の人と一番コミュニケーションをとっていました。そして、越智君や大久保君は特にその思考力や論理力が高く、普段の議論の中でも、自分が指摘するところもないぐらいしっかりとした意見ばかりを言っていて、感心しっぱなしでした。
そんな素晴らしいグループの中で、自分に残された役割は何だろうと考えたときに、三枚目としての役割なのではないかと思いました。そこで、毎回議論の中で、突拍子もないことを言ったり、関係ないような雑談も交えたりしました。それもこれも、普通にやっていては皆さんに貢献できないことと、皆さんなら私の発言からも何かしらの物を見つけ出してくれると思ったからです。そして、実際みなさんは私の意見にもしっかりと耳を傾けてくれて、時には私も思いもしなかったような発見をしてくれて、とてもうれしく思っていました。皆さんにしてみれば、「何を言っているんだこいつは」と大変に思われたと思いますが、皆さんのおかげで楽しく、そして素晴らしいチーム活動ができたと思います。本当にありがとうございました。

[フィードバック]

To 越智君

越智君は、誰よりも真剣にEDPに取り組む姿勢があって、とてもすごいなと尊敬していました。あまりにも働きすぎていたので、少し心配になることもあったぐらいです。
また、チームのマネージメントを積極的に行っていたのも、印象的でした。毎回、ミーティングの日程調整や、議事録の作成などを率先してやっていて、越智君なしでは、このチームは成り立たなかったと感じています。
さらに、頭の回転の速さも非常に高く、いつも議論をリードしていたのも、ずっと感心していました。
これからも、間違いなくいろいろな場所で活躍されるのだと思いますが、どうぞ少しは、体を休めることを覚えて頑張ってください!

To 大久保君

大久保君は、何と言ってもその知識や思考力が、ずばぬけて高かったように思います。それでいて、他の人の意見もしっかりとうけとめて、汲み取ることもしてくれて、本当に優秀な人はこうゆう人のことなんだなと思っていました。私が何気なく言ったことに対しても、よく面白い意見だといってくれて、私が思っていた以上のことをそこから生み出してくれたのは、とてもうれしかったです。大久保君がいてくれたからこそ、私は安心して思ったままの意見を言えたように思います。その一方で、大久保君の負担が増えてしまったのは申し訳なく思っています。
最後に、いつも大久保君のことを冗談のようにほめていた私ですが、実のところ本心からその頭の良さにあこがれていました。これからも、その頭脳を活かして頑張ってください!

To 栗栖さん

栗栖さんは、私たちのグループの中で、誰よりもバイタリティーがあったと思います。農業というテーマが決まり、インタビューなどをどうすべきか迷っていた時に、何も恐れずに農家の人のところに飛び込み、インタビューや一緒に作業を行いながら、相手のことを知ろうとする姿勢は、本当にすごいと思っていました。私は、何を始めるにしても、いろいろ考えてしまいすぐには動き出せないため、その行動力の高さはとても尊敬していました。本当にすごい才能だと思います。
また、共感力の高さもすごく印象に残っています。栗栖さんは、話し合いの中で常にターゲットとなる農家の方の思いや要望ということに気をはらっていました。それは、私たちのグループのものづくりにとって非常になくてはならないものだったと思います。その共感力は、たぶん普段の栗栖さんの人柄からくる一つの才能で、自分もぜひ見習いたいと思います。

To 茂呂君

茂呂君は、このチームで一番のリーダーシップの持ち主だと思います。いつも、議論において全員の意見をまとめて、整理する姿はこのチームにとってなくてはならない存在だったと思います。茂呂君がうまくチームをまとめ上げてくれたからこそ、チームが一丸となって、一つの目標に向かうことができたと思います。茂呂君のおかげで、半年間楽しくグループワークを行えました。
また、その人柄のよさも非常に印象に残っています。常に、茂呂君は他人への気遣いを持っていたと思います。そのため、話し合いが紛糾したときにも、険悪な雰囲気になることなく、メンバー全員が前を向いて話し合えていたと思います。
その人柄やリーダーシップは、きっとどんなグループでも活躍されるのだと思います。今後とも、頑張ってください!

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Ryouya
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