2023年度EDP 「Vmemo」team5-くり~むそ~だ

気になる映像、memoって保存

こんにちは。2023年度EDPに参加したteam5くり~むそ~だです!
私たちは、日本ゼオン株式会社の協力のもと、約4か月間プロジェクトに取り組みました。

  1. Vmemoの紹介
  2. Vmemoが生まれるまでの過程
  3. 振り返りと班員からのメッセージ
  4. 発表に用いたポスター
  5. 終わりに

1.Vmemoの紹介

日本ゼオン株式会社から与えられたテーマ「シニア世代の生活を支える映像体験をデザインせよ」に対し、私たちが提案した製品は「気になる映像、memoって保存、Vmemo」です。

Vmemoは、後で見返すためにテレビの画面をスマホで写真撮影する時に問題を抱えているシニア世代向けの、情報整理を手助けする製品です。
この製品には情報整理のきっかけを与える機能があります。そしてスマホの写真アルバムとは違い、大きい画面で未整理の情報を可視化することができます。

製品を開発するにあたってインタビューを行った方は、テレビで気になる場面をスマホの写真として記録するという行動を取っていました。

しかし、撮った写真は一度も見返していないという問題がありました。
一見矛盾していると感じる行動ですが、意外とこういう方は多いのではないでしょうか?

その原因として、Hさんは写真を撮ることで満足してしまうのかもしれないと言っていましたが、Hさんは情報整理のやり方へこだわりがあることから、私たちは、写真のままでは活用し辛いことが原因なのではないかと考えました。
しかし、スマホの写真フォルダに埋もれた写真は見返すきっかけが無く、整理の必要性に気付きにくいという問題があります。

そこで私たちは、整理されていない情報を可視化することで情報を整理する行動を促進できないだろうかと考え、未整理の情報が直接見え、今よりも簡単な操作で行う製品があれば良いのではないかと考えました。

そこで私たちが提案するのはVmemoという製品です。

この製品は、リモコンの「Vmemoボタン」で映像を切り取り、切り取った映像をディスプレイに表示することができます。
大画面かつ独立したデバイスで切り取った映像を常に目に入るよう可視化することで、情報整理を促すことができます。

また、ディスプレイ上での再生、削除、レジュメの印刷が可能です。
簡単な操作で情報整理をサポートすることができます。

この製品の使い方を紹介します。
まず、気になった場面でリモコンのVmemoボタンを押します。
すると映像がVmemoに表示され、再生して確認し、大事な情報は印刷することができます。
そして、その後自分なりに情報整理をするという行動につなげることができます。

製品を買う前は気になる場面で写真を撮り、撮った写真がフォルダに埋もれ調べないという行動を取っていますが

この製品を買うことで、気になった場面でVmemoボタンを押し、未整理の情報が可視化されることで情報整理の必要性に気付くことができます。

製品のテストを行った所、Hさんからは上記のコメント、要望をもらうことができました。

今後、「Vmemo」の展望としては2つ考えています。
1つ目はpdfなどの出力方法を増やし、共有の幅を広げること。
2つ目はシニア世代に留まらず、他の年代へ拡張することです。

2.Vmemoが生まれるまでの過程

ここからは、私たちTeam5くり〜むそ〜だが「Vmemo」に至るまでのデザインプロセスをご覧ください!

私たちは、ZEONさんからいただいた
「シニア世代の生活を支える映像体験をデザインせよ」というテーマに取り組みました。

まずはじめに、”シニアの方=寂しい” という観点から広げ、プロトタイプを作成しました。しかし、テスト結果はいまいち…
そこで、なぜ使いたいと思っていただけないかを再度考えました。

私たちは、
✔︎「寂しさ」を中心にし過ぎたインタビュー
✔︎インタビューから仮説を重ねる
ということをしてしまっていたのです。
そのため、実際のシニアの方の声からどんどん離れていってしまいました。

「寂しさ」から一旦離れ、シニアの方から様々な発言をインタビューで拾うことにしました。

そして、テレビを家族全員別でみているという新たな問題を抱えているシニアの方と出会いました。

テレビを家族別でみている → 家族一緒にみるためのヒーター というソリューションを提案しました。しかし、「これは映像体験ではなく、空間を取り巻く団欒のデザインではないか」というフィードバックをいただきました。映像要素が薄れてしまったのです…。

映像を結びつけることを考えながら、
“長電話をするときに流す映像製品” を提案しましたが、こちらも「映像体験ではなく、電話体験のデザインになってしまっている」とフィードバックをいただきました。
ここで転換となる気づきに辿り着きました。

「シニア特有の行動」ではなく、「映像体験に関わるシニアが取る行動」に着目しようと気づいたのです。
“長電話をしてしまう” という映像とは関連のない行動ではなく、”録画が難しくてできない” などの「映像体験を入り口にした問題」に着目するということです。その後、これらを踏まえてインタビューとテストを行いました。

インタビュイーHさんの不意な発言に着目しました。

さらに理解を深めるため様々なプロトタイプをテストしていきました。

Hさんは、
“ やりたいことの情報を整理したいのか “
“ 実際に行動に移すことを支援して欲しいのか “

整理か実行かをテストを通じてインタビューしました。

使いたいと思ってくださった本当の理由とは何か?を考えました。
「やりたいことを探すため」ではなく、「情報を適切な形で整理したい」というユーザーのニーズがありました。それらをVmemoの機能として落とし込みました。

書斎で使用したい、ということからメモ用のコルクボードのように気軽な感覚で使用できると良いという発想に至りました。
「テレビをメモする」というコンセプトのもといよいよ制作を進めていきます。

想定していた機能の他、ユーザーテストの際「映像の見出し、日付があるともっと分かりやすい」という声から、サムネイルに “ 映像名の見出し+日付 “ を表示させました。

機能とデザインを同時に試行錯誤し、ついに Vmemo が完成しました!!

発表当日のデモブースでは、テレビからVmemoを体験してもらえるようにソファやテレビを置いてリビング空間をつくり、録画から印刷までを体験していただきました。

以上がTeam5くり〜むそ〜だによる、「Vmemo」のデザインプロセスとなります!

最終発表日のデモブースでの様子

3.振り返りと班員からのメッセージ

ここからは、team5くり~むそ~だの各メンバーの振り返りと他メンバーからのメッセージを記載します。

岡野隆紀
東京工業大学 情報通信系 修士1年

振り返り
チームの皆さん半年間本当にありがとうございました。このメンバーで良かったなと思います。

それぞれが自身の得意な分野を活かして活動をするという経験ができて本当に良かったです。それぞれ物事をとらえる視点も違って、プロダクトを作るときにもできることも違って、なんか本当の意味でグループワークができた半年間だったのかなと思います。

みんなプロフェッショナルな部分を持っていて、自分ももっとスキルを磨きたいなととても良い刺激を受けることができました。プログラム関連を担当してくれた方には感謝しかありません(情報通信系出身なのにできなくてごめん…)。

今回の授業を通して、インタビューの腕を少しは磨くことができたなと思うし、言葉通りじゃなくて、その本当の意図みたいなものを読み解くというのは今後の研究でも活かせるなと思いました。とはいえ、なかなかインタビュイーは本当のことを話してくれないし、いざ何か相手に刺さるものができても、本当に刺さってる部分は想定と違っていたりと、インタビューだったり、製品開発の難しさみたいなところを感じることもできました。

今回一緒のメンバーだった方、パートナー企業の方、本当にありがとうございました。大変だったけど、なんだかんだ楽しかったです。

班員からのメッセージ

from川野
岡野さん一人で、一人分以上の力を発揮しているなと常に思っていました。なぜなら、わかりやすいイラストで話を進める、冷静で俯瞰的に論点を見据えている、インタビューとスキットの演技が上手い、プロトタイプ作成の手先の器用さ…などEDPを通して様々な側面が見られ、その姿を発見する度、これも得意なのか‥!と驚きの連続でした。色々な場面で、それらが発揮されていていたと思います。
ビジュアルにおいても、ポスターやユーザーにそった分かりやすく、クオリティの高いスライドのイラストなどVmemoを伝える大きな要になっていたと思います。半年間ありがとうございました!!

from齊藤
岡野先生は鋭い指摘とうめぇイラストでチームの活動に貢献してくれました。
特に議論においてビジュアライゼーションを用いて話したいときに、岡野の書いてくれるイラストに非常に救われました。
また議論において鋭い指摘をしてくれることが何度もあって、その度に全体を見つめ直すことができたため大変助かりました。
もし将来、権力を握ることになったら僕を助けてくれると嬉しいです。
ありがとう、半年間!

from佐々木
イラストが得意で、議論においてイラストを書いて議論における齟齬が出ないようにしてくれたり、思ったことをすぐに意見してくれることで議論に多様性が生まれて、議論の質がとても上がったのを感じます。
また、議論が混迷した時はまず行動しよう、と言い切ってくれたおかげで進行も早まったと思う。僕が結構考えこむタイプだから、岡野のおかげバランスが取れててとても助かった!
議論だけじゃなく、ものつくりにおけるセンスが良くて、素敵な製品の木枠やポスター、ユーザーストーリーも作成してくれて、とても感謝してます!
DTFに引き続き、一緒に活動してくれてありがとう!!!

from 林
グループが間違った方向にいかないようにブレーキを掛けてくれるような存在だったと思います。みんなの意見をよく聞いてくれてそれを俯瞰して
見直してくれていたと思っています。EDPの間、何度も迷走しましたが、最終的にテーマに沿った納得感のあるアイデアに到達できたのは岡野くんのおかげだと思います。

川野絢子
武蔵野美術大学 造形学部 空間演出デザイン学科 3年

振り返り
半年前の自分からは、想像できない程成長や発見ができた半年間でした。

「美術系以外のデザインについて知りたい」「他分野の人とものをつくったらどんなものができるのか」「そのとき自分はどのような力を発揮できるのだろうか」と、EDPに参加した理由はこれらの好奇心からです。

途中、チームで一人の美大生として何を貢献できるか考え過ぎてしまうときがありました。しかし、メンバーの皆が対等に進めてくれたため、全員が専門を超え一丸となってプロセスを生み出すことを学べたと感じます。
チーム全員が広く深くこだわりを持ち続け、それを実行しようとする姿勢がとても印象的でした。どんな状況でも、誰も「もうこれでいいよ」などの発言はなく、むしろ現状に満足せずにどんどん良い方向に持っていこうとしていました。誰かが提案をすると、即座に試して発見や成長を得られたことは、チームや自身の成長に繋がったのではないかと感じます。そんなチームだったからこそ、もっと自ら発見をし、細かいところまで目を配るよう意識することが出来ました。チームの切磋琢磨する姿が、自分自身にも良い影響を与え、それがまたチームの影響になったのではないでしょうか。

専門はそれぞれ違うメンバーですが、どこか不思議と融合し合って最後まで辿り着けたような気がします。最後、デモブースでの来場者の反応やZEONさんやインタビュイーからのお褒めの言葉を聞いたときは、これまでの過程が全て確固たるものへと変化した瞬間だと思います。

このような体験が出来たこと、チームの皆やメンターのZEONの皆様、先生方やTAの皆さん、インタビューにご協力いただいた皆様に感謝申し上げます!

班員からのメッセージ

from岡野
製品ロゴだったり、スライドのデザインだったり、おしゃれなデザインを作ってくれて発表全体にとてもまとまりを作ってくれてとても感謝しています。
議論の時は、ちゃんと自分の意見を持って話してくれて、議論の中に理系ではない、芸術的な視点を持たせてくれたおかげでとても議論の質が上がったんじゃないかと感じています。プロダクトを考えるときなんかは東工大生4人が考え付かないアイデアを出してくれたりして非常に助かりました。
そして何より、家も大学もデザイン工房から遠くて大変なのに、議論に参加してくれてとてもありがたかったです。河野さんの参加があったからこそ、今のプロダクトに至ることができたんだと思っています。半年間ありがとう!!

from齊藤
川野さんはこんな周りに東工大生しかいないし家からもかなり遠いのに、積極的に活動に参加してて本当に尊敬できます。個人的にはEDPに参加した美大生の中で一番活動していたんじゃないかと思います。
議論中もとても積極的で、僕たちが思いつきもしない観点からの意見を出してくれるなど、アイディアを深めていくのに欠かせない人物でした。
どんな状況にも対応できるその能力があれば、どんなところでも成功すると思うので将来困ったら助けてください!
ありがとう、半年間!

from佐々木
チームロゴや製品ロゴ、プレゼンの表紙など、おしゃれなデザインを考えてくれ、最終発表の魅力を底上げしてくれたと感じてます。ロゴを考える際もたくさんの案を考え、長い時間をかけて取り組んでくれていて、その熱意が素晴らしいデザインに繋がったのだと思います。
議論にも、他の班員が自分より2個以上年上であるにも関わらず委縮せず積極的に参加してくれたことで、議論の方向が理系一辺倒にならず、「気配を感じるビデオ通話」など、美大生の発想力をうまく取り込んで活動することができたと思います。
また、活動の中で感謝することや他の人を褒めることが多くて、チームの結束を強めるのに最も貢献してくれていて、楽しく活動できたのは川野さんがいたからこそだと思います!一緒に活動してくれてありがとう!!!

from 林
議論のときはみんなとはちょっと違う視点で考えてくれて川野さんのおかげでアイデアの幅が広がることも多かったと思います。また、私が出した意見の良いところ悪いところをはっきりと反応してくれて、自分の考えを見つめ直すきっかけにもなっていました。他のメンバーに比べて活動に参加しにくい立場だったと思いますが、積極的に参加していてすごいなと思いました。ありがとうございました。

齊藤将
東京工業大学 融合理工学系 修士1年

振り返り
この約半年間は本当に濃い半年間でした。10月が5ヶ月前だとは信じられません。体感1年間ぐらいあります。一方で、今振り返ってみると過去最高に忙しかったので爆速で過ぎ去ったような気もします。
でもどんなに忙しくてもこの活動に参加して本当に良かったと感じています。「同じ熱量を持った人たちと、目標達成のために本気で取り組める」という経験は変え難いものですし、社会に出てからもこのことを経験したということは役立つと確信しています。

そんなEDPを支えてくださった先生方・TA・パートナー企業の方・その他サポートしてくださった人たち・他のチームのメンバー、そして何より同じチームのメンバーに改めて感謝したいです。本当にありがとうございました。また絶対集まりましょう!!

班員からのメッセージ

from岡野
活動量がえぐい!!というのが活動を振り返っての将の印象です。自分の研究だけじゃなくて、他人の研究の手伝いまでして、就活もして、それに加えてEDPのプロトタイプ作成の参加率もNO.1という、活動量の鬼だなと思っています。
個人的にありがたかったなと思っているのは、その日の話し合いが終わった後に、詳細をしっかりと記録しておこうと促してくれたところです。おぼえてるやろと思っていても結構細部は忘れているもので、将は何か決まったとに、その詳細をもう一度認識させてくれて、そのおかげで班の中での齟齬が少なく済んだのかなって思っています。
動画編集のセンスもすごくて、引き受けてくれてありがとう!の感謝しかないです。半年間ありがとう!!

from川野
チーム内で常に、話しやすい雰囲気をいつもつくってくれました。議論が進んでいく中で、班員一人一人が納得や理解ができているかを度々確認して、一旦立ち止まるということが斎藤さんのおかげでできていたと思います。チームのみんなが深く理解をして進んでいけたのではないかと思います!
また、インタビュイーへのアンケートをわかりやすいビジュアルでまとめる、最終発表動画のチームロゴサウンド、デモ用動画の作成など、細部へのこだわりや細やかな気遣いがとても印象的でした。その気遣いが、チームマネジメントからインタビューイーとの関係、最終成果物に現れ、くり〜むそ〜だの色としてより鮮やかに発揮されていたと思います。半年間ありがとうございました!!

from佐々木
研究が忙しい中でも積極的に活動に参加してくれ、他の人の仕事も積極的に手伝ってくれたり、にこやかに話す持ち前の明るさに加え、議論が加熱したときは雰囲気が悪くならないよう仲裁に入ってくれたりしたことで、辛いときも楽しく活動することができたと思います。
最終発表ではセンスの良い動画や、デモで使うように5本も動画を作ってくれ、とても頼れる動画職人でした。
また、議論における丁寧な言葉遣いや物腰の柔らかい態度が、EDPの活動を最後まで楽しく終えることにめちゃくちゃ貢献してたと思います!
同じ班で良かった!!!

from 林
議論だけでなくて議事録をまとめたり動画編集をしてくれたり大変な作業を率先してしてくれてとてもありがたい存在だったと思います。AI動画すごかったです。佐々木くんと同じくまとめ役としても動いてくれた側面もあったと思います。グループ活動のいろいろな面で支えてくれていたと思います。ありがとうございます。

佐々木駿輔
東京工業大学 機械系 修士1年

振り返り
最終発表が近づくにつれて活動時間が延びていき、発表前日は徹夜してスライドを直していたのですが、班員の誰1人として欠けることなく皆で全力疾走できたことがとても嬉しく、最高の思い出になったと感じています。

ブラックな働き方が良いというわけでは無く、今まで経験したチーム活動の中で最も全員がコミットしてくれたと感じており、純粋に楽しさで頑張れたというのが初めての経験でした。

このような最高な活動ができたのも、素晴らしいチームメンバーに恵まれたからです。就活やゼミで忙しい中でもより良いものを作ろうとする姿勢や、時には反発する多様な考え方
をうまくかけ合わせることで、今回の最終発表の成功に繋がったのだと思います。

半年間、一緒に活動してくれてありがとうございました!
これからもよろしく!!!

班員からのメッセージ

from岡野
班のまごうことなきリーダーです。駿輔なしでの話し合いが初期の時にあったけど、あの時はほんっとに何も決まらなくて、みんなで「あいつがいないとまとまんないわ」といったほどです。本当にグループの意見をまとめて方向性を決めるのがうまいなと思っています。
あとクオリティに対するこだわりもすごいなと思っていて、発表日前日妥協しても良さそうなものを、ちゃんと最後まで責任持ってやってくれて、最終発表のクオリティは駿輔のおかげといっても過言ではないと思います。100%のクオリティになるまで時間を使おうという姿勢を示してくれたことで、班員のやる気も出て、最後まで走り抜けられたのかなと思っています。
最終プロダクトのunity部分もあれだけのものをあの短時間で作れるのはすごいなと尊敬してます。半年間ありがとう!!

from川野
チームで欠かせない存在でした。チームの舵を取り、メンバー一人一人に耳を傾け、軸を作りながら柔軟に動かしてくれました。常に前向きな発言をしていて、それがチームに大きな影響を与えてくれたと思います。また、隅々までとことんこだわり抜く姿勢や、良いものにするための姿勢はピカイチ過ぎました。一旦議論や作業が終わっても、「もっとこうしたい!」「こうしたらどうかな?」という声が上がれば即座に「やってみよう」と答えてくれていました。それによってクオリティとレベルが上がっていく様子が肌で感じられました。
チームも最終成果物も全身全霊で良い方向に持っていこうとする姿勢が本当に印象的でした。半年間ありがとうございました!!

from齊藤

しゅんすけはリーダーとして本当にグループをまとめ上げてくれて感謝しています。特に大事な場面での決断力は本当に尊敬できます。リーダーとして必要なものをそばで見せてもらって、僕にとっても良い経験でした。
またプロトタイプ作成においてもUnityを用いてプロダクトの大事な部分を作ってくれて大変助かりました。
きっと将来大成すると思うので、将来僕が困ったら色々な面で助けてくれると嬉しいです。
ありがとう、半年間!

from 林
グループのまとめ役として積極的に動いてくれてとても助かりました。議論や製作がスムーズに進むようスケジュールだけでなく方針や内容をまとめることしてくれていて、私自身が行動するときの指針にもなっていました。私があまり活動に参加できていときもありましたが、佐々木くんが所々で意見を出す機会を与えてくれたおかげで、グループの一員としてきちんと活動に参加し続けることができたと思います。ありがとうございました。

林和輝
東京工業大学 機械系 修士1年

振り返り
EDPに参加して様々なことを学びましたが、総じてチームメンバーに助けられ、グループワークの大切さを感じた日々でした。

私がEDPに参加したのは、ものづくりにおいて何を作るのか、どう役に立つのかを考えるプロセスを学びたかったからです。授業を通じてデザイン思考を実践し、ユーザーが求めるものを形にするものづくりを体験できました。ユーザーインサイトを明確にすることには最後まで頭を悩ませ、その大切さを実感しました。

さらに、EDPを通じてデザイン思考だけでなく、聞くこと伝えることの大切さを学びました。グループ内で議論したことを上手にまとめ、インタビューをさせて頂いた方々、企業や先生方と共有することが必要でした。私はそういったことがあまり得意ではなかっため、グループメンバーにすごく助けられたと思います。

EDPで学んだことをこれからのものづくりやグループワークに活かしていきたいと思っています。

班員からのメッセージ

from岡野
とても細かいところまで視点がいく人なんだなと思いました。班全体が大まかなところに目がいっている中でも、細かい視点を持ってくれていたおかげで、勢いで議論が進むことなくちゃんとステップを踏んで議論が進んでいったのかなと思っています。
技術力が高いなと思っていて、まさか半日くらいでリモコンで操作できるようにしてくるとは思ってなくて、とても驚きました。動画を切り抜く機能を作成してくれたり、プロダクトをよりプロトタイプから製品に近づける部分において非常にキーパーソンだったなと感じています。
僕とは時々意見が対立する場面があったけど、そのあと普通に接してくれてうれしかったです。半年間ありがとう!!

from川野
林さんはいつも、新しい視点を示してくれていました。行き詰まったときも、林さんの視点で広がりを見せた場面がたくさんありました。あっと言わせるようなアイディアや意見は、聞いていて感化され、チームに欠かせなかったと思います。アイディアや意見はもちろん、最後の最後まで技術の実装を続けてくださっていました。そのクオリティも高く、発表前日に機能の拡充をみたときは感動しました、、
創造から実装まで林さんの存在はとても大きかったと思います。クリエイティビティな視点と、確実な技術力は圧巻でした!半年間ありがとうございました!!

from齊藤
林は頭の回転が早く、僕の何倍も深く思考して物事を考えてくれました。深い思考から繰り出される意見は面白いものが多くて、今回のプロダクトを生み出すに欠かせない人物でした。
またプロトタイプ作成においても、持ち前の技術力を発揮してプロダクトのコアとなる部分を作ってくれて感謝しています。林がいなければ、デモで見に来た人にここまでの体験を経験させることはできなかったと思います。
将来的にすご〜く専門性が高くなりそうなので、技術的に困ったことがあったら僕を助けてくれると嬉しいです。
ありがとう、半年間!

from佐々木
思考が深く、インサイトを考える際に非常に鋭い意見を出してくれてたね。特に、今回のインタビュー対象者の発言を疑い、行動から性格を考える姿勢はとても参考になりました!
ものづくりの技術も高く、モニターの角度や高さを支えるフレームや、リモコンの赤外線を受信するマイコン、それと連動して動画を切り抜くプログラムの作成など、最終プロダクトの根幹を成す機能を実装してくれてとても助かりました。
自分の活動が忙しい中でも積極的に時間を作ってEDPの活動に参加してくれたり、僕も含め班員からの疑問に誠実に答えてくれたりして、面倒見の良さを感じました。
最終プロダクトを作るうえでキーパーソンになってくれたと思います!
EDP同じ班で活動できて良かった!!!

4.発表に用いたポスター

5.終わりに

長くなりましたが、
ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
また、私たちのVmemoに出会ってくださったこと、
活動の軌跡を見届けてくださったこと、大変感謝いたします。

最後になりますが、ここまでサポートしてくれた教員、メンター、TAの皆様、そしてEDPとteam5くり~むそ~だに関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

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