海外の大学で実施されているアントレプレナーシップ教育

工学院機械系エンジニアリングデザイン(ESD)コース、博士課程1年の阿多誠久です。修士課程よりESDに所属し、現在は本コースの名物授業Engineering design project (EDP)のTeaching Assistant (TA)をしています。今年度の授業もいよいよ終盤にさしかかり、2月10日の最終発表会に向け、受講生は忙しい高い日々を送っているようです。

ESDコースには授業だけでなく年に数回、短期留学できる制度があります。私も修士課程に進学してから大学より支援を受け、3度海外大学に短期留学する機会に恵まれました。ESDと同様に、工学を学ぶ学生がビジネスやデザインについて学ぶことのできる修士学生向けプログラムは、世界中の大学で展開されています。

私はスウェーデンのUppsala大学のMaster Program of Industrial Management and Innovation、シンガポールの南洋理工大学のMaster of Science in Technopreneurship & Innovation、香港科技大学のMPhil Program in Technology Leadership and Entrepreneurshipの3つのプログラムに短期間参加しました。それぞれのプログラムにはその国が今後どのように成長していきたいのかを背景とした特徴がある事を発見し、将来それぞれの国のエンジニアと競争、あるいは共創していくためのヒントを得たと感じています。

本稿では私の目線から見たそれぞれのプログラムの概要、各大学がそれぞれのプログラムで実際にどのような事を行っているのか紹介します。

Uppsala 大学

スウェーデンの首都ストックホルムから電車で40分ほどにあるUppsalaという町にこの大学はあります。創設は1477年で北欧最古の総合大学であり、アンデルス・オングストロームをはじめ15人がノーベル賞を受賞した歴史があります。街中に点々と大学の建物があるため、町全体が大きな大学といっても良い様な場所です。

私はMaster Program of Industrial Management and Innovation、スウェーデン語でMasterprogram i industriell ledning och innovation (MILI)の授業に2週間参加させていただきました。

MILIプログラムの紹介ビデオ

MILIプログラムに所属している学生は基本的に工学系の学部に所属している学生です。工学部はÅngströmlaboratoriet(日本語ではオングストローム研究所)という街の南にある建物に集約されています。MILIプログラムの授業はÅngströmlaboratorietと、ビジネス系の授業は隣のInstitutionen för informationsteknologi(情報工学科)で開講されました。

Ångströmlaboratoriet
Institutionen för informationsteknologi

このプログラムの狙いは、「工学に対し専門的な知識を有し、かつビジネスの目線も持つことのできる、社会をけん引していくリーダーを育成する事」だと感じました。当然のこのことながら工学的な専門知識は工学部の授業や所属する研究室によって培われ、コースの授業は基礎的な経済、経営学が中心になります。

参加する学生はスウェーデン人が50%、残りが留学生と国際色豊かでした。留学生はイタリアやドイツ等のヨーロッパ圏内出身の学生がもっとも多く、ついでアジア、中東出身の学生もいました。受講している学生のバックグラウンドは50%ほどが機械工学、20%ほどが材料工学、その他にも化学、土木工学の学生など多様でした。

はじめて教室に入ったときに参加している学生の平均年齢がかなり高い事に気が付きました。もともとスウェーデン人は背が高く、筋骨隆々としているので日本人より老けて見えるのだけだと思っていました。余談ですがアジア人が年齢を言うと、総じて「もっと若く見える!」といわれます。しかしながら実際は、一度社会に出てから大学に戻り、自分のスキルを高めたいという人が多く参加していました。なかには元銀行員という人もいて、これ以上授業受ける意味があるのか、と思うほど専門的な知識を有していました。学生は学ぶことに対して非常に貪欲で、授業中に講師の先生方に対して質問が途絶えません。授業スタイもユニークで、スマートフォンのアプリケーションを多用します。例えばこれ。

Socrativeの紹介動画 https://www.socrative.com/

授業中に教員がクイズを出し、学生の回答が教室のスクリーンで共有されるアプリです。たとえば選択問題ならば、1~4番の選択肢があり、学生が手元のスマートフォンで回答すると、教室のスクリーンに何%の学生がどの選択肢を選んだかグラフが出ます。時間が経過すると教員は答えを表示し、そのクイズについて解説します。このアプリケーションを使った授業は毎回白熱しました。答えに納得できない学生が次々と教員に質問をぶつけ、教員がそれに応えるので授業内容が一層深さを増します。

この様に、工学部の学生でも経済や経営に興味を持って学習できる工夫が授業に取り入れられているので、さらに、授業中に「必死にノートを取らなくても良い」と言われます。すべての授業ではありませんが、授業の様子はビデオで撮影され、編集された動画がYouTubeにアップされるため、復習が容易なのです。

今日スウェーデンは、イノベーションが最も進んでいる国の一つです。この背景には国を代表する大学において①一度社会に出た人でもいつでも大学に戻ってきて学び直し、新たなスキルを身につけて社会に戻る事が良いとされる風潮がある事。②古い歴史のある大学でありながら先進的な授業形態を採り入れ、質の高い教育を行っている事。この2点がキーポイントだと感じました。

南洋工科大学

シンガポールは独立からの半世紀で目まぐるしい経済成長を遂げました。南洋工科大学の創立は1991年でUppsara大学とは対照的に歴史の浅い大学で、私より一つ年上です。しかし一流の大学である事は疑いようが無く、最新の「QSアジア世界大学ランキング」ではアジアトップの大学に選ばれています。

この大学で開校されているのがMaster of Science in Technopreneurship & Innovationです。南洋工科大学ではイノベーション人材を輩出することを目的にNanyang Technopreneurship Centerという組織があり、Master of Science in Technopreneurship & Innovationもこの組織に属しています。

このプログラムの特徴を簡潔に表現すると「徹底的にシリコンバレースタイルを研究し、学生に実践させる」といった印象を受けました。EDPと同様の授業があり、年に一度、コースに所属する60名近い学生が自費でシリコンバレーをはじめとする米国でスタートアップが盛んな土地を転々としながら、現地を視察する合宿のような企画もあるそうです。在学中にスタートアップを目指す学生も多く、様々なアイデアを持ち寄ったビジネスコンペも行われています。

私はTechnopreneurship Centerが主催する2日間のイベント「Startingup 2016」に参加しました。私にとっては鮮烈な印象を受けた海外派遣となりました。

ワークショップの詳細
https://www.eventbrite.sg/e/startingup-2016-startathon-22-23-october-2016-tickets-28212749092#

ワークショップの様子
https://www.facebook.com/ideasincsg/videos/1186852671370708/

ESDコースで同期のレアンドロ君と現地入り。この時は二人ともまだ健康的。

誤解を恐れずに端的に表現すれば、頭からネジが数本飛んでないと参加できないようなイベントです。集合場所に向かうと、エンジニア系学生2名、情報系学生1名、経営系学生2名でチームをその場で組まされ、巨大なテントの中に入ります。そこから約24時間以内にビジネスモデルを構築し、プロトタイピングを行うように、と指示が出ます。要するに、徹夜でやれという事です。このイベントでは周りを観察する余裕があまりなかったのですが、参加している学生の70%がシンガポール、もしくは中国出身だったと思います。英語のイントネーションからインドの学生も30%弱いたと思います。エネルギッシュな学生ばかりが集まっていました。

ワークショップ会場の様子。このテントの中で24時間以上過ごします。

このイベントは、シリコンバレーのギークたちが毎週末ごとに集まって徹夜で新しいビジネス創出を考えるという風潮を模擬したもので、「仲間と徹夜してハイになって新しいアイデアが生まれるんだよ!」といったノリで進められます。正直に言いますと、スケジュールを渡された時は「マジでやるの?」って感じでしたが、会場には100人くらいの学生が集まり、熱気が充満していました。このイベントも一種のデザインコンペで、ここで優勝し賞金を得てスタートアップにつなげたいと考えている学生も多く参加しているようでした。表彰されたチームには、さらに大きなイベントへの切符が渡されます。

会場では3食+夜食のケータリングが準備され、常時お菓子とコーヒーも置いてあります。テントの隣の建物ではプロトタイピングのためのファクトリーとレクチャースペースがありました。ファクトリーには木工工作機各種、レーザー加工機、3Dプリンターなどが設置され、必要であれば技術員の補助を受けることができます。

正直なところ、プロトタイピングにかけられる時間を考えると、もう少し充実した設備があればもっとまともなプロトタイプができるのにな、と思いました。モータはあるのですが歯車などの機械部品が無く、仕方がないので同僚のレオ君は3Dプリンターとレーザーカッターを駆使してラック&ピニオン機構を作っていました。レクチャースペースではエンジニアリングやデザイン、ビジネスといった分野に精通した講師が講義を行っていて、興味のある学生はグループワークを抜け出して講義に参加します。夜にはレクチャースペースが休憩所になり、夜中は映画が放映されて、力尽きた参加者たちがスクリーンの前で仮眠をとっていました。

発表直後の様子。達成感と疲労感で若干ハイになっています。中国の大学で情報を学ぶ学生さん(右上)とルクセンブルク大学でビジネスを学ぶ2人(左上、このイベントだけの参加)とチームを組みました。いわゆる「留学生グループ」です。

約24時間のグループワーク終了の合図の後、各班に審査委員が回ってきて5分間のピッチと質疑応答を行います。審査員からの質問は「これが本当にビジネスになるのか」という趣旨のものが多く寄せられました。具体的には、この製品はどれくらい売れるのか、いくらくらで売るつもりなのか、といった事です。

表彰式の様子。残念ながら我が班は選ばれませんでした。優勝賞金は日本円で25万円くらいでしょうか。これらのチームにはさらに大きなイベントへの出場権が与えられます。

一晩かけて練り上げたアイデアを発表した後の達成感は相当なもので、久しく味わったことのなかった充実感に浸りました。一方体の方はぐったりで、イベンド終了後の率直な感想は「シャバの空気はウマい!」です(笑)。

プログラム全体の印象として、メソドロジーだけでなく風土風潮までシリコンバレーを模倣することでスタートアップする学生を育てよう、スタートアップする風潮を盛り上げよう、という教師陣の熱意が伝わってきました。スタートアップに前向きな学生の割合も日本と比べて高いと感じました。一方、あまりに効率性を重視した教育を行っているため、全体的にオリジナリティーに欠ける、という印象も受け、一種の焦りのような雰囲気も感じました。

ただ、確かに言えることは、学生自身がどんどん新しい経験をしていってどんどん新しいスキルを身につけていきたい!というエネルギーに満ちているという事です。同じ工学部の学生としていい刺激になりましたし、同時に自分自身の能力に対する危機感を抱かされました。近い将来、彼らと対等にグローバルな舞台で渡り合えるよう、自己研鑽を怠ってはならないと誓ういい機会だったと思っています。

香港科技大学

昨年の暮れに訪れたのがこのHong Kong University of Science and Technology (HKUST)です。香港の東側、Clear Water Bayと呼ばれる湾に面しています。HKUSTも1991年創立で歴史はUppsala大学ほどではないものの最新のQSアジア大学ランキングでは3位とこちらもアジアトップ大学の一つです。大学名からは想像しにくいのですが、アジアトップと言われるこの大学のビジネススクールも有名です。ここで開講されていたデザイン思考の授業も興味深かったのですが、ここではMPhil Program in Technology Leadership and Entrepreneurship (TLE)の授業内容の紹介に集中したいと思います。

TLEコースHP→ https://tle.seng.ust.hk/

参加した授業の位置付けはESDコースのEDPに近いものでした。午前は学生によるTLE、EDP双方の活動報告、午後はSmart City Innovation center訪問とIndustry and University Collaboration Forum(IUCF) 2017への参加、デザイン思考についてのディスカッションが行われました。

TLEコースに参加している学生の約6割が留学生で、出身国はヨーロッパ、アメリカ、アジアの国々です。Uppsala大のMILIプログラムと同様に、留学生の多くはストレートに修士になった人は少なく、一度会社勤めをしたり、他大学で修士号を取得したりしてから入学している学生が多い印象を受けました。廊下を歩いているとどの教室から聞こえてくる言語も英語でしたので、HKUSTで開講されているほぼ授業が英語で行われていると思います。TLEコースには、技術の発展をけん引するリーダーと起業家を養成する目的のもと、HKUSTの工学部の学生が参加しています。EDPと比較すると授業体系、排出する人材像は互いに類似しているものの、TLEプログラムの方がよりビジネスを重視しています。よって互いの成果を発表した時、EDPの方はユーザーの体験が主眼に置かれますが、TLEはいかにビジネスとして成り立つか、が問われます。

EDPでは異なる分野のグループメンバーと協力してタンジブルなプロダクトを作製することが求められます。TLEもメンバーの多様性を重視している一方、参加する生徒のほとんどは自身の研究の成果をベースにアイデアが構築されていて、修了後に起業を狙っています。香港ではスタートアップを推進しており、HKUST主催のピッチで優勝すると100万HKD、日本円で約1500万円の賞金が出るほどで、端的に言えばTLEはEDPよりも金の匂いがそこかしこに漂っている、といった印象がありました。

午後は、デザイン思考についてのディスカッションが行われました。TLEの学生のなかから半数ほどが2週間おき、計3日間のワークショップに参加し、デザイン思考を学んでいました。「楽しかったか?正直に言ってみなさい」という教員からの質問に対し、苦笑しながら「正直3日間では足りない」などと答えていました。まだ1年しかデザイン思考を学んでいない私でさえ時間が足りないと感じているので、この答えは当然です。

使う技術がはじめから決まっていて、デザイン思考のプロセスを元にプロダクトを作製するのはかなり難しく、デザイン思考のプロセスを熟知したファシリテータの存在が欠かせません。実現の可能性が先行するとアイデアの発想にバイアスが生じ、特に”Ideation”の過程で一向に面白いアイデアが思い浮かばなくなるためです。この点、TLE学生はEDP学生に比べデザイン思考の熟練度が低く,デザイン思考を取り入れるには、高度なテクニックが必要であると感じました。

午前中の発表会。ESDについて説明するHarvey君。彼のスライドはスタイリッシュである。
午後のディスカッションの様子 画面左が側に写る方がLEE先生。この方はEDPで言うところの齋藤先生。デザイン思考について意見交換した。
TLEは留学生の割合が高い。
ランチミーティングの様子。午前中の発表について意見を交換した。

Micro Fab.と呼ばれるプロトタイピングを学生が行う施設が図書館や廊下のちょっとしたスペースなど至る所に点在しており、ここを学生が自由に使う事ができます。内部には6人がけ程度の机と椅子が2セット程度あり、3Dプリンターが2台程度あります。学生に「Micro Fab.の使い心地はどうだ?」と聞くと「最悪!」とのことでした。Micro Fab.内の3Dプリンターは性能が低いと酷評されていました。Micro Fab.の外に、我々の聖地、デザイン工房のHKUST版とも言える、The Baseと呼ばれている施設がありましたが、こちらも基本的にはプロトタイプを行うよりも、対話によるアイデアのアウトプットを重視した施設であると感じました。素晴らしいのはカフェスペースがあることです。長時間プロトタイピングを行ったり議論が白熱した後は熱いコーヒーが欲しくなるものです。

HKUST版デザイン工房”The Base”。写真右手にはカフェスペースがあった。
The Baseにはボルダリング施設が…!?

EDPでは、デザイン工房に飲み物食べ物を持ち寄って懇親会を開催しますが、HKUSTは構内にバーがあり、そこで懇親会兼飲み会を開催するのがお決まりのようでした。ちなみに香港では日本と異なり、酒税がかからない分、お酒の価格は低いですが、大量の酒を一度に飲む風習は無いようです。よって学内にバーがあっても問題は起きないのですが、もし東工大にバーなんてできた日には想像を絶する状況になると思います。

学内のバーでの飲み会の様子。TLE学生が講義終了後に誘ってくれた。

まとめ

ESDコースを含め、全てのプログラムに共通している事は、人材の多様性を重視している点です。例えば、Uppsala大、香港科技大のアントレプレナーシップ教育の現場では、積極的に留学生を受け入れており、そこに集まる学生は第二のキャリアを築こうとして大学に入り直す30歳前後の人たちが多い事が印象的でした。私もEDPで社会人の方とグループワークを行いましたが、学生と比較して社会経験が豊富な社会人の方がグループにいるとアイデアを具現化していく過程で散らばっているピース同士をまとめて形にしていく作業に長けていると感じましたし、当然、社会人の方々の経験談は学生にとって単純な大学教育では得られない学びになります。他国の人や文化、ものの考え方などの多様性に触れることで視野が広がり、これまで気づかなかったことが見え始めます。南洋大学の場合も、エンジニア、プログラマ、マネージャーの3種の人材を組み合わせてチームビルディングをする点は人材の多様性を重視している証拠です。

グループワークの成果物はメンバーの人間性を必ず反映します。よって、EDPでの活動を含め、様々なグループワークでプロトタイピングを行ってきましたが、EDPにとって大事なことは社会人、芸術系の学生、東工大生がチームを組んでデザインを行っている点です。実社会を経験している社会人がいることで学生はプロジェクトのマネジメントについて学んでいます。芸術系の学生がいることで実現の可能性の域を越えた発想に東工大生は自分たちがいかに石頭であるのか気づかされます。東工大生のものづくりの能力を生かしたプロタイピングは、更に洗練されたアイデアへの足掛かりになるはずです。EDPではバックグラウンドの異なる相手に合わせて議論することも重要ですが、ぜひ自分の個性を表に出してみてください。さらに、メンバーの優れた能力を自分のものにしてみてください。こうすることで、やっている事はエンジニアリングでも一種のブリコラージュに近い現象が起きて、今まで誰も考えてこなかった新しいアイデアが生まれるのではないでしょうか。

最後に、3つの大学で行われているアントレプレナーシップ教育を見てきて、痛切に感じたのは語学力無くしてアントレプレナーは語れない、と言う事です。英語でコミュニケーションができ、ディスカッションできる事が最低条件です。私が訪問した3つの全ての大学、全ての授業、イベントは英語で行われました。黙っていると周りにどんどん置いて行かれて孤立してしまいます。東工大は英語が不得手な学生が多いと思います。しかし、自分の語学力に自信がないという理由で海外へいく事を躊躇しないでください。語学力の向上には英語しか通用しない環境に身を置く事が重要です。私は身をもってそのことを感じてきました。海外に派遣されたのはUppsala大学なのですが、その時はディスカッションに全くついて行けず、悔しい思いをしました。しかしなんとかして自分の思いを伝えようとするうちにだんだんと話せるようになってきました。まず一歩を踏み出すことが大事で、そのあとは何とかなります。

駆け足で私が参加した海外の大学のアントレプレナーシップ教育の実際を紹介し、そこで感じたことを忌憚なくまとめてみました。本稿がESDコースに参加されている皆さんの刺激になり、これから参加を検討している皆さんの参考になり、そして今後のESDコースの発展に少しでも貢献できることを願っています。

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