ラーニングファシリテーター紹介

といてら神戸御影のラーニングファシリテーター

キャッシー:内藤圭子
といてら神戸御影
5 min readNov 1, 2016

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私は、2005年から「ラボラトリー方式の体験学習」と言われる学習方法に関心を持ち、職業訓練事業で、座学より実習を重視した体験型プログラムを提供していました。ニート、フリーター、仕事ブランクが長い求職者、自営廃業、障碍がある、病気・大きな失敗などで挫折感を味わい自信をなくしている人の支援が中心でした。また、起業前の10年間、人材派遣会社で、派遣スタッフのマッチングや能力開発に関わってきたので、成果をあげる能力は、計測できるものだけではないのはわかっていても、どうすればもっと成果が早くでくるのかをさがしていました。

「経験がない仕事をしたい。でも…」

・年齢が高い、学歴がない(中卒)

・過去にメンタル不調、病気休職がある

・フリーター、ニートなど正社員経験がない

そんな彼らが共通して言っていたこと

「何が出来るかわからないし、何がしたいのかもわからない…」

私の疑問「なぜ、やりたいことが分からないんだろう?」

私はキャリアコンサルタントですから、何ができるのかわからないのは、自分の能力に気づいていないからだろうなぁと想像はできたのですが、やりたいことがわからない感覚は当時の私には理解できませんでした。

また、経歴をヒアリングすれば、本人が気づいていなかった、他の仕事にも十分生かせる転用できる能力を特定することも私は得意です。ところが、そんな強みを認め自信を回復したように見えても、すぐに行動して望ましい結果を得る人となかなか行動が進まず成果が得られない人がいる。

行動量の差が何で、その差を埋める方法はないのだろうか?

そんな問いを立てて、プログラムをどう改善しようかと考えていた矢先のことでした。ビジネスの環境変化で職業訓練事業が継続できなくなったのです。当時、先行投資のつもりで採用した社員が3名。大きな売上を失い、彼らの給与を支払うためにも、早く新たなビジネスを立ち上げる必要性に迫られました。

制約事項が多いことから、新たなビジネスを立ち上げるのが難しい。その時の私の気持ちは、まさに彼らと同じで「何ができるかわからないし、何がしたいのかもわからない…」

当時、渦中の最中は、自分でもなぜこんな気持ちになるのかわからなかったのです。気づいたのは、皮肉にも事業が失敗し、再起を図ろうと決意した時にある人から言われた一言でした。

今見える現実の世界からはやりたいことが見えない

やりたいことはあったのです。でも、手段をいくら考えてもそれは叶わないので、諦めるしかない。じゃあ、他のことをやるといっても、それをやる動機が自分にはなかったのです。

彼らの心情が「ああ、こういうことだったのか!」と理解できたのは、皮肉にも自社の事業の迷走がきっかけでした。

再チャレンジするにあたって必要なことは何か?

どうすれば上手くいくか正解は見えてませんでしたが、自分なりの正解を見つけるために、とにかく前向きな気持ちで行動するしかないと考え、その時にできそうなことを次々行動することで再起できたのですが、振り返ってみると、

・自分の強みが提供できる価値を明確にした

・手段を考える前にゴールを決めた

・小さな失敗や批判を恐れない

この3つでした。

「といてら」事業は、学習の研究機関である、toiee Labが講座設計をしてますが、中でも私が一番着目したのは、新しいことを始める時の取り組み姿勢です。新しいことに取り組む時、やったことがないわけですから失敗はつきものです。でも、失敗を恐れて行動できない人が多い。

勇気を教わることはできないが学ぶことはできる

ただやみくもに挑戦しても上手くいかないです。何かに取り組む時の姿勢や意識をどこにおくかということがとても重要です。環境変化のスピードが早い現代、知識の変化に対応することも求められますが、そのプロセスが苦行だと心が折れます。

新しいことを習得するために必要な知識、取り組み姿勢、スキルが一気に身につき、自分が気づかなかった視点もチーム学習によって得られる。そして人の学び方には多様性があります。

できないのは能力がないわけではなく、ただ学び方が悪いだけ

というtoiee Labの亀田所長が言ってるのを聞いてこれだと思ったのです。

仕事や人生でつまづいて、前に進めない人にぜひ提供したい。そして、諦めかけている大きな「志」を実現する新しい自分や、共に学ぶ仲間と出会う場を目指しています。

人の人生には必ずその人を生かす役割とドラマがある

キャリアコンサルタントとしての私の専門は、人のプロフィール(略歴)を作る過程で、その人の隠れた能力を引き出し、仕事や人生でつまづいた人の再チャレンジ支援をすることです。

どんな人の人生にも必ずその人だけのドラマがあります。ドラマの主役はあなたです。必ず自分を生かす独自の能力と役割があるはずです。

「大きな志があるのに、実現方法が見えず行動が止まっている…」もし、そうならぜひ、「といてら神戸御影」に来てください。そして、あなたの諦めかけた「志」を一緒に実現しませんか?

再チャレンジに必要な勇気と生きる能力を提供します

新しいことを信じられないくらい早く深く習得できる、人間尊重と成果を両立する学びの場で、わたしたちと一緒に成長しましょう。

といてら神戸御影ラーニングファシリテーター :内藤圭子

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キャッシー:内藤圭子
といてら神戸御影

人の隠れた強みを引き出すことに情熱を燃やすラーニングファシリテーター。家族は7歳年下のダーリン。特技はニコニコしながら言いにくいことを伝えること。プリン大好き神戸っ子です♪