子供の問い
この写真、なんの変哲もない台所用品です。
私にとっては、普段使うので、名前も使い方も分かるもの、名前はわからくても使い方はわかるものばかりです。
昨日、私が料理をしていると、子供が台所に来て
「これ何?」
「これ、どうやって使うの?」
と聞いてきます。そういう時、どの様に答えるでしょうか?
「これはね。こうやって使うのよ。」
って教えたくなります。実際、私もすぐ、そうなります。
でも、ふと、立ち止まって、逆に聞いてみます。
「ママも名前は知らないんだけど、なんて名前だと思う?」
「どうやって使うと思う?」
あるいは、こういう場合もあります。
「じゃあ、使ってみる?」
「こうやって使うらしいけど、他に使えないかな?」
これが正しいかどうかは分かりませんが、子供はすごく興味を持ちます。
特に料理のように変化すると、喜びます。
昨日はスープのアク取りをしました。
子供二人揃って、真剣にアクを取っていました。
おかげで、おいしいスープができ、おかわりして食べてくれました。
toiee Labの作成している講座は、こういう仕掛けがたくさんあります。
教えてもらうのではなく、
・ 何を知らないかを学び、
・ 何を知るべきかを学び、
・ どうやったら知れるかを学び、
・ 他の人のを観て、自分の学び方を見直し、
・ そして、もっと良い学びがないかを探求する。
実は、これができないと、「アクティブラーニング」は、難しいです。
偶然、同僚とも同じ話になりました。
自分で考える。自分で理解しようとするベース(基本姿勢)は、学校ではなく、家庭環境で育むものなのでは?
でも、親として子供を観ていると、なかなか難しいです。
私も、ついつい、答えを教えようとしています。
そんなとき、ふと立ち止まって、考えさせる習慣に振り返ります。
きっとtoiee Labを知らなかったら、答えを教える教育をしていたでしょう。
「全く教えるな」というのではありません。
ちょっと立ち止まって、一緒に考えてあげる時間があっても、良いのではないかなと思っています。
親と子の関係だけでなく、別の親と子からも学ぶ、そんな勉強会を目指しています。
toiee Lab興味のある方は、ブログをご覧下さい。
所長は、私と同じぐらいのお子さんがいるパパさんです。子育てのヒントもたくさんあります。
こんな情報発信しながら、勉強会の予定を立てたいと思っています。