子供の問い

Hitomi Ikefuji
といてら大阪狭山
3 min readMar 29, 2018

この写真、なんの変哲もない台所用品です。

私にとっては、普段使うので、名前も使い方も分かるもの、名前はわからくても使い方はわかるものばかりです。

昨日、私が料理をしていると、子供が台所に来て

「これ何?」
「これ、どうやって使うの?」

と聞いてきます。そういう時、どの様に答えるでしょうか?

「これはね。こうやって使うのよ。」

って教えたくなります。実際、私もすぐ、そうなります。

でも、ふと、立ち止まって、逆に聞いてみます。

「ママも名前は知らないんだけど、なんて名前だと思う?」
「どうやって使うと思う?」

あるいは、こういう場合もあります。

「じゃあ、使ってみる?」
「こうやって使うらしいけど、他に使えないかな?」

これが正しいかどうかは分かりませんが、子供はすごく興味を持ちます。

特に料理のように変化すると、喜びます。

昨日はスープのアク取りをしました。
子供二人揃って、真剣にアクを取っていました。

おかげで、おいしいスープができ、おかわりして食べてくれました。

toiee Labの作成している講座は、こういう仕掛けがたくさんあります。
教えてもらうのではなく、

・ 何を知らないかを学び、
・ 何を知るべきかを学び、
・ どうやったら知れるかを学び、
・ 他の人のを観て、自分の学び方を見直し、
・ そして、もっと良い学びがないかを探求する。

実は、これができないと、「アクティブラーニング」は、難しいです。

偶然、同僚とも同じ話になりました。

自分で考える。自分で理解しようとするベース(基本姿勢)は、学校ではなく、家庭環境で育むものなのでは?

でも、親として子供を観ていると、なかなか難しいです。

私も、ついつい、答えを教えようとしています。

そんなとき、ふと立ち止まって、考えさせる習慣に振り返ります。

きっとtoiee Labを知らなかったら、答えを教える教育をしていたでしょう。

「全く教えるな」というのではありません。

ちょっと立ち止まって、一緒に考えてあげる時間があっても、良いのではないかなと思っています。

親と子の関係だけでなく、別の親と子からも学ぶ、そんな勉強会を目指しています。

toiee Lab興味のある方は、ブログをご覧下さい。
所長は、私と同じぐらいのお子さんがいるパパさんです。子育てのヒントもたくさんあります。

こんな情報発信しながら、勉強会の予定を立てたいと思っています。

勉強会も会場を探して、近いうちに予定します。

皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

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Hitomi Ikefuji
といてら大阪狭山

関西医療大学で教員をする中で、「教育」ではなく「学び」がうまれる授業をしたいと思って、toieeの講座を参考にがんばっています。また、2児の母としても子育て奮闘中です。