オンライン授業始めます!
この春、大学生活をスタートした学生の多くは、このコロナ禍で、4月はほとんど自宅待機状態だったという。
ある大学生は、いきなり学校から次のような連絡を貰ったと言っていた...
来月より授業をスタートします。授業はオンラインになりますので、各自オンライン授業を受講する準備をしてください。使用するビデオ会議システムは〇〇〇、△△△、×××のいずれかで、教授により使用するシステムが異なりますので、各自アプリをインストールして事前準備をお願いします。
海外では大学をはじめとする教育機関において、授業のオンライン化が進んでいるものの、ここ日本では今までなかなか普及していなかった。
しかし、2020年春、状況は一変した。
オンライン授業を受講するって、何を準備したらいいの?
このところ毎日のように相談を受けるようになった。
先ずは「パソコンとインターネット環境の準備」に尽きる訳だが、最低限スマホがあれば、ほとんど受講自体は可能なはずだ。
ほとんどの場合、メール等を通じて、先生から授業で使用するリンクが送られて来て、それをクリックすれば受講可能になる。
しかし、授業で使用する資料を画面で共有したり、同じ授業を受講する生徒たちの様子を見たりするなど、全体を俯瞰するためには、やはり最低限タブレットPCやパソコン(ノート、デスクトップ)の利用をオススメする。
オンライン授業の受講準備として、toiee Lab Onlineの「Zoomマスターコース」を参考にして欲しい。
このコースは、オンライン授業を開催する側にとって最低限必要な知識を、すべて無料公開している。
コースの無料公開分を視聴するだけでも、Zoomで会議や、オンライン講座を開催するために必要な知識はしっかりと学べるので、zoomを使ったオンライン授業を受講する側としての準備には充分過ぎるぐらいだ。
このコースは、一つ一つのやり方を学ぶのではなく、仕組み、構造を学ぶように、学び方を学べるように設計されているので、zoomだけでなく他のシステムも利用出来るようになる。
また、オンライン授業を受講する(ゲストとしての利用)だけでなく、同じクラスの仲間に呼びかけて、自らオンラインお茶会などを開催したり(ホストとして利用)もできる。
今年は新入生オリエンテーションもそこそこに、いきなり新年度が始まった訳で、従来4月、5月といえば、大学は部活やサークルによる新入生歓迎コンパや様々なイベントが目白押しの時期。
その様な機会を通じて学生たちは大学というコミュニティに溶け込んでいく訳だが、今年は明らかに勝手が違う。みんな戸惑いを隠せない様子だ。
片や、いきなり「オンラインで授業をお願いします。」と言われた先生たちの方も授業準備で大変だが、生まれて初めてぶっきらぼうな授業を受けている...なんてことが起こらないようにと願っている。
でも、ネオ・デジタルネイティブの後半に位置する彼等の世代は、この降って湧いたような難局も易々と乗り越えて行けるものと信じている。
仕組み、構造を学ぶって? 学び方を学ぶって? と思った方はこちらをどうぞ!