リモート授業の衝撃
一気にアップデートしよう!
講師をしている学校で、いきなりリモート授業が始まった。なんとかスタートできた感じだが、インフラはすでにあったことに気付いた。
近未来の歴史の授業のシーン...先生が生徒たちに何やら話をしている
時は2020年、「ゲルマン民族大移動」ならぬ「ローカルからリモートへ民族(瞬間)大移動」が起こった。既にインフラが整っていたので、リモートを受け入れた人々は一気に移動した。積極的/消極的に係わらず、ぽーんとワープしたみたいに。歴史的にみれば、まさに「瞬間的」に起こった。あまりに急激に起こったので、まわりの人が気付く暇もないくらいだった...
準備が出来ていなかったのは公教育だけだった。そう、そのぐらい現場は進んでいなかった。しかし、既に社会のインフラは整っていた。気付いた人がそれを手に取って使ってみるだけでよかった。
「チャンスは準備をした人にしか来ない」
私も社会人になった時、「幸運の女神には”後ろ髪”がない」と教わった。幸運の女神が近づいて来たら、躊躇なくチャンスを掴むことが出来るよう、日頃から準備を怠らないという教えだ。
リモート授業、やってみたら結構反響はいい。とにかく、さっさとやってみて、問題があればそれを一つ一つ改善し、振り返り、また改善...これを繰り返せばいい。
デジタルネイティブの生徒たちが、あっという間に環境の変化に適応していく様を目の当たりにした。そう、昭和生まれの私と比べると、彼らは明らかに「進化」している。まるで、ガンダムのニュータイプだ。彼らがこの体験を積み重ねていくことが大きい。
1週間でなんとなく兆しが見え始め、2週間でしっかり自信に繋がるだろう...そう、まさに私自身がそうだった。
これからは、塾も一気にリモート化していく。夜に子どもだけで出かける必要もない。リモートで全国のどの先生からも学べる。いろんな習い事も同様、この流れは止まらない。
時間がない、都合良く時間が合わない、遠く離れているから行けない...様々な「学べない」理由を、リモートが一気に解決していく。
人間の五感のうちの「味覚・嗅覚・触覚」という大切な部分が、リモートでは補えないから...という声をよく聞く。
しかし、リモートにはそれを凌駕する新しい価値を創造する可能性が秘められている。短所を補うとするより、長所をどんどん伸ばす方が効率がいい。特に公教育の現場で、子どもたちの学びが止まっている、この前代未聞の「有事」ではなおさらだ。
みんなが横一列一斉に並ばなければスタートできない...
そんなことはない。やってみようという人からスタートすればいい。
生徒たちもいろいろと新しい体験の中で、様々なアイデアが湧き出てくる。それを試しにどんどん取り込んでいけばいい。授業を生徒と協力して一緒に作っていく...そんな取り組みが出来るチャンスだと受け止めている。
より良い何かを求めて探求の旅に出た...私は、今、そう感じている。
結構長い旅になりそうだ。でも、どんな出会いがあるのだろうと思うとなんだかワクワクが止まらない。
リモート授業の準備に、toiee Lab Online の「Zoomマスターコース」を参考にして欲しい。
このコースは、リモート授業を開催する側にとって最低限必要な知識を、すべて無料公開している。
コースの無料公開分を視聴するだけでも、Zoomで会議や、リモート講座を開催するために必要な知識はしっかりと学ことができる。
このコースは、一つ一つのやり方を学ぶのではなく、仕組み、構造を学ぶように、学び方を学べるように設計されているので、zoomだけでなく他のシステムも利用出来るようになる。
一歩踏み出そうと思っている先生たちにとっても、きっと役立つはず。
学びを続けることの楽しさを、生徒たちと一緒に味わって欲しい。
仕組み、構造を学ぶって? 学び方を学ぶって? と思った方はこちらをどうぞ!