FILMシートでダイエット!?

年に1、2回、断食をします。期間は7日間。もう、始めて10年ほどになります。

よく、「えっ、そんなに長い間食べないで大丈夫ですか?」と言われますが、もう結構慣れたので大丈夫です。最近は特にプレッシャーに感じることもなくなりました。

断食のやり方は様々な方法があります。私の場合、今まで少しずつやり方を改善し、今は7日間、水と野菜・果物ジュースだけで、その他は一切口にしません。

「いきなり、1週間も断食出来るのか?」

最初は、結構不安でした。子どもの頃から1日3食が当たり前の生活をずっと続けているのですから、当然と言えば当然ですね。

でも、その頃の私は、ダイエットこそ興味はありましたが、特にこれといって身体の具合が悪かった訳でもなく、断食1週間をすぐにやらなければならない理由など、特にありませんでした。

ただ、断食を1週間行った後、自分自身の身体と心にどんな変化が起こるのか?まさに、私の場合、このワクワク感とも言うべき「好奇心」が不安にまさりました。

実際やってみると、それほど辛くもなく、体重が減ったのはもちろんのこと、断食中、断食後の体調の変化や、それが自分自身の身体でまさに起こっているという、人生初めての実体験に驚くばかり。

なんと言っても断食中に高い集中力が維持できることにビックリしました。思わず「これは、使える!」と興奮を覚え、その後も、ここぞっという時に合わせて断食するようになりました。

自分で体験してみると、今では当たり前に感じるのですが、人間は消化吸収という営みに、かなり多くのエネルギーを消費するため、その消化吸収がほとんど必要無くなると、血液循環をはじめとする身体のシステムが、脳の活動や、身体のメンテナンスのために多く働くようになります。断食中に集中力が増し、体調が良くなっていくのは、まさに自然の理と言えます。

断食を始めて10年になるので、一度、今までの断食を振り返ってみたいと思いました。

「10年も続けて来たものを、まとめて振り返ることで、何か新しい発見があるかもしれない...」

ふとしたことできっかけで、私の好奇心に火がつきました。

新しい何かを創造するのに、ふさわしいツールがあります。

「といてら」でお馴染み「FILMシート」です。

毎回、断食毎に記録をつけています。断食中、いつ、何を摂取し、断食前、断食中、終了後の体重や体調など心身の変化を、気がつく限り克明に記録しています。

この今までの記録を、1回毎に1枚のFILMシートに書き写してみることから始めました。10年分を一気に振り返る作業です。なんだか、やる前から、ドキドキ、ワクワクしてきました。

FILMシートを使い、「続けて、複数のシートを見比べること」は、とても多くの発見があります。

ダイエットができるようになるということも、何かを「学習」することに他なりません。

自分の学習パターン(良いパターン、悪いパターン)を知るには、複数の結果が必要です。何かがうまく学習できていない時、同じようなアプローチをとっているかを知るには、たくさんの具体がなければ見つかりません。また、見えていないことを見つけるにも、具体が必要です。そのために「続けて、記録して、複数のシート」を眺めることが必要です。

私の場合、振り返りで見えてきたパターンは、期待する結果として常に「減量目標5キロ以上」としているのに対し、初回を除き、その後ずっと2キロ前後で終わっていること。その他にも「なんで自分はこの時こうしたんだろう?」と思えるような箇所もいくつか発見することが出来ました。

体調に関しては、断食スタート前に自覚していた症状はほとんどすべて改善されていることも発見。改めて断食の力は凄いなぁと実感。成果は「減量値」だけで評価すべきでないことにも気づきました。

また、ここ数年、毎回断食スタート3日目頃より、軽い頭痛があったのですが、おそらく塩分が足りないのでは?と自分で感じていたことから、ここ数年毎日梅干を1個摂っていました。この部分にも改めて「本当だろうか?」と疑問が湧いてきました。

今まで毎回断食中に甘い酵素飲料を決められた量、毎日摂っていました。これが結構きつい。回数を重ねてくると鼻につくようになる。そもそも、断食中、基礎代謝を支えるために最低限のカロリーは必要だと「思い込んでいた」ためなのですが、この点も「本当にカロリーが必要なのだろうか?」と改めて疑問が湧いてきました。

断食中は、慣れてくると、とにかく集中力が増すことを自覚していましたが、それを具体的な結果を出すための計画と実行がなかったことにも気がつきました。今回は集中して何か具体的に目標設定して、実際やることを計画に入れてみることにしました。

以上の様な点を踏まえ、改めて今回、断食を始めるにあたって、FILMシートを書いてみました。

  1. 期待する結果
    ・減量目標5キロ以上。糖質利用体質から脂質利用体質へ変え、その時の身体の変化を感じる。
    ・断食期間を利用して、今までずっと読みたいと思っていた分厚い本(約550ページ)を読破する。
  2. プロセス/姿勢
    ・糖質をできるだけ摂らないようにするため、酵素飲料を摂るのをやめ、断食中に摂るものは、100%野菜ジュース、100%果物ジュース(いずれも無添加、食塩や砂糖、香料不使用のもの)、真水のみにする。
    ・集中できるメリットを活用して、具体的な成果を出すための計画を組み込み、その達成感を味わう。断食中の身体の変化に意識を向け、フィードバックを積極的に得て、次のアクションに生かす姿勢を持つ。
  3. 前提/想定

FILMシートの上の3つのマスに、上記1) 〜 3) を記入して断食をスタートしました。

実際の結果

  • 7日間の減量値 5.6キロ(自己記録更新!)
  • 酵素ドリンクを全く飲まないで、野菜・果物ジュース、真水のみで断食終了。
  • 断食終了後は、頭スッキリ!まるで「脳幹」が開いた感じ!とても清々しい気持ちで、まわりが明るくなった感じ。
  • 断食前の鼻づまり、耳鳴り感もなくなった。

飲料だけ摂取し、人間の身体が本来持っている「自食作用」で、体内のゴミを掃除する...そんなことを、自分が思った時に実行できるようになること。

自分の身体を自由自在に使うことの出来る「卓越した領域」に一歩近づいた感覚を手に入れました。

生産性、学習、さらにはチームワークを高めるシンプルな「FILMシート」、皆さんも体験してみませんか?