(左)原子さん(右)林さん

cube cafe&shopスタッフ へインタビュー

Arts Towada
Towada Art Center
Published in
Jan 28, 2021

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十和田市現代美術館に併設するcube cafe&shop(キューブ カフェアンドショップ※以下cube)は、ランチやティータイムで一息つく方、旅のお土産やプレゼントを購入する方など、様々な用途で多くのお客様がご利用されます。

カフェでは、地元食材を利用したメニューや企画展とコラボしたスイーツを提供。ショップでは、美術館オリジナルグッズや十和田・青森ならではの工芸品や食料品、クラフト作家のグッズを販売しています。

十和田市現代美術館に関わる人にスポットライトを当てるインタビュー企画第三弾では、ミュージアムショップ・カフェスタッフとしてお客様を笑顔で出迎える林さんと原子さんのお二人にお話を伺いました。

お二人が二年前から働きはじめ、cubeのにぎわいがより一層増したように感じます。cubeではどんなお仕事をされているんですか?

林さん:cubeはカフェとショップの二つの業務があり、スタッフは基本的にどちらの業務にも対応できるような体制になっています。

カフェでは、ドリンクや料理をご用意する他、季節やイベントに合わせた限定メニューの考案などもしています。美味しさだけではなく見た目にも気を使ったり、さらに素早くお客様にご提供できるメニューになるようスタッフみんなでアイディアを出し合って決めています。

原子さん:ショップでは、常設展作家や展覧会ごとに関連する作家のグッズ、現代美術館という場所を意識した他ではあまり見かけないような商品を仕入れています。

ディスプレイにも気を使っており、テーマを設けて関連商品を揃えたコーナーを作るなど、何度も足を運んでもらえるよう工夫をしています。あと裏方の仕事でとても大事なのが、商品がどれだけ売れたか、残りの在庫がどれくらいなのか常にチェックをし、商品に欠品が出ないよう気をつけています。

林さん:あと、私は父が大工さんだったこともあり、小さいころから一緒に勉強机などをつくってきました。昔から細かい作業が得意で、cubeのメニューボードをデコレーションしたりしています。

原子さん:かわいいメニューボードで好評だったんですよ。

私は、身体を動かすことやスポーツが好きで、小学校から高校までソフトボールをやっていました。そのため、チームワークを大切に仕事をしています。また、人と話すことも好きなので、cubeでの接客はとても楽しいです。

林さん:お客様に喜んでもらえるように心がけています。

それぞれの強みを活かしてcubeでお仕事をされているのですね。cubeのお仕事はどんなことが楽しいですか?

林さん:もともと料理やお菓子づくりが趣味なので、季節ごとに提供する特別なカフェメニューを考えることが楽しいです。

原子さん:ちなみに、林さんがつくれるかどうかがメニュー実現のポイントだったりします(笑)

原子さん:私の楽しみは、ショップでシーズンごとに入れ替えるグッズのPOPをつくることです。わかりやすい商品紹介になるように気をつけています。

林さん:私はなかなか県外に行かないので、遠くからいらっしゃった方と何気ない世間話を話すのが楽しいですね。せっかくこの美術館に来ていただいたので、少しでも良い思い出になればうれしいです。

原子さん:地元の人と交流できることも楽しいです。十和田のことをわかっていたつもりでしたが、全然知らないことに気づいたり。特に、十和田のハンドメイド作家さんと交流できるのが楽しいです。この間もビーズアクセサリー作家の方と次の季節のモチーフは何が良いかアイディアを出し合ったりしたんですよ。

グッズや生産者の方とお話しできるのは、お店のスタッフとしての役得ですね。

原子さん:そうですね。あと美術館のカフェ・ショップならではと感じるのは、新しい企画展が始まるたびに、コラボしたスイーツやドリンクを提供できることです。

林さん:今回の「インター + プレイ」展の作品、鈴木康広《はじまりの果実》は、cubeのガラスの窓からでも鑑賞できる作品なので、ぜひスイーツにしたいと思いました。この作品はりんごが連なっている様子が特徴的なので、その部分は絶対スイーツでも表現したかったんです。

スイーツで高さを出すことは難しいかなと思ったんですが、製造を依頼した福田菓子舗さんに相談したところ、試行錯誤の末、見事実現してくださいました。

原子さん:自分たちのアイディアが形になってお客様へ提供できるのはうれしいですね。ぜひ、十和田市現代美術館にお越しの際は、召し上がってほしいです。

ショップでもお客様へおすすめしたい商品はありますか?

林さん:ショップでは雑貨だけでなく食品も販売しているのですが、カフェメニューのハニーホットミルクでも使用している「あかしやハチミツ」はハチミツが苦手な私でも美味しく食べられるのでおすすめです。自然の味という感じでとても美味しいですよ。

原子さん:私は、「ゆきの木」の石けんです。製作者の心のこもった石けんは敏感肌の方でも安心してご使用できます。きめ細かく優しい泡の感触がたまりません。

どちらも十和田で作られている商品ですね。お客様からは、どんな商品が人気なんですか?

原子さん:美術館のオリジナルクリアファイルやマグカップが特に人気です。先日も遠方にお住いの方よりお取り寄せ希望の電話をいただいて、郵送での販売をいたしました。

商品の郵送も対応しているのですね。

原子さん:はい。SNSで新商品などを積極的に発信しているのですが、当店まで来られない方よりお問い合わせいただいた際には、郵送での販売対応もしております。

最近は特に新型コロナウイルスの影響でなかなか移動が難しい状況ということもあり、SNSをご覧になった方からお問い合わせのお電話やメールを多くいただいています。お送りする際には、商品と一緒に感謝の気持ちを込めてお礼のお手紙も添えています。

お客様へのお礼や感謝の気持ちを伝えることを大切にされているんですね。

林さん:そうですね。他にもお客様に手渡しするおしぼりやテイクアウトのカップに感謝のメッセージやイラストを描いています。北里大学生のアルバイトの方たちのイラストも可愛いですよ。

かわいいですね!イラストへの反応はいかがですか?

原子さん:お客様からは「かわいい!」と好評です。屋外の作品と一緒に撮影するお客様もいらっしゃいます。

林さん:この間、返却されたトレイの上に、お礼のメッセージとイラストが描かれた紙ナプキンがあって。とてもうれしかったです。

それはうれしいですね!モチベーションも上がりますね。今後、やってみたいことなどありますか?

林さん:cube主催のイベント・ワークショップをやっていきたいです。去年も月ごとにイベントを考えていましたが、新型コロナウィルスの影響でできませんでした。今年は、感染防止対策など気を付けて開催できればと考えています。

原子さん:cubeで販売しているクラフト作家さんや、地元の食品生産者さんのワークショップができたらいいなと思っています。

なるほど!cubeならではのワークショップですね。

原子さん:はい。cubeの常連さんをもっと増やしたいです。美術館の展示を鑑賞しなくてもcubeは利用できるので、もっと気軽にランチやティータイムで利用してほしいです。読書や勉強をしに来る学生さんもいます。これからもっといろんな人が気軽に立ち寄れる場所にしたいです。

林さん:cubeにはポイントカードもあって、ドリンク注文で貯まるスタンプを集めると無料でドリンクをサービスします。もっと地元の方に利用していただけたらうれしいです。

ありがとうございます。最後に、お客様へお伝えしたいメッセージをお願いします。

林さん:新型コロナウィルス感染防止対策で、換気はもちろん、机やイス、扉の取っ手などの消毒も定期的に実施しています。また、cubeではカフェメニューもテイクアウトできます。各種スイーツや奥入瀬ガーリックポークとりんごのカレーや 陸奥湾産ホタテのクリームチャウダーもテイクアウトできますので、地元の方にもお気軽に来店していただけたらと思います。

原子さん:遠方のお客様には、cubeで販売しているグッズのご注文も電話やメールで承ります。奥入瀬ガーリックポークとりんごのカレーや 陸奥湾産ホタテのクリームチャウダーなど、カフェメニューもレトルト商品があるので、お送りできます。

林さん・原子さん:みなさん、どうぞお気軽にお問い合わせ、ご来店してくださいね。お待ちしております!

<インタビュアーの感想>
cubeのカウンターでいつも素敵な笑顔で迎えてくれる林さんと原子さん。今回のインタビューで、お二人がお客様や地元のクラフト作家の方とのコミュニケーションをとても大切にされているということが伝わってきました。

十和田市現代美術館にお越しの際は、ぜひcubeにもお気軽にお立ち寄りいただけますと嬉しいです。

最後にcubeおすすめグッズ&メニューベスト3を、お二人のコメント付きでご紹介いたします。

<林さんのカフェおすすめ3メニュー >
1.奥入瀬ガーリックポークとりんごのカレー
スパイシーだけどリンゴの果肉も一緒に入っているので、辛いのが苦手な方も食べやすいです。お肉が大きめにカットされていて、食べごたえ抜群&満足感が丁度良いです。子供から大人まで美味しく召し上がっていただけます!!

2.十和田の人気店『ハピたのかふぇ』の季節の野菜スープ
季節によってスープの味が変わります。今の時期はビーツのポタージュです。見た目はビビットなピンクで可愛いですが、味は優しすぎるほど優しい。素材の甘さがすごく生かされていて、美味しすぎて個人的に何度もリピートしてます(笑)

3.はじまりの果実ケーキ
今展示されている作品をモチーフにした、味はもちろんのこと、見た目も楽しめるケーキです。連なったリンゴと周りに転がっているリンゴがとても可愛く、お客様からもとても人気があります。切り株の部分は洋酒の香りがフワッとして、まさに“大人のケーキ”という感じがします。

(左)奥入瀬ガーリックポークとりんごのカレー(中央)『ハピたのかふぇ』の季節の野菜スープ(右)はじまりの果実ケーキ

<原子さんのショップおすすめ3アイテム>
1.草間彌生キーリング
草間彌生の描いた作品をモチーフにしたキーリングです。バリエーション豊富でプレゼントにもオススメ! 私は「ハイヒール」がお気に入りです。

2.「CONSE 」ハーブソルト
農薬・化学合成肥料を使わない農法で味にこだわって育てられた「CONSE」のハーブ。そのハーブをもとにつくられており、にっぽんの宝物青森県大会でグランプリを受賞した商品です。ひとふりでレストランの味が楽しめます。

3.「ゆきの木」雪の泡せっけん
白神山地の湧き水を使用し、とことん「あおもり」にこだわったナチュラルな材料で配合されたせっけんです。やわらかな泡でお肌が優しく包まれます。個人的にも愛用しています!無添加・無香料なので敏感肌の方にもオススメです。

(左)草間彌生キーリング(中央)「CONSE 」ハーブソルト(右)「ゆきの木」雪の泡せっけん

<店舗情報>
cube cafe&shop
■営業時間:[cafe]9:00–16:30 [shop]9:00–17:00
■お休み:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
※十和田市現代美術館と同じスケジュールです。
■E-mail:cube@towadaartcenter.com
■TEL:0176–22–7789
■住所:青森県十和田市西二番町10–9
■cafe produced by エピエリ エグゼクティブシェフ Aki Matsuura
■備考:au Pay、Pay Pay、クレジットカードのご利用可能。
■WEB: https://towadaartcenter.com/visit/cafe-shop/
cubeの情報が満載のSNSアカウントはこちら。■Twitter:https://twitter.com/cubecafeandshop/
■Facebook:https://www.facebook.com/cubecafeandshop/
■Instagram:https://www.instagram.com/cubecafeandshop/

インタビュアー・写真撮影:大谷・土井
取材日:2021年1月13日

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