Arts Towada
Towada Art Center
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5 min readAug 29, 2019

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《LOST TERMINAL》8月後半のベチャ運行

8月14日チョイ乗り。3家族が乗ってくれました。

8月18日のチョイ乗り。この日は、茨城から、北澤くんの設営メンバーのまさやさんがきてくれました。力強いチョイ乗りサポート。

十和田から乗りに来てくれました。
小さい頃に乗ったベチャ。この時の記憶は、どんな風に残るのかな?
美術館に博物館実習にきている学生さんたちが体験。こういう作品のあり方もあるというのを体感してもらいます。

8月24日は、東京から来た2組がチョイ乗り。

Oさんからの感想がとても嬉しかったので、ご紹介を。「サドルのまたがり方、ブレーキの手順などを教わり、近くの駐車場で練習を繰り返す。通常の自転車と比べて全然スムーズに力が自転車に伝わらない。だからペダルを強く踏めるようにサドルを高くしていたのか、と納得。とはいえ、身長以上に高い視界のゆえに自転車ごと転倒しないかとヒヤヒヤ。運転に慣れてくると、見回せる光景が何だかレトロっぽく見えるのが不思議だ。(略)
今度は、自分が客として自転車の前のシートに座って見る。(略)颯爽と走る自転車の前のシートに座ってまず思ったのは、バスやタクシー、電車で運転手越しに見慣れている、前方の光景から突然運転手が消えた違和感、自分の座っているシートが勝手に動いているのではないかという摩訶不思議感が入り交じった妙な気分である。
その一方で、普段、電車やバスで感じているエンジンの振動が全くなく、ただ運転手のペダルを踏むたびのわずかな加速感、ハンドルの微妙な角度の揺れが自分の身体にも伝わり、運転するミヤタさんの優しい気持ちが十分に感じられる。昔はきっと運転手と乗客の間で対話が弾んでいたのだろう。自転車タクシー、ベチャはエコだけでなく、人間本位の乗り物でもあると痛感。そして自転車タクシーが失われて、エンジンの振動だけのバスやタクシーが増えてきたから、人間関係の希薄化が進んできたのは間違いない。」Oさんは聴覚障害をもっている。だからなのか、美術を愛するちからか、すごく鋭敏に全身を使って感じることができることを、しかも言葉で伝えてくれる。ベチャは、「人と人とのコミュニケーションの乗り物」と。

8月25日は、東京や関西などあちこちから十和田集合で集まった学生時代のお友達グループと、東京からのご家族。ベチャに乗ると、いつもと違う一面が見えるのかも?

8月25日のチョイ乗り。

8月29日、東京から広告を出してくださった方がた。久々の晴天!どんどんベチャと親しくなってる感じがとてもよかった。バティックも似合ってる。

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