インターネットが最高〜な訳

Yutaka Shiiya
Traveloco
Published in
3 min readNov 29, 2017

ネットが世界を小さくする

Photo by Sadman Sakib on Unsplash

先日「インターネットって最高」という場面に遭遇したので、個人的な感想を書いてみます。

以前の投稿で書いていますが、トラベロコは『「場所」「時間」にとらわれない働き方』を推奨していて、実際に現在いる社員、スタッフのほとんどが現在海外で仕事をしています。

その為、仕事上のコミュニケーションはSlackやSkypeなどネットツールを使っており、世界各地に居るスタッフと遠隔(サテライト)で一緒に仕事をしているのが日常です。

そんな中、先日のSkypeでの複数人での打合せをした際、参加者の住んでいる場所と時間を確認して、改めてインターネットって凄いと思いました。

打合せは3人で、日本(深夜22:30)、ベトナム(夜20:30)、コロンビア(朝8:30)と場所と時間もバラバラ。
距離にして約17,923キロ、時差12時間。それでも、同じタイミングで打合せができるという環境。インターネットの力と世界中で普通にネットに繋がる時代になってきたことを実感します。

私が学生時代、ニュージーランドに留学し、Macbookを持って行って、当時Windowsが主流の中Macでネットにつなぐのに相当苦労して、回線も遅く安定しなかったのを思い出します。
しかし、それから20年程たって、今では世界のほぼどこでもスマホやPCでネットに繋がることが出来るという環境になりました。

現在運営しているトラベロコというWEBサービスも、まさにインターネットの環境が世界的に整ってきたことで実現したサービスです。
ネットの力で、コミュニケーション・コストは大幅に下がり、世界中に住んでいる現地在住日本人にリーチするコトが出来るようになりました。

しかし、一方でやれないことも見えてきています。
ネット環境が普及したことにより、今まで考えもしなかったようなコトが「出来るかも」「〜したい」と思えるようになってきました。日本国内だと「したい」と思ったことが簡単に実現できるが、海外だと「したい」ということが目の前にあるのに、言語的、物理的、文化的な違いにより実現が難しいとう状況が生まれます。
例えば、海外留学を考えている人が、留学先の情報を集めることは本やネットなどである程度は可能です。しかし、実際はもっと具体的に現地の事情や生活環境、留学するまでの流れなど経験のある人から聞いたり、現地に行って学校見学をするなどすることで、より留学についての理解をしたいはずです。

そんな時に、現地在住日本人の方に実体験を共有してもらったり、現地でサポートしてもらうことが出来れば、自分が留学した時の具体的なイメージをすることができ、より精度高く、納得の行く海外留学につながるのではないでしょうか。

でも、そんなことが出来るのは、結局「インターネット」があるから、「ネットが世界を小さく」したからですね。

だから、「インターネットって最高」です!

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