空気感でワーキングスペースを選ぶ

Hide Fukuyama
TRYJINS
Published in
4 min readMay 1, 2018

3ヶ月ほど、オフィスなき子な生活をしていました。

自宅をはじめ、スタバ、コワーキング1day、クライアントさんのオフィスでちょいワークさせてもらったりなど。

わかったことは、ぼくはオフィス(専用のワーキングスペース)があったほうがいいみたいです。理由は、3つほど。

  1. 仕事のリズムがつくれる(時間)
  2. ゆるい所属により社会的欲求をみたせる(安心感)
  3. 外的な刺激により何かをうみだせる(五感)

Atmosphere at early morning in Yahoo Japan Lodge

仕事のリズム

今、ぼくはマイクロ法人兼フリーランスなので、基本的に定時がない。

なので、自分の中での定時8時〜19時(2時間 ×5スロット)をつくっています。朝はアウトプット中心、昼はミーティング中心、夜はルーティン中心。

それぞれの仕事の内容によってスペースも使い分けたいのですが、時間は自分で定められる分、場所は外的環境に左右されることも多いんですよね。たとえば、スタバのいつもの席が空いてなかったり、妙に騒がしかったりして朝に集中できないことも。

リズムをつくるという意味で、場と時間の関係性が重要だと身にしみて分かってきたのです。

一緒を共有する欲求

最近まで、飲食店の空きスペースを提供するサービスを利用して、飲食店の片隅でよく仕事をしていました。そこは、場所はいいなと感じていたのですが、仕事をする上でなにかが足りないと思っていて。

それはたぶん、だれかとなにかつながっている安心感のようなもの。

みんな仕事をしているという行動レベルが同じで(カフェだと違う)、軽く雑談もあったりとゆるく繋がっていることで安心感がうまれる。

会社だと毎日オフィスに行くので、自然とそれが満たれていたのかと気づいたのですよね。

何か生み出す

ぼくは自分スタイルで、緊張と弛緩を適宜繰り返しながら仕事をすると、アイデアが生まれやすく、アウトプットの質が高まることに気がついたんです。

アイデアをみつけるときは、”比較的ガヤガヤ”した場所のほうがいい。あとは、立ったり座ったり、その場を歩けたりできるのも重要。

だから物理的にそのスイッチをON/OFFできる、環境が必要なんですよね。(カフェでうろうろ歩いていたりすると危ない人に思われることも)

空間がもつ空気感

場の空間だけが重要なのかと考える。

いや、空間がもつ色・光・音・匂いがつくり出す刺激と人間が放射する熱量もかなり重要です。

つまり、空間にある空気感みたいなものなんですよね。たぶん、無意識でそういう場にある空気を感じたり吸収したりしていて。だから、いいワーキングスペースは、場所だけではなく、いい空気感があるところだと思います。

なにか、生み出せそうな五感を刺激する空気もあれば、落ち着いて没頭できる空気もある。

ということで、4月から渋谷のコワーキングスペース「co-ba Shibuya」に入居することにしました。渋谷エリアを探した結果、ここの”空気感”が気に入って。

さて、生産性はあがるのか。

いいアイデアはうまれるのか。

毎日楽しく仕事ができるか。

自分を使って実験していきます。

まとめ

仕事時間とワーキングスペースの関係性をつくれるほうがよい

仕事内容により働き方を柔軟にかえられるほうがよい

ワーキングスペースの空気感が創造性を刺激できるほうがよい

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Hide Fukuyama
TRYJINS
Editor for

Business Designer of TRYJINS LLC. ,experiences of team building in Japan and India.