さて、最近のツクルバでは入社ラッシュが続いています。毎月新メンバーが仲間になってくれるので、月初に僕からオリエンをするようにしています。
そこで話すのは、ツクルバの「community system」について。
ツクルバは会社であり、コミュニティでもあるということ。そして、株式会社ツクルバよりも少し広い枠として、卒業生やパートナー会社も含めたものが、ツクルバコミュニティであること。それは、「人・関係・場」で構成されていて、それぞれかくかくしかじかを理想としているということ。そんなことを話します。(詳細はまたの機会に。)
特に強調しているのは、森のたとえ話。
人間によって植樹されて人工的に作られた人工林は、林業によって手を加え続けていかないと死んだ森になってしまう。一方で、自然林の場合は人間の介入がなくても、低木も高木も足元のシダ植物もそれぞれが持ち場を守りつつ、動的平衡のなかで生態系は豊かであり続ける。
さぁ、これを組織の例えだとすると、どっちが理想ですか?と。僕らは「自然林」を目指したい、という話をします。突然森の話になるので、何を言いだすんだコイツは?と思っている人もいるかもしれませんが、ありがたいことにみんなちゃんと聞いてくれます。笑
ツクルバという森の中で、太い樹になっていく事業やチームもあれば、小さな実験を繰り広げるチームもある。たまには倒木する事業もあるかもしれないけど、それはキノコに分解されて、未来の森の栄養になるはずです。それぞれが生命体として生きているからこそ、全体として生態系をつくることができる。
この「それぞれが生きている」というのが重要なんです。仕事人としては「生きている」ってどういうこと?僕らはそれを「活動家」と表現しています。
誰かに言われたことだけをやるのは普通の仕事。大小は問わず、自ら社会課題を発見し、その解決に向けて目的を掲げて、周りを巻き込みアクションしていくこと。それが活動家の仕事。
そんな仕事は大変だけど、きっと人生の貴重な時間を使うに値するはず。だから、ツクルバは「活動家集団」でありたいと常々言っています。
「ツクルバは活動家集団である」
このテーゼが最近のお気に入りです。
そして、新しい仲間も絶賛募集しているので、我こそはという人はぜひ連絡ください。活動家のあなたをお待ちしています!