「ツクルバは活動家集団である」というテーゼ

中村 真広
tsukuruba
Published in
3 min readSep 3, 2017

※ツクルバblogは丸ごとMediumに引っ越してきました。この投稿からMediumでの記事です。改めてよろしくお願いします。

さて、最近のツクルバでは入社ラッシュが続いています。毎月新メンバーが仲間になってくれるので、月初に僕からオリエンをするようにしています。

そこで話すのは、ツクルバの「community system」について。

ツクルバは会社であり、コミュニティでもあるということ。そして、株式会社ツクルバよりも少し広い枠として、卒業生やパートナー会社も含めたものが、ツクルバコミュニティであること。それは、「人・関係・場」で構成されていて、それぞれかくかくしかじかを理想としているということ。そんなことを話します。(詳細はまたの機会に。)

特に強調しているのは、森のたとえ話。

人間によって植樹されて人工的に作られた人工林は、林業によって手を加え続けていかないと死んだ森になってしまう。一方で、自然林の場合は人間の介入がなくても、低木も高木も足元のシダ植物もそれぞれが持ち場を守りつつ、動的平衡のなかで生態系は豊かであり続ける。

さぁ、これを組織の例えだとすると、どっちが理想ですか?と。僕らは「自然林」を目指したい、という話をします。突然森の話になるので、何を言いだすんだコイツは?と思っている人もいるかもしれませんが、ありがたいことにみんなちゃんと聞いてくれます。笑

ツクルバという森の中で、太い樹になっていく事業やチームもあれば、小さな実験を繰り広げるチームもある。たまには倒木する事業もあるかもしれないけど、それはキノコに分解されて、未来の森の栄養になるはずです。それぞれが生命体として生きているからこそ、全体として生態系をつくることができる。

この「それぞれが生きている」というのが重要なんです。仕事人としては「生きている」ってどういうこと?僕らはそれを「活動家」と表現しています。

誰かに言われたことだけをやるのは普通の仕事。大小は問わず、自ら社会課題を発見し、その解決に向けて目的を掲げて、周りを巻き込みアクションしていくこと。それが活動家の仕事。

そんな仕事は大変だけど、きっと人生の貴重な時間を使うに値するはず。だから、ツクルバは「活動家集団」でありたいと常々言っています。

「ツクルバは活動家集団である」

このテーゼが最近のお気に入りです。

そして、新しい仲間も絶賛募集しているので、我こそはという人はぜひ連絡ください。活動家のあなたをお待ちしています!

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中村 真広
tsukuruba

株式会社ツクルバ 代表取締役CCO/活動家/「場の発明」をライフワークに、日々ツクルバしています。