ツクルバエンジニアのバヅクリ

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5 min readJun 22, 2018

個性豊かなツクルバメンバーのこれまでのストーリーや想いを紐解く「ツクルバメンバーズ!」。今回は、technologyチームのマネージャーとして活躍する2017年中途入社の藤田貴志です。

tsukuruba studios 発足

△tsukuruba studios立ち上げ時、施工中のstudiosのエリアにて。

2017年12月にプログラマー、デザイナー、アーキテクトなど、クリエイターが集まる場として「tsukuruba studios」が立ち上がり、その中の一つであるtechnologyチームのマネージャーに就任しました。

2018年6月現在では、エンジニアとデザイナー、アーキテクトの全体で30名程と、発足時から二倍近い規模の組織となり、technologyチームだけでも14人のチームになりました。通常のエンジニアとしての業務に加え、tsukuruba studiosのWebメディアである”remark”の運営、そしてセンシングを使った空間ハックの試みなど、様々な職種が関わり合い連動するクリエイター集団としての活動を行っています。

裏方になりたい

technologyチームのマネージャーとして、自分は作り手にとっての裏方になりたいと考えています。

今までは各職能にエンジニアが一人だけだったり、それぞれの個の腕力でなんとかやってきたのですが、嬉しいことに、チームとしても各職能につき複数人と冗長で柔軟なチームを組めるようになってきました。
一方、これまで直列・同期的に開発を進めていたところに対して、並列・非同期的に開発を進めるようになったことから、コミュニケーションをより円滑にし、様々なフローを整理する必要性が生じてきました。

そこで裏方として、開発だけではなく整理や仕組み作りといった取り組みを通じ、業務の効率アップを図り、物事がスムーズに動くように立ち回ることでチーム全体の開発力を向上できるのではないかと意識するようになりました。

会社が拡大していくフェーズやタイミングにおいては、会社から望まれている開発力をチームが保つためには人が増えた・集まっただけでは足りないので、チームにとっての支援者のような裏方の仕事は必要だと思います。そこにモチベーションを感じてやっています。

ツクルバらしい、働きやすい環境づくり

△元グーグルの及川さんを招いたWSでの、メンバーによるチームの理想像のメモ。

エンジニアを始めとして自分たちにとって働きやすい環境づくりも裏方としてやっていることの一つです。

働きやすい環境を自らつくるのは自分たちの仕事だと思っています。どうしたら働きやすい環境になるかをチームのメンバーと話し、こまめにアイデアを出し合っています。その結果出てきた様々なアイデアの中から、まずやれることを考えた時、ちょうど子育て中の男性エンジニアがいたので、育児にシフトした働き方を模索する試みを促しました。具体的には朝5時頃にリモートで仕事を開始して、子ども登園後に出社。家事参加のために夕方には退社する。チームメンバーの理解や協力もあり、今ではすっかり定着しています。

また、会社全体で、誰でも気軽にバグを報告できる関係・環境づくりも試みています。
カウカモは中古マンションを購入するサービスなのでツクルバのメンバー全員が日常的に利用するわけではありません。自分たちの作っているプロダクトを頻度高く触り、バグを見つけたらエンジニアに報告することが「当たり前」になる環境をつくろうと考え、エンジニアが主体となって社内の有志を募り、ピザを食べながらサービスに触れてバグを発見していくBug Bash イベント「P1グランプリ」を実施しました。

△P1グランプリでは、社員から指摘されたバグをデザイナーとともに〇×△で採点し、得点を争う形式に。

また元グーグルの及川さんを招いてワークショップを開き、及川さんにも意見も頂きながら自分たちにとっての理想のチームを考え、アクションに落としたりもしています。(及川さんWSの詳細はこちらの記事から:「ツクルバらしいエンジニアリングチームとは」

このように様々な取り組みをしながら、各々の理想の働き方を実現できるように協力し合い、ツクルバらしいエンジニアの働く環境づくりを試行錯誤している段階です。

会社のビジョンに共感することはもちろんですが、チームは引き続き拡大していくと思うので、僕らの環境づくりの試みにも共感してくれる人と一緒に働ければと思っています。

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