WOODPROで感じた足場板をめぐる物語

中村 真広
tsukuruba
Published in
3 min readDec 24, 2017

「日本のどこにでもある杉の良さ、その可能性を広めていきたい。」と杉の足場板を専門に扱うWOODPROの中本さんは語ってくれた。

広島で始まる新規プロジェクトの一環で、WOODPROの施設をひと通り見学させていただいた。本社、工場、廃材の森、ショップ、そしてレインボー倉庫。

新品の足場板は全国各地の建設現場を経て、キズやシミ、ペンキや錆の跡として、それぞれの物語を刻みながら、WOODPROの元へと集まってくる。また中古の足場板として次の旅に出るものもあれば、板に刻まれた傷跡を活かして家具や生活雑貨に生まれ変わるものもある。そして、端材は燃やされてエネルギーに変えられる。そんな森から始まる息の長い旅を垣間見ることができた。

その旅路の途中で僕らはどんなプロジェクトを紡げるだろうか。物語のある場のデザインを。メンバーと共に進めていきたい。

--

--

中村 真広
tsukuruba

株式会社ツクルバ 代表取締役CCO/活動家/「場の発明」をライフワークに、日々ツクルバしています。