TwitchCon 2016 基調講演 : まとめ

Ayuha Nakamura
Twitch Japan
Published in
4 min readOct 1, 2016

TwitchCon 2016基調講演では多くの発表がありました。そこで、気になる詳細や新製品情報をここにまとめます。私たち全員が心血を注いで作りあげ、誇りをもって送り出す新機能、新製品、機能改良を、是非ご確認ください。

Curse + Twitch

CurseがTwitchファミリーに加わったからには、CurseアプリもTwitchとの親和性を高めたいところです。そこで本日から、Curseのカラースキームを多数のカスタマイズオプションから選べるようにしました。もちろん、おなじみのTwitchパープルもあります。また、Twitch IDをCurseアカウントとリンクさせることで、すべてのグローバルスタンプが使えるようになります。さらに、チャンネルのスポンサーはスポンサースタンプも使えます。詳しくは該当Twitchブログをご覧ください。

トランスコード

皆様、お待たせしました! 以前にもお話ししたとおり、私たちは、Twitchの全配信者がトランスコード機能を利用できる環境作りをめざしています。こうした機能は、配信者にとっては視聴者を増やすために、視聴者にとっては配信を快適に見るために必要です。月曜日より、ビデオ品質オプションをより多くの非パートナーの配信者の方に開放すると同時に、今後数か月をかけてキャパシティを拡張してまいります。最終的には、トランスコードのキャパシティを現在の10倍以上に増強する予定です。詳しくは該当Twitchブログをご覧ください。

ロイヤルティバッジ

チャンネルにはそれぞれ独自のコミュニティが生まれます。長らく支援してくれているスポンサーに何らかのお礼をしたいという声は、多くのパートナーの方から寄せられていました。そこで私たちは、そのための手段をご用意しました。ロイヤルティバッジ機能では、配信者がチャンネルのスポンサーに、スポンサー登録期間に応じた特別な記念バッジを贈ることができます。この機能は3週間後にリリースされますので、それまでパートナーの皆さんは、ご自分のコミュニティの個性を反映したロイヤルティバッジを制作していただけます。詳しくは該当Twitchブログをご覧ください。

クリップ

クリップについては、新たに2つの作成手段が追加され、今まで以上にすばやく簡単にシェアできるようになります。

  • モバイルでのクリップ: クリップの作成、再生、シェアが、録画ビデオからでもライブ配信からでも、Twitchアプリから直接行えるようになりました。この機能は、iOS版またはAndroid版Twitchアプリの(先ほど公開された)最新バージョンから利用できます。詳しくはTwitch Educationポータルをご覧ください(関連記事へのリンク)。
  • クリップトリミング: クリップを作成する際に、始点と終点を指定して、それ以外の余分な部分を削除できる新ツールです。操作はとても簡単です。この機能は、10月中にすべてのユーザーの皆様にご提供する予定です。

動画アップロード

ご存じのように、Twitchのコンテンツのほとんどはライブ配信です。しかし、録画ビデオにもおおいに活用の価値はあるはずです。どんなに熱心な配信者でも、24時間年中無休でライブ配信することはできません。そこで本日から、すべてのユーザーがTwitchに動画をアップロードできるようにします。アップロードされたビデオは無期限に保存されます。ええ、有効期限はありません。また、配信者は過去の配信をダウンロードして、そこからモンタージュ映像、ダイジェスト集、通しプレイなど、視聴者がいつでも見られるコンテンツを作ることもできます。詳しくはTwitchブログをご覧ください。

Twitch Prime

TwitchがAmazonに買収された時から、Twitchで使えるPrime特典を求める声はとりわけ多く寄せられており、その可能性に関する議論も活発に行われてきました。そこで私たちは今日、ゲーマーにとって最高の特典となるTwitch Primeを導入します。簡単に言うと、Twitch PrimeとはTwitchの新しいプレミアムバージョンであり、Amazon Primeメンバーシップにもれなく無料で付属する特典となります。Twitch Turboの追加機能すべてに加え、無料ゲームアイテム、30日ごとの無料チャンネルスポンサー登録権などなど、内容は盛りだくさん。Twitch Primeメンバーシップの詳しい内容につきましては、ブログ記事をご覧ください(英語)。

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